(レアキャラ探索になりつつある…)
「やだっ…セリオぉっ、やめてぇっ…離してよぉっ…こんなの、関係ないよぉっ…」
ちゅっ…ぺちゅっ
セリオが、口の中に指を入れて濡らしている音がする。圭子は身をよじらせてセリオの手から抜け出そうとしていたが、片手だけとは言えどセリオの腕の力はあまりに大きい。
なりふり構わず暴れたなら少しは抵抗のしようもあったのかもしれないが、やはり圭子も知った相手に無理な抵抗はできないようだった。ロボットと言えども、人間の少女と同じ見かけをしているだけで情のような物は感じられてしまう。少しくらい蹴飛ばそうが手で叩こうが壊れないとわかっていても、どうしても躊躇してしまうのだ。
「あっ、あっ、やだぁっ!」
そして、セリオの手が圭子のスリットに触れる。反射的に圭子はセリオの胸の辺りを押し上げようとしたが、セリオがゆっくりと体重を掛けてくると抑えきれなくなってしまった。
「だ、だめ、セリオぉっ…!」
長身のセリオにのしかかられて、腕で背中をしっかり抱きかかえられている状態。もう逃げようがない。
くちゅ。
「やめてぇーっ!」
セリオの指がスリットを広げると、妙に冷たい感触が感じられた。しかも、不自然にねとねとしている。
「な、なにこれぇっ…」
「唾液です」
「う、うそぉっ…なんか、変だよっ…」
圭子は言ったが、眼前に迫ったセリオの表情は全く変わらなかった。
くちゅ…くちゅ、くちゅ、くちゅ…
「やだっ、やだぁっ…なにこれっ…ジンジンするよぉ…」
「問題ありません」
「くっ…くぅっ…くふぅっ…やだ…これって…ひょっとしてぇっ…」
ジン、ジンと痺れる感覚がスリットの中に行き渡ると、圭子の中には冷たい感触に変わって何やら熱い脈動が生まれてくる。
くちゅくちゅくちゅ…
「やめてっ…セリオ、そこ触っちゃやあぁっ…」
それも、圭子の体の中にある小さな一点がとりわけ熱く、固く、悩ましくなり始める。
「問題ありません…」
「わ、私が問題あるよぉっ…やだぁ、やめてぇっ…そこはもうっ…ううんっ…」
既に、セリオの体に固定されての手淫に他ならない行為だ。圭子は大きな瞳を涙でいっぱいにしながら、舌っ足らずな喘ぎを漏らし始めた。
「いやあっ、あっ、ああーっ…はああんぅっ…」
ぷちゅ、ぷちゅっと小さなブドウが弾けるように圭子の中から甘酸っぱい液体が飛び出す。セリオは巧みにそれを指へ絡めて、さらに粘質に圭子の弱い部分をこすり立てた。
「いや、いやああ…来ちゃうっ…来ちゃううッ…」
泣きそうな声を圭子が上げ始めると、セリオはさらに圭子の体に密着して指を繰る。ほとんど上気していないセリオの顔が、紅に染まった圭子にキスしそうなほど近づく。
「う…う…あんッ…!」
圭子は顔をそむけて、潤みきった横目でセリオの無表情を見つめる。それとほぼ同時に圭子がビクンと体を震わせた。
くちゅくちゅくちゅ…
「あっ、あっ…あふぅうッ…」
ビクンッ、ビクン…
「いやっ、あっ…ああっ…ああっ…やだ…もう…もう…ああぅっ…」
ビク、ビク、ビク…
絶頂した圭子を、さらに追い込むようにしてセリオが指を動かし続ける。圭子は逃れられない快感に、目を大きく見開き、唇を震わせながら悶えていた。
「あっ…ああっ…あ…」
そうやって、数十秒も絶頂を味あわされてから、やっとセリオが圭子から体を離して立ち上がる。
「………」
ベッドの下に降りたセリオは、淫行の後とは思えないほどに普段通りの顔をしていた。
「問題ありません」
「うっ…んうう…」
圭子は自分の股間を手で押さえながら、未だに小さなうめき声を上げている。
「雅史さんと明日セックスをされても、全く問題はないと思われます」
「はう…うあっ…ああ…」
セリオの声にも全く反応せず、圭子は茶色のショートカットをベッドの布団に押しつけながら身をよじらせ始めた。シミひとつない清潔なシーツに、圭子の愛液が染み込んでいく。
「では、失礼いたします」
…ばたん…
そして、そう言ってセリオは圭子の部屋から出ていった。
「うっ…あああっ…はあああっ…」
ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ…
堰を切ったように、圭子は自分の疼く部分を長い指でいじり始める。
「…はい、これから帰宅いたします…そうですか、ではお願いいたします」
廊下の前で、内蔵された携帯電話で誰かと会話するセリオの声が圭子に聞こえただろうか?
「ええ、効能は36時間ほどあるはずですから…明日は…それでは」
ほどなく会話が終了し、セリオは廊下の先の階段をゆっくりと下り始める。
「あっ…はああっ!」
同時に、圭子は早くも新たな絶頂へ達していた。
「やだっ…セリオぉっ、やめてぇっ…離してよぉっ…こんなの、関係ないよぉっ…」
ちゅっ…ぺちゅっ
セリオが、口の中に指を入れて濡らしている音がする。圭子は身をよじらせてセリオの手から抜け出そうとしていたが、片手だけとは言えどセリオの腕の力はあまりに大きい。
なりふり構わず暴れたなら少しは抵抗のしようもあったのかもしれないが、やはり圭子も知った相手に無理な抵抗はできないようだった。ロボットと言えども、人間の少女と同じ見かけをしているだけで情のような物は感じられてしまう。少しくらい蹴飛ばそうが手で叩こうが壊れないとわかっていても、どうしても躊躇してしまうのだ。
「あっ、あっ、やだぁっ!」
そして、セリオの手が圭子のスリットに触れる。反射的に圭子はセリオの胸の辺りを押し上げようとしたが、セリオがゆっくりと体重を掛けてくると抑えきれなくなってしまった。
「だ、だめ、セリオぉっ…!」
長身のセリオにのしかかられて、腕で背中をしっかり抱きかかえられている状態。もう逃げようがない。
くちゅ。
「やめてぇーっ!」
セリオの指がスリットを広げると、妙に冷たい感触が感じられた。しかも、不自然にねとねとしている。
「な、なにこれぇっ…」
「唾液です」
「う、うそぉっ…なんか、変だよっ…」
圭子は言ったが、眼前に迫ったセリオの表情は全く変わらなかった。
くちゅ…くちゅ、くちゅ、くちゅ…
「やだっ、やだぁっ…なにこれっ…ジンジンするよぉ…」
「問題ありません」
「くっ…くぅっ…くふぅっ…やだ…これって…ひょっとしてぇっ…」
ジン、ジンと痺れる感覚がスリットの中に行き渡ると、圭子の中には冷たい感触に変わって何やら熱い脈動が生まれてくる。
くちゅくちゅくちゅ…
「やめてっ…セリオ、そこ触っちゃやあぁっ…」
それも、圭子の体の中にある小さな一点がとりわけ熱く、固く、悩ましくなり始める。
「問題ありません…」
「わ、私が問題あるよぉっ…やだぁ、やめてぇっ…そこはもうっ…ううんっ…」
既に、セリオの体に固定されての手淫に他ならない行為だ。圭子は大きな瞳を涙でいっぱいにしながら、舌っ足らずな喘ぎを漏らし始めた。
「いやあっ、あっ、ああーっ…はああんぅっ…」
ぷちゅ、ぷちゅっと小さなブドウが弾けるように圭子の中から甘酸っぱい液体が飛び出す。セリオは巧みにそれを指へ絡めて、さらに粘質に圭子の弱い部分をこすり立てた。
「いや、いやああ…来ちゃうっ…来ちゃううッ…」
泣きそうな声を圭子が上げ始めると、セリオはさらに圭子の体に密着して指を繰る。ほとんど上気していないセリオの顔が、紅に染まった圭子にキスしそうなほど近づく。
「う…う…あんッ…!」
圭子は顔をそむけて、潤みきった横目でセリオの無表情を見つめる。それとほぼ同時に圭子がビクンと体を震わせた。
くちゅくちゅくちゅ…
「あっ、あっ…あふぅうッ…」
ビクンッ、ビクン…
「いやっ、あっ…ああっ…ああっ…やだ…もう…もう…ああぅっ…」
ビク、ビク、ビク…
絶頂した圭子を、さらに追い込むようにしてセリオが指を動かし続ける。圭子は逃れられない快感に、目を大きく見開き、唇を震わせながら悶えていた。
「あっ…ああっ…あ…」
そうやって、数十秒も絶頂を味あわされてから、やっとセリオが圭子から体を離して立ち上がる。
「………」
ベッドの下に降りたセリオは、淫行の後とは思えないほどに普段通りの顔をしていた。
「問題ありません」
「うっ…んうう…」
圭子は自分の股間を手で押さえながら、未だに小さなうめき声を上げている。
「雅史さんと明日セックスをされても、全く問題はないと思われます」
「はう…うあっ…ああ…」
セリオの声にも全く反応せず、圭子は茶色のショートカットをベッドの布団に押しつけながら身をよじらせ始めた。シミひとつない清潔なシーツに、圭子の愛液が染み込んでいく。
「では、失礼いたします」
…ばたん…
そして、そう言ってセリオは圭子の部屋から出ていった。
「うっ…あああっ…はあああっ…」
ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ…
堰を切ったように、圭子は自分の疼く部分を長い指でいじり始める。
「…はい、これから帰宅いたします…そうですか、ではお願いいたします」
廊下の前で、内蔵された携帯電話で誰かと会話するセリオの声が圭子に聞こえただろうか?
