(例のシリーズです。なんつーか、いい加減ログをまとめないと…(汗)
「…あっ」
「いやですか?」
「い…いえっ…」
瑞佳は首を横に振っていた。
多少の戸惑いと躊躇を残したままではあったが、確かに嫌ではないという意志を示していた。それが何を意味するのかは、佐祐理の大きなベッドの上に二人がいる事を考えれば明白だ。
「いいんですね…」
そう言うや否や、佐祐理の手が音もなく瑞佳の制服の下にもぐり込んでいく。
「く…倉田先輩っ…」
「…いいん、ですよね?」
佐祐理は屈託のない笑顔を崩さずに言った。とても妖しい行為に及びつつある人間の表情とは思えない。
「は…はい」
瑞佳はお腹に感じられるすべすべした佐祐理の手の感触を不安そうに見守りつつ、うなずいた。
しゅる…しゅるっ…
「あっ…あ………」
佐祐理の手はゆっくりと瑞佳の下腹部を這い回った。真っ白なブラウスの生地がもぞもぞとうごめき、少女と少女の柔らかな愛情表現を暗示している。
「ん……」
「ぅっ……ふぅんっ……」
佐祐理はその体勢からすとんと瑞佳を押し倒した。そして唇を瑞佳と合わせる。
「んっ…んんーっ…んん」
「………」
ぬるっ…と抵抗無く佐祐理の舌は瑞佳の口内に侵入していた。くぐもった声を上げる瑞佳の口の中を、佐祐理の赤い舌が効果的にくすぐっていく。もちろん腹部への愛撫も止まっておらず、しかもその刺激する部分は脇腹や恥丘に至るラインといった微細な所に到達しつつあった。
ちゅ…ちゅる
「ん……んむぅっ…」
瑞佳の力がどんどん抜けて、佐祐理のされるままになっていく。
「…んふぅっ…!」
そして瑞佳が佐祐理に自らの吐息を味合わせた瞬間、佐祐理はすっ…と瑞佳のショーツの中に手を入れた。瑞佳がほんの少し涙に濡れた目を大きく見開く。
ぬちゅ…ちゅくっ
「うっ…ふぅんっ…んー!」
ほどなく、瑞佳の秘部は佐祐理が舌で口内をくすぐっているのと同じような音を立て始めてしまった。瑞佳は脚をよじらせて恥じらいを示すが、佐祐理は濃厚なキスを続けながらねち、ねちと瑞佳の敏感な地帯を刺激し続ける。佐祐理の指は、まるで瑞佳の性器を事前に観察していたかのように的確な動きを示していた。それだけ佐祐理が性戯に熟達しているという事だ。
「ん…んーっ…んーっ」
瑞佳がいやいやと首を振る。佐祐理はしばしそれを追いながら、吸い付くような強い口づけを続け…
ちゅぷっ…
「…ふぅっ」
やっと、佐祐理が瑞佳の唇を解放した。舌を小さく出し、目は静かに笑む、そんないたずらな表情を浮かべながら…
「んっ…はぁっ…はぁっ! はぁっ…はぁ…はぁ…」
瑞佳は乱れた息を整えるのに必死の様子だった。しかしそれが整ってくるにつれて、どんどん顔を赤くしていく。佐祐理の指は、瑞佳の秘裂の中でまだ動いているのだ。
「長森さん、敏感なんですね」
「はぁっ…そんな…ことっ…倉田…先輩っ…」
瑞佳が手を髪の辺りに当てながら、視線をそらす。
「長森さんは、共学の所から転校されてきたんですよね」
「えっ…? んっ…は…はいっ…」
ようやく息が収まってきたのか、瑞佳は一度唾を飲み込むと佐祐理にしっかりとうなずく。
「男の人と…」
「あ、ありませんでした」
「本当ですか?」
佐祐理の目はあくまで笑っていたが、瑞佳の秘部を繰る指の動きが変に大きくなってきたようだった。ちゅくっ、ちゅくっと瑞佳を煽るような水音が響く。
「ほ、本当ですっ…」
そう答える瑞佳の表情は、これまでになかった種の憂鬱さを示している。
視線も、佐祐理からそらしていると言うより、何か全く別の物を見つめているような印象を与える物になってきていた。何か失ってしまった物を見つめるような、何か欠落してしまった物を見つめるような。それでいて、探している間に無くなった物が何なのか分からなくなってしまったような…そういう、救いようのない迷いが瑞佳の視線を規定しているようだった。