「ええ、効能は36時間ほどあるはずですから…明日は…それでは」
ほどなく会話が終了し、セリオは廊下の先の階段をゆっくりと下り始める。
「あっ…はああっ!」
同時に、圭子は早くも新たな絶頂へ達していた。
ばちっ…びばちっ…
鈍い光がセリオに絡んでいく。電撃のような火花が散る。セリオはひとたまりもなく崩れ落ち、地面に身を転がしてしまった。
「ど…どうして…」
「こうでもしないと、やらしてくれそうにないからな」
「ふ、藤田様っ…落ち着いてください」
セリオは口を動かさずにしゃべっていた。どうやら唇を動かす機能も支障をきたしてしまったらしい。喉の奥にある発声機能の部分だけを使い、セリオは必死に浩之に訴えかける。
「だまれ…」
浩之の声は、かなり平坦なものになっていた。そして視線も石のように冷たく無機質なものになっている。
「なぜ、こんなことをっ…」
一方のセリオの声は、浩之への信頼と焦りとによって感情の起伏を十分に見せていた。しかし目はうつろで、身体はほとんど動いていない。
「したいからだ」
「藤田様、藤田様はそんな方ではなかったはずです。こんな事をされる方では…」
びびっ…びぶぶっ…
極めてバランスの崩れた会話が進む間にも、浩之の手は凶悪そうな光を放って明滅していた。それがひときわ強く輝くたびに、セリオの身につけた衣服の一部が簡単に消し飛ぶ。最初の内はセリオの革靴が破れたり、制服のボタンがひとつ引きちぎられる程度だったが、
びしっ…びしゅううっ…
スカートが縦に切り裂かれ、ブラウスのボタンがまとめて全て飛ばされ、セリオの身体は少しずつ剥かれていく。
「や、やめてください…お願いです」
ようやく身体を動かせるようになってきたのか、セリオはぶるぶると震えながらも地面に手をついて立ち上がろうとする。だが、上半身をある程度まで起こすだけで精一杯のようだった。
びしゅ…びしゅっ
今にも倒れ込みそうなセリオの服が、さらに破かれていく。背中から流れた髪の毛の先が幾度も吹きちぎられて風に舞った。髪の毛も巻き添えにしてしまうほど、肌に近い部分の服が切り裂かれつつあるのだ。
「も、もう…これ以上は」
セリオの身体はいつの間にか半裸のようになってしまっていた。身体を丸めるような体勢をしているためにまだ肌はそれほど露出されていないものの、胸の辺りを押さえ込んでいる手をセリオが離したならブラウスとブラジャーがまとめて身体から落ちてしまいそうだ。
がづっ!
「!」
…どんっ。
そして。浩之の手から飛んだ光によってセリオは激しい衝撃を受け、そのまま後ろに吹き飛ばされる。あごの辺りに直撃した光は、まるで無慈悲な拳のようにセリオを打っていた。
ばさっ…はらっ…
ボロ布のように、白いブラウスとブラジャーが宙に飛ぶ。そして地面に落ちた時に破れかかったスカートが引きずられ、こちらもブラウスと同じ運命をたどった。
「っうっ…ううっ…」
今にも破れてしまいそうなショーツだけの姿になったセリオ。全身が砂まみれだった。何が原因で故障してもおかしくないような状態だ。
「藤田様は…私の知っている藤田様は…お優しい方でした…」
その中で、セリオは放心したような声で言い始める。唇は、震えながらも少しだけ動いていた。全身がほとんど動かせない状態にも拘わらず、無理矢理動かしているようだ。
「綾香様も…頼りになる方だとおっしゃっていて…」
「もう犯した」
ざっ、ざっ…
浩之は言い放つと、砂煙を上げながらセリオに歩み寄っていく。
「……藤田様…」
セリオは一瞬言葉を詰まらせる。
「…今からでも遅くありません…なにが、藤田様を変えてしまったのか、話して頂けませんか…?」
「この力だ」
「…綾香様は、力を手に入れても人に対してその力を使うことはありませんでした…」
「お前は人じゃない」
ざっ。
浩之はセリオの上に仁王立ちになって、言い切った。
「……そうですね」
セリオはやや醒めた声になる。しかしその目にはうっすらと涙が浮かんでいるようだった。もともと表情の変化に乏しいセリオの顔に浮かんだ涙は、瞳をかすかに潤ませる程度であっても存在感を持つ。
「では、なぜ私を…」
「やりたいからだ」
浩之は無感情な目で言ってのけ、光を強烈にフラッシュさせた。
びしぃっ…
「………」
それによって、セリオのショーツは跡形もなく消し飛ぶ。セリオの全身が、浩之の前に現れる。
身じろぎすらしないセリオを見下ろしながら、浩之は自分の衣服を脱いでいった。長身でそれなりにたくましい胸板、すんなりと整った顔立ち。しかし瞳だけは壊れている。浩之であって浩之でないような、浩之でないようで浩之のような、定義がさだまらない人間だ。
そのあやふやさに比べれば、黒い勃起した肉棒はあまりに直接的に欲望を表現していた。その肉棒が、セリオの性器に向く。身体を落とし、これみよがしにセリオの性器にぐりぐりと肉棒の先端を押しつける。
「犯されても、私は構いません。ですが、藤田様は藤田様であってほしいのです…」
「知るか。やりたいからやる。それだけだ」
「どんな意味があるのですか…機械の私と交わったところで…人間の綾香様すら犯されたというのでしたら、なおさらです…」
「………」
ぐい…
「う…あっ…うあああっ…」
ぐぐぐぐぐ…
浩之は濁った目でセリオの顔をにらむように見つめながら、腰をぐいぐいと前に押し進めていった。処女肉を押し開く感覚に限りなく近いその行為。セリオの上げる、苦しそうな声。苦痛にしかめられた表情。
「藤田様…なぜ、私を…」
セリオの目から、大粒の涙がひとつだけこぼれ落ちた。
ずずずず…ぐぐぐぐっ…
「なぜ、私をっ…」
激しい締め付けを返すセリオの胎内の中で、浩之は強引なまでに腰を動かし始める。さすがに膣からの出血こそなかったが、泣き声に近いセリオの悲痛な訴えは陵辱の空気を濃くしていた。
ずずず…ずぐっ…ずぐずぐっ…
「うあああっ…くぅぅっ…藤田様っ…ううっ…」
「どうだ…苦しいか」
「い、痛みなどより、ふ、藤田様がそうなった事が…私の苦しみです…」
「うるさい…いい加減、黙るんだ」
ずぐっ、ずぐっ…
「ううっ…ぐぅぅっ…うっ」
浩之は乱暴に胎内をかき回す。しかしセリオの締め付けの強さによって、それほど自由には動けていない様子だった。
「くそ…」
ずぐうっ…
いまいましそうに舌打ちをして、浩之は腰を動かし続ける。ばさばさと砂が舞って、砂煙が立つ。もうもうと上がった細かい砂は、浩之の目の中にすら入ってきそうだった。
ごしごしと目をこすりながら、できるだけの力でセリオの中を突く。セリオの腰を押さえこんで、一方的な抽送を行う。ほこりっぽい感触になってしまったセリオの胸をわしづかみにして、ぐいぐいと揉む。
「う…ううっ…藤田様…やめてください…」
だが、セリオはいつまで経っても取り乱すことはなく、悲しみに満ちた震える声で浩之に訴えかけ続けた。
そうする間に、浩之の手の光が段々と光度を失っていく。
「く…くおおおっ…!」
それが消滅した瞬間、浩之はうめきのような声を上げてぶるるっと腰を痙攣させた。
びゅくん…びゅくっ…びゅくん…
「はぁっ…かはぁっ…はぁぁっ…くはぁっ…」
「っ…藤田様…藤田様ぁっ…」
どちらが犯されていたのかわからないほど、浩之は苦しげに上がってしまった呼吸を整えていた。セリオはシステムがダウン寸前でありながら、浩之の名を延々と呼び続ける。だが壊れたようなその呼びかけにも、悲しみという感情が深く刻み込まれていた。
「藤田様っ…」
二人の結合部分の下には、砂の中にまみれた精液がみみずの残骸のように転々と飛び散っていた。
鈍い光がセリオに絡んでいく。電撃のような火花が散る。セリオはひとたまりもなく崩れ落ち、地面に身を転がしてしまった。
「ど…どうして…」
「こうでもしないと、やらしてくれそうにないからな」
「ふ、藤田様っ…落ち着いてください」
セリオは口を動かさずにしゃべっていた。どうやら唇を動かす機能も支障をきたしてしまったらしい。喉の奥にある発声機能の部分だけを使い、セリオは必死に浩之に訴えかける。
「だまれ…」
浩之の声は、かなり平坦なものになっていた。そして視線も石のように冷たく無機質なものになっている。
「なぜ、こんなことをっ…」
一方のセリオの声は、浩之への信頼と焦りとによって感情の起伏を十分に見せていた。しかし目はうつろで、身体はほとんど動いていない。
「したいからだ」
「藤田様、藤田様はそんな方ではなかったはずです。こんな事をされる方では…」
びびっ…びぶぶっ…
極めてバランスの崩れた会話が進む間にも、浩之の手は凶悪そうな光を放って明滅していた。それがひときわ強く輝くたびに、セリオの身につけた衣服の一部が簡単に消し飛ぶ。最初の内はセリオの革靴が破れたり、制服のボタンがひとつ引きちぎられる程度だったが、
びしっ…びしゅううっ…
スカートが縦に切り裂かれ、ブラウスのボタンがまとめて全て飛ばされ、セリオの身体は少しずつ剥かれていく。
「や、やめてください…お願いです」
ようやく身体を動かせるようになってきたのか、セリオはぶるぶると震えながらも地面に手をついて立ち上がろうとする。だが、上半身をある程度まで起こすだけで精一杯のようだった。
びしゅ…びしゅっ
今にも倒れ込みそうなセリオの服が、さらに破かれていく。背中から流れた髪の毛の先が幾度も吹きちぎられて風に舞った。髪の毛も巻き添えにしてしまうほど、肌に近い部分の服が切り裂かれつつあるのだ。
「も、もう…これ以上は」
セリオの身体はいつの間にか半裸のようになってしまっていた。身体を丸めるような体勢をしているためにまだ肌はそれほど露出されていないものの、胸の辺りを押さえ込んでいる手をセリオが離したならブラウスとブラジャーがまとめて身体から落ちてしまいそうだ。
がづっ!
「!」
…どんっ。
そして。浩之の手から飛んだ光によってセリオは激しい衝撃を受け、そのまま後ろに吹き飛ばされる。あごの辺りに直撃した光は、まるで無慈悲な拳のようにセリオを打っていた。
ばさっ…はらっ…
ボロ布のように、白いブラウスとブラジャーが宙に飛ぶ。そして地面に落ちた時に破れかかったスカートが引きずられ、こちらもブラウスと同じ運命をたどった。
「っうっ…ううっ…」
今にも破れてしまいそうなショーツだけの姿になったセリオ。全身が砂まみれだった。何が原因で故障してもおかしくないような状態だ。
「藤田様は…私の知っている藤田様は…お優しい方でした…」
その中で、セリオは放心したような声で言い始める。唇は、震えながらも少しだけ動いていた。全身がほとんど動かせない状態にも拘わらず、無理矢理動かしているようだ。
「綾香様も…頼りになる方だとおっしゃっていて…」
「もう犯した」
ざっ、ざっ…
浩之は言い放つと、砂煙を上げながらセリオに歩み寄っていく。
「……藤田様…」
セリオは一瞬言葉を詰まらせる。
「…今からでも遅くありません…なにが、藤田様を変えてしまったのか、話して頂けませんか…?」
「この力だ」
「…綾香様は、力を手に入れても人に対してその力を使うことはありませんでした…」
「お前は人じゃない」
ざっ。
浩之はセリオの上に仁王立ちになって、言い切った。
「……そうですね」
セリオはやや醒めた声になる。しかしその目にはうっすらと涙が浮かんでいるようだった。もともと表情の変化に乏しいセリオの顔に浮かんだ涙は、瞳をかすかに潤ませる程度であっても存在感を持つ。
「では、なぜ私を…」
「やりたいからだ」
浩之は無感情な目で言ってのけ、光を強烈にフラッシュさせた。
びしぃっ…
「………」
それによって、セリオのショーツは跡形もなく消し飛ぶ。セリオの全身が、浩之の前に現れる。
身じろぎすらしないセリオを見下ろしながら、浩之は自分の衣服を脱いでいった。長身でそれなりにたくましい胸板、すんなりと整った顔立ち。しかし瞳だけは壊れている。浩之であって浩之でないような、浩之でないようで浩之のような、定義がさだまらない人間だ。
そのあやふやさに比べれば、黒い勃起した肉棒はあまりに直接的に欲望を表現していた。その肉棒が、セリオの性器に向く。身体を落とし、これみよがしにセリオの性器にぐりぐりと肉棒の先端を押しつける。
「犯されても、私は構いません。ですが、藤田様は藤田様であってほしいのです…」
「知るか。やりたいからやる。それだけだ」
「どんな意味があるのですか…機械の私と交わったところで…人間の綾香様すら犯されたというのでしたら、なおさらです…」
「………」
ぐい…
「う…あっ…うあああっ…」
ぐぐぐぐぐ…
浩之は濁った目でセリオの顔をにらむように見つめながら、腰をぐいぐいと前に押し進めていった。処女肉を押し開く感覚に限りなく近いその行為。セリオの上げる、苦しそうな声。苦痛にしかめられた表情。
「藤田様…なぜ、私を…」
セリオの目から、大粒の涙がひとつだけこぼれ落ちた。
ずずずず…ぐぐぐぐっ…
「なぜ、私をっ…」