「………」
佐祐理は何か疑いでも持ったのか、瑞佳の蜜壷へと指を近づけ、そこにつぷりと指を差し入れる。第一関節まで、ほんのわずかな挿入だ。
「あっ…う…」
瑞佳のそこは、きつすぎるほどの締め付けを佐祐理の指に返してきていた。佐祐理の表情に垣間見えていた疑いの色が消える。
「長森さん…」
佐祐理はにこりと笑いながら、瑞佳の頬を撫でた。そして身体を前傾させて、またキスを始めるほどの近くから瑞佳の目をのぞきこんだ。
「は、はい…構いません」
「いいんですね…」
「はい…」
瑞佳は佐祐理の吐息が顔に吹きかかるのを感じつつ、肯定の返事をした。
「………」
佐祐理は身体を起こし、自分のスカートに手を掛ける。絡み合う中で皺の寄り始めてしまったそのスカートを優美に脱ぐと、淡いピンクの色をしたショーツは下から思い切り押し上げられていた。その押し上げられた部分の頂点が、透明な雫に濡れている。
シュッ…
ためらいなく、佐祐理はそのショーツも脱いだ。
「あっ…」
瑞佳は少女の身体に生えた長大な逸物を目の当たりにして、思わず声を上げる。
「長森さんも…」
「あっ…はい」
佐祐理のうながしに、瑞佳も自分のスカートを脱ぎ始める。佐祐理の思い切りの良さには到底及ばないのろのろとした手つきだったが、それでも途中で思いとどまったりすることはなく、スカートを自分の爪先から引き抜いた。
そして、佐祐理の愛撫によってじっとりと濡れてしまった白いショーツも、目を閉じながら脱いでいく。
「………」
佐祐理は無言を貫いていた。瑞佳のショーツが膝を通過しても、瑞佳が膝を曲げながら少し脚を持ち上げても、その先からショーツを抜き取ってしまっても、無言だった。
瑞佳は恐る恐る目を開く。
「長森さん」
佐祐理は相変わらずの笑いを浮かべつつ、瑞佳の露わになった下半身と不安に満ちた顔を見つめていた。
「わかりますよね?」
「はい」
瑞佳は言い、自分の指を濡れた秘部の中へと導き入れる。
ぷちゅ…
いやらしく濡れた音が立ったが、瑞佳は反応しなかった。
くちゅっ、くちゅっ
瑞佳はその状態から、指をくいくいっと動かし始める。どこか無造作な手つきではあったが、その指先はしっかりと敏感な突起に当てられているようだった。
「…宣誓します。わたくし、長森瑞佳はこの学園の規則に基づいて倉田佐祐理先輩に処女を捧げる事を誓います」
「わたくし、倉田佐祐理は、この学園の規則に基づいて長森瑞佳の処女を奪う事を誓います」
佐祐理は瑞佳の素っ気ない宣誓にやや不満を抱いたようだったが、宣誓の言葉を言い終えると同時にすぐさま瑞佳の腰をつかんだ。瑞佳の痴態に、佐祐理は随分と興奮を覚えているようだ。
そもそも、「儀式」に佐祐理自身の部屋を使う事も最近は滅多になかったのだ。この世話焼き型だが学園の雰囲気から浮いてしまっている転校生は、佐祐理の好みに合っているという事なのかもしれない。
「いきますよ」
「ええ」
瑞佳が言うと、佐祐理は肉棒を濡れた割れ目の中にうずめていく。その先端部分は佐祐理の腰の動きで巧みにコントロールされ、ぴったりと瑞佳の入り口に当てられた。
…ずぷぅっ…
そして佐祐理が腰を押し出す。
ずぷっ…ずぷぅ
「あっ…! ああっ!」
佐祐理の肉棒はどんどんと奥深くに向かって入っていく。瑞佳はかすれた悲鳴を上げていた。
確かに瑞佳の中は濡れているのだが…処女であることには変わりないのだ。佐祐理にしては、いささか乱暴な挿入と言える。
ずぷ…ずぐうっ!
「ううぅっ!」
瑞佳が喉をそらせながら叫ぶ。
「入りました…」
「あっ…あ…はい…」
その、天井を見つめるような姿勢のままで瑞佳は答える。どちらかと言えば、答えたというより独り言を言っているような感じだ。
「う、動きます…ね…」
…ずぷっ…ずぐっ!
「あうぅっ…」
ずぷっ、じゅぐっ、ずぷっ…ずぐぅっ!