激しい締め付けを返すセリオの胎内の中で、浩之は強引なまでに腰を動かし始める。さすがに膣からの出血こそなかったが、泣き声に近いセリオの悲痛な訴えは陵辱の空気を濃くしていた。
ずずず…ずぐっ…ずぐずぐっ…
「うあああっ…くぅぅっ…藤田様っ…ううっ…」
「どうだ…苦しいか」
「い、痛みなどより、ふ、藤田様がそうなった事が…私の苦しみです…」
「うるさい…いい加減、黙るんだ」
ずぐっ、ずぐっ…
「ううっ…ぐぅぅっ…うっ」
浩之は乱暴に胎内をかき回す。しかしセリオの締め付けの強さによって、それほど自由には動けていない様子だった。
「くそ…」
ずぐうっ…
いまいましそうに舌打ちをして、浩之は腰を動かし続ける。ばさばさと砂が舞って、砂煙が立つ。もうもうと上がった細かい砂は、浩之の目の中にすら入ってきそうだった。
ごしごしと目をこすりながら、できるだけの力でセリオの中を突く。セリオの腰を押さえこんで、一方的な抽送を行う。ほこりっぽい感触になってしまったセリオの胸をわしづかみにして、ぐいぐいと揉む。
「う…ううっ…藤田様…やめてください…」
だが、セリオはいつまで経っても取り乱すことはなく、悲しみに満ちた震える声で浩之に訴えかけ続けた。
そうする間に、浩之の手の光が段々と光度を失っていく。
「く…くおおおっ…!」
それが消滅した瞬間、浩之はうめきのような声を上げてぶるるっと腰を痙攣させた。
びゅくん…びゅくっ…びゅくん…
「はぁっ…かはぁっ…はぁぁっ…くはぁっ…」
「っ…藤田様…藤田様ぁっ…」
どちらが犯されていたのかわからないほど、浩之は苦しげに上がってしまった呼吸を整えていた。セリオはシステムがダウン寸前でありながら、浩之の名を延々と呼び続ける。だが壊れたようなその呼びかけにも、悲しみという感情が深く刻み込まれていた。
「藤田様っ…」
二人の結合部分の下には、砂の中にまみれた精液がみみずの残骸のように転々と飛び散っていた。
「痛かったら言えよ」
「…わかりました」
「あと、もっと力抜いてくれ」
「…こうですか?」
「そう」
セリオがベッドに直立したまま寝ているような姿勢をゆるめて、軽く身体を開く。
浩之はややためらいがちに手を伸ばしていったが、やがて決意を込めてセリオの胸をぎゅっとつかむ。
すべすべした感触で、ボリュームもそれなりにあった。形もなだらかな流線型で、綺麗に整っている。そして揉むと心地よい弾力を返してくる。
「………」
しかし、浩之が段々手に込める力を強くしていっても、セリオは何の反応も返さなかった。浩之も、ただ力任せに揉み上げるだけではなく、撫でてみたり震わせたりの動きを加えてみる。だが、セリオは何の反応も返さなかった。
「…藤田様の性器を私の性器に挿入すればいいのではないですか?」
「いや、そういうわけにもいかないんだって」
浩之は桜色の突起に焦点を移して、指先で転がし始める。
「………」
その表情はあくまで真剣だった。セリオは相変わらず無表情だったが、瞳にわずかながら不思議そうな色が宿ってくる。
「あ…これ…ちゃんと、立ってきてる」
「…と言いますと」
「ほら、見ろって」
浩之は指をどけて、セリオに突起の様子を示す。
「…これは」
「ちゃんとできてるんだな」
「どういう意味があるのでしょう?」
「まぁ待ってろって」
浩之の顔に、俄然(がぜん)自信が宿ってきた。浩之は細かに指の動きを調整して、セリオの胸の先を丁寧に愛撫していく。
みるみる間に、その突起はぷっくりと膨らんでいった。純白の膨らみの先端が、はっきりわかるほど紅に染まってくる。
「セリオ、なんか感じるか?」
「いえ…藤田様の指が触れているのはわかりますが」
「触っているのが、なんか別の感じしないか?」
「別の…感じですか」
「そう」
「…多少、強く感じられるかもしれません」
「痛くはないんだよな?」
「ええ」
「そうか…」
浩之はしばらく膨らんだ突起を転がし続けていた。が、不意に手の動きを止めて、身体を下の方に動かし始める。
「………」
するとセリオは、自ら脚を左右に開いた。全く無毛のクレヴァスがわずかに開き、奥にある粘膜が見えるようになる。極めて形が整った薄ピンク色の媚肉だった。
「どうぞ」
「まだ入れねーよ」
「まだですか?」
「ああ」
そう言うと、浩之はセリオの太股を両の手でがっしりとつかむ。そして、セリオの顔を見た。
「?」
セリオは意図がわからないようだ。浩之はにや、と笑みを浮かべる。
…ちゅ…
「藤田様っ?」
ちゅっ…ぺろっ…べろべろっ…
浩之はセリオの脚の間に顔を突っ込み、唇をクレヴァスに押しつけた。セリオが驚いた表情で目を丸くする。
「こ、これは?」
べろ…ちゅっ。
浩之は無言で、頭を振りながらセリオのクレヴァスをむしゃぶっていった。舌を思い切り伸ばして差し込み、粘膜を無茶苦茶な勢いでなめ回し、吸い立てる。
セリオのクレヴァスは、すぐに唾液のぬめりを帯び始めた。
ちゅっ!
「………!?」
「…あ」
浩之が、ゆっくりと顔を上げる。
「へへ…セリオ、今感じてたろ?」
「…藤田様」
口元をぬぐいながら言う浩之に対し、セリオは緊張した面持ちになった。
浩之はクレヴァスの間に指を差し入れる。セリオは緊張した面持ちのままだったが、脚をまた少し広げて素直に従った。
「…ここ。ここなんだな」
「そ、そこは…」
「ここは、なんなんだ?」
「わ、わかりません…」
明らかに動揺している。セリオには滅多にないことだ。
「気持ちいいだろ?」
「よ、よくわかりませんが、熱が生まれて思考回路が乱れてきています」
「良く言うよな」
ぐりゅっ、ぐりゅっと浩之がセリオの肉芽を押しつぶす。シンプルな外見の性器に合ったつつしまやかなサイズだったが、明らかに勃起して膨らんでいた。
…ぴゅっ!
「うおっ」
「……!!」
突然、浩之の前に透明な液体が飛び出てくる。それはセリオのクレヴァスの中から生まれたものに間違いなかった。
「な、なんで…」
「すげー濡れてそうだな…」
「わ、私は、故障しているんでしょうか」
「違う」
浩之は指をクレヴァスから話して、身をせり上げる。そして、セリオの顔をぐっとのぞきこんだ。
「感じてるんだ」
「何を…でしょうか」
「気持ちいいって感じてるんだよ。セリオの体が」
「そんな機能は…」
「どうなんだろうな。ま、俺としては嬉しいけど」
浩之はセリオの腰に手を伸ばし、屹立したペニスをセリオのクレヴァスに近づけていく。
くちゅ…
先端を入り口の部分に触れさせると、それだけで水音がした。
「じゃあ、いくぞ?」
「はい…」
セリオがうなずく。
…ちゅぷ!
「………」
「入った…な」
「ええ…」
セリオはぼうっとした目になっていた。表情の変化に乏しいセリオにとっては、相当な変化だと言える。
ちゅぷちゅぷちゅぷ…
「気持ちいいぜ…セリオ」
「そうですか…」
セリオの中は、ぬめぬめとした滑らかな筒が包み込んでくるような感触だった。火照ったように熱く、締め付けもきつい。普通の少女とはちょっと感触が違ったが、むしろ気持ちよさは上かもしれなかった。
「セリオは?」
「なにか…オーバーヒートしそうな…」
「でも、しないよな?」
「大丈夫のようです…」
ちゅぷっ、ちゅぷっ。
「う…」
浩之が煽るような腰の動かし方をすると、セリオが眉をしかめる。
「セリオ、中でも感じるんだな」
「な…なにか…ふあっ!」
腰の動きに合わせて、浩之が肉芽をつまむとセリオはらしからぬ嬌声を上げていた。
「そういう表情、できるんだな…」
「ふ、藤田様、そこから指を…指を、離してください…!」
「ダメ。このまま」
「あっ…くあっ…!」
セリオはぶんぶんと顔を振りながら、目を閉じて苦しそうな表情を浮かべる。それに合わせて、締め付けもますます強くなってきた。
「…よし…もうそろそろ出そうだ」
「………」
「セリオはどうだ?イキそうか?」
「ど、どこにですか?」
「どこに…そう、すっげー気持ちいいとこ」
「こ、この状態…で…はぁっ…動け…!」
「そうじゃねーよ…ま、すぐにわかるって」
ちゅぷちゅぐっ、ちゅぐ!
浩之がリズミカルなストロークを速めて、最後のスパートをかける。
「あ、あっ…藤田…様…!」
セリオがぐぐっと背中を浮かせた。
「セリオっ…!」
…どくんっ!
浩之は腰を思い切り突きだして、セリオの中に放出する。
どくん、どく、どくん…
「あ…あ…あ…」
セリオは口をぱくぱくと動かしながら、天を仰いで放心したような表情をしていた。しかし、ヴァギナは浩之のペニスをきつく締め付け続けている。一定間隔で収縮している様子は、浩之の精液を搾り取ろうとしているようにも見えた。
「セリオ…良かったぜ」
…ばたっ。
浩之が言うと、セリオは力つきて背中をベッドの上に落とす。全身がピクピクと痙攣していた。絶頂しているとしか思えない。
予想以上の結果に、浩之は大いに満足してセリオの頬にキスをした。
「…わかりました」
「あと、もっと力抜いてくれ」
「…こうですか?」
「そう」
セリオがベッドに直立したまま寝ているような姿勢をゆるめて、軽く身体を開く。
浩之はややためらいがちに手を伸ばしていったが、やがて決意を込めてセリオの胸をぎゅっとつかむ。
すべすべした感触で、ボリュームもそれなりにあった。形もなだらかな流線型で、綺麗に整っている。そして揉むと心地よい弾力を返してくる。
「………」
しかし、浩之が段々手に込める力を強くしていっても、セリオは何の反応も返さなかった。浩之も、ただ力任せに揉み上げるだけではなく、撫でてみたり震わせたりの動きを加えてみる。だが、セリオは何の反応も返さなかった。
「…藤田様の性器を私の性器に挿入すればいいのではないですか?」
「いや、そういうわけにもいかないんだって」
浩之は桜色の突起に焦点を移して、指先で転がし始める。
「………」
その表情はあくまで真剣だった。セリオは相変わらず無表情だったが、瞳にわずかながら不思議そうな色が宿ってくる。
「あ…これ…ちゃんと、立ってきてる」
「…と言いますと」
「ほら、見ろって」
浩之は指をどけて、セリオに突起の様子を示す。
「…これは」
「ちゃんとできてるんだな」
「どういう意味があるのでしょう?」
「まぁ待ってろって」
浩之の顔に、俄然(がぜん)自信が宿ってきた。浩之は細かに指の動きを調整して、セリオの胸の先を丁寧に愛撫していく。
みるみる間に、その突起はぷっくりと膨らんでいった。純白の膨らみの先端が、はっきりわかるほど紅に染まってくる。
「セリオ、なんか感じるか?」
「いえ…藤田様の指が触れているのはわかりますが」
「触っているのが、なんか別の感じしないか?」
「別の…感じですか」
「そう」
「…多少、強く感じられるかもしれません」
「痛くはないんだよな?」
「ええ」
「そうか…」
浩之はしばらく膨らんだ突起を転がし続けていた。が、不意に手の動きを止めて、身体を下の方に動かし始める。
「………」
するとセリオは、自ら脚を左右に開いた。全く無毛のクレヴァスがわずかに開き、奥にある粘膜が見えるようになる。極めて形が整った薄ピンク色の媚肉だった。
「どうぞ」
「まだ入れねーよ」
「まだですか?」
「ああ」
そう言うと、浩之はセリオの太股を両の手でがっしりとつかむ。そして、セリオの顔を見た。
「?」
セリオは意図がわからないようだ。浩之はにや、と笑みを浮かべる。
…ちゅ…
「藤田様っ?」
ちゅっ…ぺろっ…べろべろっ…
浩之はセリオの脚の間に顔を突っ込み、唇をクレヴァスに押しつけた。セリオが驚いた表情で目を丸くする。
「こ、これは?」
べろ…ちゅっ。
浩之は無言で、頭を振りながらセリオのクレヴァスをむしゃぶっていった。舌を思い切り伸ばして差し込み、粘膜を無茶苦茶な勢いでなめ回し、吸い立てる。
セリオのクレヴァスは、すぐに唾液のぬめりを帯び始めた。
ちゅっ!
「………!?」
「…あ」
浩之が、ゆっくりと顔を上げる。
「へへ…セリオ、今感じてたろ?」
「…藤田様」
口元をぬぐいながら言う浩之に対し、セリオは緊張した面持ちになった。
浩之はクレヴァスの間に指を差し入れる。セリオは緊張した面持ちのままだったが、脚をまた少し広げて素直に従った。
「…ここ。ここなんだな」
「そ、そこは…」
「ここは、なんなんだ?」
「わ、わかりません…」
明らかに動揺している。セリオには滅多にないことだ。
「気持ちいいだろ?」
「よ、よくわかりませんが、熱が生まれて思考回路が乱れてきています」
「良く言うよな」
ぐりゅっ、ぐりゅっと浩之がセリオの肉芽を押しつぶす。シンプルな外見の性器に合ったつつしまやかなサイズだったが、明らかに勃起して膨らんでいた。
…ぴゅっ!
「うおっ」
「……!!」
突然、浩之の前に透明な液体が飛び出てくる。それはセリオのクレヴァスの中から生まれたものに間違いなかった。
「な、なんで…」
「すげー濡れてそうだな…」
「わ、私は、故障しているんでしょうか」
「違う」
浩之は指をクレヴァスから話して、身をせり上げる。そして、セリオの顔をぐっとのぞきこんだ。
「感じてるんだ」
「何を…でしょうか」
「気持ちいいって感じてるんだよ。セリオの体が」
「そんな機能は…」
「どうなんだろうな。ま、俺としては嬉しいけど」
浩之はセリオの腰に手を伸ばし、屹立したペニスをセリオのクレヴァスに近づけていく。
くちゅ…
先端を入り口の部分に触れさせると、それだけで水音がした。
「じゃあ、いくぞ?」
「はい…」
セリオがうなずく。
…ちゅぷ!