「っくっ…あっ…はっ…!」
瑞佳の身体が激しく揺さぶられ、胎内の深くが勢い良く突かれる。瑞佳はロングヘアーの上で自らの体を悶えさせていた。快楽など感じられるはずもない。もちろんさっきの佐祐理の愛撫による興奮は残ったままだが、それは醒めることすらあれ大きくなることはなかった。
じゅぷじゅぷ…ずちゅ
「うっ…な、長森さんの中…あったかくて、きついですっ…」
「あっ…ああ…あーっ…」
何度も擦られている間に痛みに慣れてきたのか、段々瑞佳の表情も和らいでくる。それと反比例するかのように、佐祐理の顔に恍惚と苦しみを合わせたような表情が深まってくる。佐祐理の腰がビクッビクッと震え始めているのを見て、瑞佳もその意味を理解した。
「あっ…ああっ…佐祐理っ…佐祐理っ…もう…もう」
「倉田先輩…」
「ああーっ…佐祐理、出ちゃいますーーーっ!」
そう叫んで、佐祐理はがづっと思い切りストロ−クを瑞佳の中に打ち込んだ。
「ううっ…」
…びゅるっ! びゅっびゅっびゅっびゅっびゅっ! びゅぷ…!
「ああっ…ああーっ…はぁ…はぁ…いっぱい…出ちゃってますね…」
「…はい…」
佐祐理が半分脱力したような声を出し、似たような声で瑞佳が返す。
ぬぢゅる…
ゆっくりと佐祐理が肉棒の瑞佳の中から引き抜くと、愛液と半透明の液体の混合物が血に交じってドロリとした音を立てた。
「はぁっ…」
未だ残る異物感の中、瑞佳が安堵に満ちた声を出す。
「…舐めてください」
しかし、そこで唐突に佐祐理が言った。
「え…?」
「長森さん…佐祐理のを舐めて、キレイにしてください」
「えっ…く、倉田先輩…?」
「長森さんなら…出来ますよね?」
既に佐祐理の顔から笑みは消えている。
初体験の相手にこれほど辛辣(しんらつ)になる事など普段の佐祐理にはないはずだが…今の佐祐理は、瑞佳に対してかなり威圧的に振る舞い始めているようだった。いつも笑みを絶やさぬ佐祐理だけに、冷たい真剣を帯びたその顔は危険な装いを帯びて見える。
「…………はい」
その気迫に押されたのか、それとも元々そうしても良いと思っていたのか。瑞佳はゆるっ…と身体を起こし、秘裂から液体のこぼれ出しているのも拭かずに、佐祐理の肉棒に唇を近づけていった…
「…あっ」
「いやですか?」
「い…いえっ…」
瑞佳は首を横に振っていた。
多少の戸惑いと躊躇を残したままではあったが、確かに嫌ではないという意志を示していた。それが何を意味するのかは、佐祐理の大きなベッドの上に二人がいる事を考えれば明白だ。
「いいんですね…」
そう言うや否や、佐祐理の手が音もなく瑞佳の制服の下にもぐり込んでいく。
「く…倉田先輩っ…」
「…いいん、ですよね?」
佐祐理は屈託のない笑顔を崩さずに言った。とても妖しい行為に及びつつある人間の表情とは思えない。
「は…はい」
瑞佳はお腹に感じられるすべすべした佐祐理の手の感触を不安そうに見守りつつ、うなずいた。
しゅる…しゅるっ…
「あっ…あ………」
佐祐理の手はゆっくりと瑞佳の下腹部を這い回った。真っ白なブラウスの生地がもぞもぞとうごめき、少女と少女の柔らかな愛情表現を暗示している。
「ん……」
「ぅっ……ふぅんっ……」
佐祐理はその体勢からすとんと瑞佳を押し倒した。そして唇を瑞佳と合わせる。
「んっ…んんーっ…んん」
「………」
ぬるっ…と抵抗無く佐祐理の舌は瑞佳の口内に侵入していた。くぐもった声を上げる瑞佳の口の中を、佐祐理の赤い舌が効果的にくすぐっていく。もちろん腹部への愛撫も止まっておらず、しかもその刺激する部分は脇腹や恥丘に至るラインといった微細な所に到達しつつあった。
ちゅ…ちゅる
「ん……んむぅっ…」
瑞佳の力がどんどん抜けて、佐祐理のされるままになっていく。
「…んふぅっ…!」