「………」
「入った…な」
「ええ…」
セリオはぼうっとした目になっていた。表情の変化に乏しいセリオにとっては、相当な変化だと言える。
ちゅぷちゅぷちゅぷ…
「気持ちいいぜ…セリオ」
「そうですか…」
セリオの中は、ぬめぬめとした滑らかな筒が包み込んでくるような感触だった。火照ったように熱く、締め付けもきつい。普通の少女とはちょっと感触が違ったが、むしろ気持ちよさは上かもしれなかった。
「セリオは?」
「なにか…オーバーヒートしそうな…」
「でも、しないよな?」
「大丈夫のようです…」
ちゅぷっ、ちゅぷっ。
「う…」
浩之が煽るような腰の動かし方をすると、セリオが眉をしかめる。
「セリオ、中でも感じるんだな」
「な…なにか…ふあっ!」
腰の動きに合わせて、浩之が肉芽をつまむとセリオはらしからぬ嬌声を上げていた。
「そういう表情、できるんだな…」
「ふ、藤田様、そこから指を…指を、離してください…!」
「ダメ。このまま」
「あっ…くあっ…!」
セリオはぶんぶんと顔を振りながら、目を閉じて苦しそうな表情を浮かべる。それに合わせて、締め付けもますます強くなってきた。
「…よし…もうそろそろ出そうだ」
「………」
「セリオはどうだ?イキそうか?」
「ど、どこにですか?」
「どこに…そう、すっげー気持ちいいとこ」
「こ、この状態…で…はぁっ…動け…!」
「そうじゃねーよ…ま、すぐにわかるって」
ちゅぷちゅぐっ、ちゅぐ!
浩之がリズミカルなストロークを速めて、最後のスパートをかける。
「あ、あっ…藤田…様…!」
セリオがぐぐっと背中を浮かせた。
「セリオっ…!」
…どくんっ!
浩之は腰を思い切り突きだして、セリオの中に放出する。
どくん、どく、どくん…
「あ…あ…あ…」
セリオは口をぱくぱくと動かしながら、天を仰いで放心したような表情をしていた。しかし、ヴァギナは浩之のペニスをきつく締め付け続けている。一定間隔で収縮している様子は、浩之の精液を搾り取ろうとしているようにも見えた。
「セリオ…良かったぜ」
…ばたっ。
浩之が言うと、セリオは力つきて背中をベッドの上に落とす。全身がピクピクと痙攣していた。絶頂しているとしか思えない。
予想以上の結果に、浩之は大いに満足してセリオの頬にキスをした。
ぎゅっ…
「あっ」
…ぎゅっ!
「んんーっ!」
二つの黒いゴムバンドが、綾香の顔に巻かれていた。ひとつは目隠しとして、もうひとつは猿ぐつわとして。顔のほとんどを黒いバンドに覆われた綾香の表情が、不安そうなものになる。
手際よく綾香の自由を奪ったのは、背後にいるセリオだった。
「んっ、んっ、んー」
綾香の両手は背中に回され、セリオがしっかりと押さえている。ただ、無理矢理に押さえ込んでいるという様子ではなかった。綾香が本気で拘束を解こうとすれば、いい加減に押さえているだけではとても耐えられるはずがない。
セリオが非常時用のパワーを発揮したなら綾香を押さえ込むことくらいは互角に出来るだろうが、その様子はなかった。セリオはもがく綾香の手を押さえているだけである。
「んっ…んんっ」
両手で綾香の手を押さえていたのを、片手だけに変える。そして自由になったセリオの右手が、綾香の脇腹から滑り込んでいった。裾を外に出していたブラウスから入り込み、さらにシャツの下に入り込む。綾香の肌にぴったりと触れたセリオの手は、するすると上がっていく。
「………」
セリオはいつものような無表情だった。夜風走る空間の中での行為にも、何の感慨も覚えていないようだった。
一方の綾香は、バンドの拘束とたくし上げられたブラウスのせいで、いつもの自信ある姿を完全に失ってしまっている。弱々しいもがきが、それに拍車を掛けていた。
「んんん…」
ついにセリオの手は乳房に到達し、ブラジャーの下に入り込む。綾香の豊かな乳房は、三枚の生地の下でやんわりと揉まれて妖しく動いた。
セリオの滑らかな指の刺激に先端が固くしこり始め、時折ブラジャーの生地に当たるようになってくる。次第に綾香は動かなくなってきた。セリオが押さえていた手を離しても、だらんと両手を身体の横に垂らしただけ。力無く頭を下げ、セリオの行為に身を任せている。
ごそ…
セリオは左の腕を回し、綾香の背中に抱きついた。そして綾香の耳たぶに口を近づけ、唇で挟み込む。
「ん…んぅ…」
綾香はピクピクと身体を震わせて、くたりと後ろに倒れ込んだ。セリオは綾香の身体を支えながら、唇だけのキスを続ける。片方の耳がべとべとになると、もう片方。
ときどき涼しい風が吹き抜けて、濡れた部分から熱を奪われる。そのピンポイントな感覚が、締め付けるように綾香の心を揺さぶった。
たっぷりと耳と胸をなぶってから、セリオがとんとんと綾香のお腹の辺りを軽く叩く。
そうしてから、セリオは胸の下に潜り込んでいた手を出した。そして、両手で綾香の身体を支えながら、ゆっくりと地面に向かって倒していく。綾香の膝は自然にかくんと折れて、無抵抗に地面に向かって屈んでいった。
…ばさっ。
最後だけ、セリオは綾香の身体を支えずに、突き倒すような勢いで綾香を地面に放る。砂地の地面から砂煙がたち、綾香の美しいロングヘアは砂でばさばさになった。
綾香は全身を激しく揺らしながら呼吸していた。口がふさがれているから吐息はほとんど聞こえないが、じわじわとした責めで綾香の感じていたものは十二分に伝わってくる。汚れた白いブラウスとスカートが、可哀想なほどにフィットしていた。
セリオが屈んで綾香の腰をつかむ。
「んっ」
そのまま引き起こす。綾香は少し力を入れて、その動作を助けた。
ぱふ…
柔らかい砂地の上に両手を突くと、綾香はセリオに向かってヒップを突き出した姿勢になる。犬のような綾香のスカートの中に、セリオは両手を入れた。
ぐっ。
セリオが手を下げていくと、多少砂をかぶった綾香のショーツが降ろされていく。その中央部分は液体に濡れていた。そこだけ砂が多くこびりついていて、暗い中でもはっきり分かる。
「………」
風向きを考えれば、今綾香の秘部には直接風が吹き付けているはずだった。今の綾香の身体は、自らの濡れた部分がどこなのかを否応なしに認識させられてしまうことだろう。
もっとも、それも長くは続かなかった。
かさ。
セリオがポケットから何かを取り出す。闇の中で、それは棒状のシルエットにしか見えなかった。無論、それだけでも用途は明確であるが。
やはり表情ひとつ変えず、セリオはその棒を綾香のスカートの中に忍ばせていった。
「んー、んー」
棒がにちゅっという音を立ててヴァギナに触れた瞬間、綾香が一瞬腰を前に引く。しかし、すぐに観念したように腰を後ろに戻し、動きを止めた。それでも、ぶるぶると身体が震えているのは止まらないらしい。
そこに支えの棒を差し込むような、そういう無造作な動作でセリオは手を前に押し出した。
「んっ…んんんんっ」
綾香は息を詰まらせたような音を出したが、すぐにそれは無くなった。綾香の性器は、棒をあっという間に奥底まで飲み込んでしまう。
ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ
セリオはそれをリズミカルに前後に動かし始めると同時に、片方の手もスカートの中に入れた。
太股を滑り上がった指が、結合部分を避けてすぐ綾香のクリトリスを発見する。視界がなくても、何かのデータによって見つけられるのだ。
「ん、ん、ん、ん」
同じリズムで抽送とクリトリス愛撫が並行される。セリオは肩でも揉んでいるかのような平然とした顔だったが、実際にはスカートの中で相当ねちっこい行為をしている。棒は綾香のGスポットを突くように正確にコントロールされていたし、指の動きも一度として同じものはなく、上下左右の運動と回転運動を中心に、強弱もつけて、時折デコピンのように強烈にはじいた。その瞬間だけ、綾香はビクンと身体を跳ね上がらせる。それ以外は、小動物のようなおとなしさで行為を甘受していた。
セリオは疲れの色すら見せず、それを続けていく。綾香がそう長い時間耐えられるはずもない。
「んんー…んぅぅぅぅ」
綾香が顔を地面につけて、自分の身体をぐいぐいと両手で抱きかかえた。セリオはこれまでの二倍の速度で綾香への責めを行う。
…ビクっ!
耐えかねたように、綾香が昇天した。
ビクっ、ビクっ、ビクンっ!
綾香は全身を弛緩させ、痙攣に身を任せる。セリオはゆっくりとした後戯でそれを助けた。そのために綾香の絶頂は数十秒も続き、終わる頃には綾香が気絶しかけてしまったほどだ。
「…ありがと、セリオ」
「はぁ」
パンパンと全身の砂を払いながら綾香が言う。セリオは手に棒と二本のゴムバンドを持ったまま、綾香の事を見ていた。
「早く帰りませんと、長瀬様が心配なさっているだと思われますが」
「そうね。帰ろっか」
「ええ」
綾香はぐるりと周囲を見渡した。暗い中に浮かび上がった境内は、どこか不気味に綾香達をにらんでいるようにも見える。
「しかし、なぜここでなくてはならないのですか?綾香様の部屋でも、浴室でも…」
「ん。人間の考える事だから…気にしてたら神経もたないわよ」
「…はぁ」
無表情は維持していたが、セリオも混乱はしているようだった。
「…クリストファ様と何か問題が?」
「どーでもいいのよ、あんなヤツ。私の判断ミスね、ホントに」
「はぁ…」
綾香は不機嫌そうに道路に出る方向に歩き始めた。セリオは立ち止まったまま動かない。
「…綾香様は、以前ここにいらっしゃったことが?」
「いいって言ってるじゃないの、気にしていると頭がショートするわよ」
「…はぁ…」
小走りで林の間を駆けていく綾香を、やっとセリオも追い始めた。
「あっ」
…ぎゅっ!
「んんーっ!」
二つの黒いゴムバンドが、綾香の顔に巻かれていた。ひとつは目隠しとして、もうひとつは猿ぐつわとして。顔のほとんどを黒いバンドに覆われた綾香の表情が、不安そうなものになる。
手際よく綾香の自由を奪ったのは、背後にいるセリオだった。
「んっ、んっ、んー」
綾香の両手は背中に回され、セリオがしっかりと押さえている。ただ、無理矢理に押さえ込んでいるという様子ではなかった。綾香が本気で拘束を解こうとすれば、いい加減に押さえているだけではとても耐えられるはずがない。
セリオが非常時用のパワーを発揮したなら綾香を押さえ込むことくらいは互角に出来るだろうが、その様子はなかった。セリオはもがく綾香の手を押さえているだけである。
「んっ…んんっ」
両手で綾香の手を押さえていたのを、片手だけに変える。そして自由になったセリオの右手が、綾香の脇腹から滑り込んでいった。裾を外に出していたブラウスから入り込み、さらにシャツの下に入り込む。綾香の肌にぴったりと触れたセリオの手は、するすると上がっていく。
「………」
セリオはいつものような無表情だった。夜風走る空間の中での行為にも、何の感慨も覚えていないようだった。
一方の綾香は、バンドの拘束とたくし上げられたブラウスのせいで、いつもの自信ある姿を完全に失ってしまっている。弱々しいもがきが、それに拍車を掛けていた。
「んんん…」
ついにセリオの手は乳房に到達し、ブラジャーの下に入り込む。綾香の豊かな乳房は、三枚の生地の下でやんわりと揉まれて妖しく動いた。
セリオの滑らかな指の刺激に先端が固くしこり始め、時折ブラジャーの生地に当たるようになってくる。次第に綾香は動かなくなってきた。セリオが押さえていた手を離しても、だらんと両手を身体の横に垂らしただけ。力無く頭を下げ、セリオの行為に身を任せている。
ごそ…
セリオは左の腕を回し、綾香の背中に抱きついた。そして綾香の耳たぶに口を近づけ、唇で挟み込む。
「ん…んぅ…」
綾香はピクピクと身体を震わせて、くたりと後ろに倒れ込んだ。セリオは綾香の身体を支えながら、唇だけのキスを続ける。片方の耳がべとべとになると、もう片方。
ときどき涼しい風が吹き抜けて、濡れた部分から熱を奪われる。そのピンポイントな感覚が、締め付けるように綾香の心を揺さぶった。
たっぷりと耳と胸をなぶってから、セリオがとんとんと綾香のお腹の辺りを軽く叩く。
そうしてから、セリオは胸の下に潜り込んでいた手を出した。そして、両手で綾香の身体を支えながら、ゆっくりと地面に向かって倒していく。綾香の膝は自然にかくんと折れて、無抵抗に地面に向かって屈んでいった。
…ばさっ。
最後だけ、セリオは綾香の身体を支えずに、突き倒すような勢いで綾香を地面に放る。砂地の地面から砂煙がたち、綾香の美しいロングヘアは砂でばさばさになった。
綾香は全身を激しく揺らしながら呼吸していた。口がふさがれているから吐息はほとんど聞こえないが、じわじわとした責めで綾香の感じていたものは十二分に伝わってくる。汚れた白いブラウスとスカートが、可哀想なほどにフィットしていた。
セリオが屈んで綾香の腰をつかむ。
「んっ」
そのまま引き起こす。綾香は少し力を入れて、その動作を助けた。
ぱふ…
柔らかい砂地の上に両手を突くと、綾香はセリオに向かってヒップを突き出した姿勢になる。犬のような綾香のスカートの中に、セリオは両手を入れた。
ぐっ。
セリオが手を下げていくと、多少砂をかぶった綾香のショーツが降ろされていく。その中央部分は液体に濡れていた。そこだけ砂が多くこびりついていて、暗い中でもはっきり分かる。
「………」
風向きを考えれば、今綾香の秘部には直接風が吹き付けているはずだった。今の綾香の身体は、自らの濡れた部分がどこなのかを否応なしに認識させられてしまうことだろう。
もっとも、それも長くは続かなかった。
かさ。
セリオがポケットから何かを取り出す。闇の中で、それは棒状のシルエットにしか見えなかった。無論、それだけでも用途は明確であるが。
やはり表情ひとつ変えず、セリオはその棒を綾香のスカートの中に忍ばせていった。
「んー、んー」
棒がにちゅっという音を立ててヴァギナに触れた瞬間、綾香が一瞬腰を前に引く。しかし、すぐに観念したように腰を後ろに戻し、動きを止めた。それでも、ぶるぶると身体が震えているのは止まらないらしい。
そこに支えの棒を差し込むような、そういう無造作な動作でセリオは手を前に押し出した。
「んっ…んんんんっ」
綾香は息を詰まらせたような音を出したが、すぐにそれは無くなった。綾香の性器は、棒をあっという間に奥底まで飲み込んでしまう。
ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ
セリオはそれをリズミカルに前後に動かし始めると同時に、片方の手もスカートの中に入れた。
太股を滑り上がった指が、結合部分を避けてすぐ綾香のクリトリスを発見する。視界がなくても、何かのデータによって見つけられるのだ。
「ん、ん、ん、ん」
同じリズムで抽送とクリトリス愛撫が並行される。セリオは肩でも揉んでいるかのような平然とした顔だったが、実際にはスカートの中で相当ねちっこい行為をしている。棒は綾香のGスポットを突くように正確にコントロールされていたし、指の動きも一度として同じものはなく、上下左右の運動と回転運動を中心に、強弱もつけて、時折デコピンのように強烈にはじいた。その瞬間だけ、綾香はビクンと身体を跳ね上がらせる。それ以外は、小動物のようなおとなしさで行為を甘受していた。
セリオは疲れの色すら見せず、それを続けていく。綾香がそう長い時間耐えられるはずもない。
「んんー…んぅぅぅぅ」
綾香が顔を地面につけて、自分の身体をぐいぐいと両手で抱きかかえた。セリオはこれまでの二倍の速度で綾香への責めを行う。
…ビクっ!