そして瑞佳が佐祐理に自らの吐息を味合わせた瞬間、佐祐理はすっ…と瑞佳のショーツの中に手を入れた。瑞佳がほんの少し涙に濡れた目を大きく見開く。
ぬちゅ…ちゅくっ
「うっ…ふぅんっ…んー!」
ほどなく、瑞佳の秘部は佐祐理が舌で口内をくすぐっているのと同じような音を立て始めてしまった。瑞佳は脚をよじらせて恥じらいを示すが、佐祐理は濃厚なキスを続けながらねち、ねちと瑞佳の敏感な地帯を刺激し続ける。佐祐理の指は、まるで瑞佳の性器を事前に観察していたかのように的確な動きを示していた。それだけ佐祐理が性戯に熟達しているという事だ。
「ん…んーっ…んーっ」
瑞佳がいやいやと首を振る。佐祐理はしばしそれを追いながら、吸い付くような強い口づけを続け…
ちゅぷっ…
「…ふぅっ」
やっと、佐祐理が瑞佳の唇を解放した。舌を小さく出し、目は静かに笑む、そんないたずらな表情を浮かべながら…
「んっ…はぁっ…はぁっ! はぁっ…はぁ…はぁ…」
瑞佳は乱れた息を整えるのに必死の様子だった。しかしそれが整ってくるにつれて、どんどん顔を赤くしていく。佐祐理の指は、瑞佳の秘裂の中でまだ動いているのだ。
「長森さん、敏感なんですね」
「はぁっ…そんな…ことっ…倉田…先輩っ…」
瑞佳が手を髪の辺りに当てながら、視線をそらす。
「長森さんは、共学の所から転校されてきたんですよね」
「えっ…? んっ…は…はいっ…」
ようやく息が収まってきたのか、瑞佳は一度唾を飲み込むと佐祐理にしっかりとうなずく。
「男の人と…」
「あ、ありませんでした」
「本当ですか?」
佐祐理の目はあくまで笑っていたが、瑞佳の秘部を繰る指の動きが変に大きくなってきたようだった。ちゅくっ、ちゅくっと瑞佳を煽るような水音が響く。
「ほ、本当ですっ…」
そう答える瑞佳の表情は、これまでになかった種の憂鬱さを示している。
視線も、佐祐理からそらしていると言うより、何か全く別の物を見つめているような印象を与える物になってきていた。何か失ってしまった物を見つめるような、何か欠落してしまった物を見つめるような。それでいて、探している間に無くなった物が何なのか分からなくなってしまったような…そういう、救いようのない迷いが瑞佳の視線を規定しているようだった。
「………」
佐祐理は何か疑いでも持ったのか、瑞佳の蜜壷へと指を近づけ、そこにつぷりと指を差し入れる。第一関節まで、ほんのわずかな挿入だ。
「あっ…う…」
瑞佳のそこは、きつすぎるほどの締め付けを佐祐理の指に返してきていた。佐祐理の表情に垣間見えていた疑いの色が消える。
「長森さん…」
佐祐理はにこりと笑いながら、瑞佳の頬を撫でた。そして身体を前傾させて、またキスを始めるほどの近くから瑞佳の目をのぞきこんだ。
「は、はい…構いません」
「いいんですね…」
「はい…」
瑞佳は佐祐理の吐息が顔に吹きかかるのを感じつつ、肯定の返事をした。
「………」
佐祐理は身体を起こし、自分のスカートに手を掛ける。絡み合う中で皺の寄り始めてしまったそのスカートを優美に脱ぐと、淡いピンクの色をしたショーツは下から思い切り押し上げられていた。その押し上げられた部分の頂点が、透明な雫に濡れている。
シュッ…
ためらいなく、佐祐理はそのショーツも脱いだ。
「あっ…」
瑞佳は少女の身体に生えた長大な逸物を目の当たりにして、思わず声を上げる。
「長森さんも…」
「あっ…はい」
佐祐理のうながしに、瑞佳も自分のスカートを脱ぎ始める。佐祐理の思い切りの良さには到底及ばないのろのろとした手つきだったが、それでも途中で思いとどまったりすることはなく、スカートを自分の爪先から引き抜いた。
そして、佐祐理の愛撫によってじっとりと濡れてしまった白いショーツも、目を閉じながら脱いでいく。
「………」
佐祐理は無言を貫いていた。瑞佳のショーツが膝を通過しても、瑞佳が膝を曲げながら少し脚を持ち上げても、その先からショーツを抜き取ってしまっても、無言だった。