耐えかねたように、綾香が昇天した。
ビクっ、ビクっ、ビクンっ!
綾香は全身を弛緩させ、痙攣に身を任せる。セリオはゆっくりとした後戯でそれを助けた。そのために綾香の絶頂は数十秒も続き、終わる頃には綾香が気絶しかけてしまったほどだ。
「…ありがと、セリオ」
「はぁ」
パンパンと全身の砂を払いながら綾香が言う。セリオは手に棒と二本のゴムバンドを持ったまま、綾香の事を見ていた。
「早く帰りませんと、長瀬様が心配なさっているだと思われますが」
「そうね。帰ろっか」
「ええ」
綾香はぐるりと周囲を見渡した。暗い中に浮かび上がった境内は、どこか不気味に綾香達をにらんでいるようにも見える。
「しかし、なぜここでなくてはならないのですか?綾香様の部屋でも、浴室でも…」
「ん。人間の考える事だから…気にしてたら神経もたないわよ」
「…はぁ」
無表情は維持していたが、セリオも混乱はしているようだった。
「…クリストファ様と何か問題が?」
「どーでもいいのよ、あんなヤツ。私の判断ミスね、ホントに」
「はぁ…」
綾香は不機嫌そうに道路に出る方向に歩き始めた。セリオは立ち止まったまま動かない。
「…綾香様は、以前ここにいらっしゃったことが?」
「いいって言ってるじゃないの、気にしていると頭がショートするわよ」
「…はぁ…」
小走りで林の間を駆けていく綾香を、やっとセリオも追い始めた。
くにゅ。
「…ひぅっ」
ごくごく慎まやかな乳房が変形した。
くにゅ…ふにゅっ
「あ…セ、セリオさん、やめてください〜」
マルチは震えた声で訴え掛ける。しかし、マルチの腰の辺りに馬乗りになっているセリオはマルチの肩をがっしりとつかんでおり、マルチがぱたぱたと身体を動かして抵抗してもまるで動かなかった。
「だめ…だめですぅっ」
セリオは片手の指先だけで小さなマルチの胸を愛撫する。柔らかに揉むだけではなく、乳房のサイズに相応の、小粒の乳首を指先で震わせていく。
ソフトな愛撫ではあったが、執拗に続けられていくうちにマルチの乳首はぴんと張って膨らみ始めた。せいいっぱいの幼げな勃起を、セリオはますます刺激する。
完全に力が抜けてしまっているマルチの肩から手を離すと、セリオは唇を乳首に近づけた。
「はぅっ…う、ううぅ〜」
ちゅぷ、ちゅぷとたっぷりの唾液を絡めながら吸い立てると、マルチの身体は敏感に反応した。
セリオは吸い立ての強さを弱めないままに、段々と身体を下に動かしていく。そして指先を、マルチのおへその辺りからするりと滑らせていった。
「セ、セリオさん、そこはっ!」
くち。
「あ、あふぅっ…」
つるんとしたマルチの秘裂が割り開かれると、中にわずかながら染み出ている液体が水音を立てた。
セリオは胸を舐めながら、片手の指先だけで器用にマルチの秘部の中を刺激していった。指先にもセンサーがついているのか、まるで仔細に観察しているかのような愛撫を加えていく。
ほとんどあるかどうかわからないような、ごくごく小さなクリトリスもセリオは見逃さなかった。
「ひっ!あ、ああっ…セリオさん、やめてください…そこは…すごく敏感なところですから…」
セリオはむしろ指の動きを強めた。
「う…ううっ、ひぃっ…」
段々と増えてきた愛液を指先にまぶしながら、セリオは機械的に行為を続ける。マルチはよだれを垂らしながら、ふるふると髪の毛を左右に振っていた。
セリオが指をぐいっと突っ込んだ。
「ああああ〜っ!」
びくんとマルチが背を反らせる。
「ひ…ひぅぅっ」
マルチはぎゅっと目を閉じて、ぴくぴくと身体を震わせていた。
セリオは口元をぬぐって立ち上がる。
「ご主人様…これでよろしいでしょうか?」
「ああ。なかなかだった。後始末したら、下がって構わんよ」
二人の行為を、そばで見ていた老人が言う。いかにも高級そうなソファーにどっかりと構えているその瞳は、サングラスの奥にあって見えない。
「かしこまりました」
「う…ううっ」
未だに身体をひくつかせているマルチの身体を、近くにあったティッシュでセリオがふき取り始めた。
「ひ…ひぐっ!?…あぅ…ら、らめれすぅ…」
「…ひぅっ」
ごくごく慎まやかな乳房が変形した。
くにゅ…ふにゅっ
「あ…セ、セリオさん、やめてください〜」
マルチは震えた声で訴え掛ける。しかし、マルチの腰の辺りに馬乗りになっているセリオはマルチの肩をがっしりとつかんでおり、マルチがぱたぱたと身体を動かして抵抗してもまるで動かなかった。
「だめ…だめですぅっ」
セリオは片手の指先だけで小さなマルチの胸を愛撫する。柔らかに揉むだけではなく、乳房のサイズに相応の、小粒の乳首を指先で震わせていく。
ソフトな愛撫ではあったが、執拗に続けられていくうちにマルチの乳首はぴんと張って膨らみ始めた。せいいっぱいの幼げな勃起を、セリオはますます刺激する。
完全に力が抜けてしまっているマルチの肩から手を離すと、セリオは唇を乳首に近づけた。
「はぅっ…う、ううぅ〜」
ちゅぷ、ちゅぷとたっぷりの唾液を絡めながら吸い立てると、マルチの身体は敏感に反応した。
セリオは吸い立ての強さを弱めないままに、段々と身体を下に動かしていく。そして指先を、マルチのおへその辺りからするりと滑らせていった。
「セ、セリオさん、そこはっ!」
くち。
「あ、あふぅっ…」
つるんとしたマルチの秘裂が割り開かれると、中にわずかながら染み出ている液体が水音を立てた。
セリオは胸を舐めながら、片手の指先だけで器用にマルチの秘部の中を刺激していった。指先にもセンサーがついているのか、まるで仔細に観察しているかのような愛撫を加えていく。
ほとんどあるかどうかわからないような、ごくごく小さなクリトリスもセリオは見逃さなかった。
「ひっ!あ、ああっ…セリオさん、やめてください…そこは…すごく敏感なところですから…」
セリオはむしろ指の動きを強めた。
「う…ううっ、ひぃっ…」
段々と増えてきた愛液を指先にまぶしながら、セリオは機械的に行為を続ける。マルチはよだれを垂らしながら、ふるふると髪の毛を左右に振っていた。
セリオが指をぐいっと突っ込んだ。
「ああああ〜っ!」
びくんとマルチが背を反らせる。
「ひ…ひぅぅっ」
マルチはぎゅっと目を閉じて、ぴくぴくと身体を震わせていた。
セリオは口元をぬぐって立ち上がる。
「ご主人様…これでよろしいでしょうか?」
「ああ。なかなかだった。後始末したら、下がって構わんよ」
二人の行為を、そばで見ていた老人が言う。いかにも高級そうなソファーにどっかりと構えているその瞳は、サングラスの奥にあって見えない。
「かしこまりました」
「う…ううっ」
未だに身体をひくつかせているマルチの身体を、近くにあったティッシュでセリオがふき取り始めた。
「ひ…ひぐっ!?…あぅ…ら、らめれすぅ…」