瑞佳は恐る恐る目を開く。
「長森さん」
佐祐理は相変わらずの笑いを浮かべつつ、瑞佳の露わになった下半身と不安に満ちた顔を見つめていた。
「わかりますよね?」
「はい」
瑞佳は言い、自分の指を濡れた秘部の中へと導き入れる。
ぷちゅ…
いやらしく濡れた音が立ったが、瑞佳は反応しなかった。
くちゅっ、くちゅっ
瑞佳はその状態から、指をくいくいっと動かし始める。どこか無造作な手つきではあったが、その指先はしっかりと敏感な突起に当てられているようだった。
「…宣誓します。わたくし、長森瑞佳はこの学園の規則に基づいて倉田佐祐理先輩に処女を捧げる事を誓います」
「わたくし、倉田佐祐理は、この学園の規則に基づいて長森瑞佳の処女を奪う事を誓います」
佐祐理は瑞佳の素っ気ない宣誓にやや不満を抱いたようだったが、宣誓の言葉を言い終えると同時にすぐさま瑞佳の腰をつかんだ。瑞佳の痴態に、佐祐理は随分と興奮を覚えているようだ。
そもそも、「儀式」に佐祐理自身の部屋を使う事も最近は滅多になかったのだ。この世話焼き型だが学園の雰囲気から浮いてしまっている転校生は、佐祐理の好みに合っているという事なのかもしれない。
「いきますよ」
「ええ」
瑞佳が言うと、佐祐理は肉棒を濡れた割れ目の中にうずめていく。その先端部分は佐祐理の腰の動きで巧みにコントロールされ、ぴったりと瑞佳の入り口に当てられた。
…ずぷぅっ…
そして佐祐理が腰を押し出す。
ずぷっ…ずぷぅ
「あっ…! ああっ!」
佐祐理の肉棒はどんどんと奥深くに向かって入っていく。瑞佳はかすれた悲鳴を上げていた。
確かに瑞佳の中は濡れているのだが…処女であることには変わりないのだ。佐祐理にしては、いささか乱暴な挿入と言える。
ずぷ…ずぐうっ!
「ううぅっ!」
瑞佳が喉をそらせながら叫ぶ。
「入りました…」
「あっ…あ…はい…」
その、天井を見つめるような姿勢のままで瑞佳は答える。どちらかと言えば、答えたというより独り言を言っているような感じだ。
「う、動きます…ね…」
…ずぷっ…ずぐっ!
「あうぅっ…」
ずぷっ、じゅぐっ、ずぷっ…ずぐぅっ!
「っくっ…あっ…はっ…!」
瑞佳の身体が激しく揺さぶられ、胎内の深くが勢い良く突かれる。瑞佳はロングヘアーの上で自らの体を悶えさせていた。快楽など感じられるはずもない。もちろんさっきの佐祐理の愛撫による興奮は残ったままだが、それは醒めることすらあれ大きくなることはなかった。
じゅぷじゅぷ…ずちゅ
「うっ…な、長森さんの中…あったかくて、きついですっ…」
「あっ…ああ…あーっ…」
何度も擦られている間に痛みに慣れてきたのか、段々瑞佳の表情も和らいでくる。それと反比例するかのように、佐祐理の顔に恍惚と苦しみを合わせたような表情が深まってくる。佐祐理の腰がビクッビクッと震え始めているのを見て、瑞佳もその意味を理解した。
「あっ…ああっ…佐祐理っ…佐祐理っ…もう…もう」
「倉田先輩…」
「ああーっ…佐祐理、出ちゃいますーーーっ!」
そう叫んで、佐祐理はがづっと思い切りストロ−クを瑞佳の中に打ち込んだ。
「ううっ…」
…びゅるっ! びゅっびゅっびゅっびゅっびゅっ! びゅぷ…!
「ああっ…ああーっ…はぁ…はぁ…いっぱい…出ちゃってますね…」
「…はい…」
佐祐理が半分脱力したような声を出し、似たような声で瑞佳が返す。
ぬぢゅる…
ゆっくりと佐祐理が肉棒の瑞佳の中から引き抜くと、愛液と半透明の液体の混合物が血に交じってドロリとした音を立てた。
「はぁっ…」
未だ残る異物感の中、瑞佳が安堵に満ちた声を出す。
「…舐めてください」
しかし、そこで唐突に佐祐理が言った。
「え…?」
「長森さん…佐祐理のを舐めて、キレイにしてください」
「えっ…く、倉田先輩…?」
「長森さんなら…出来ますよね?」
既に佐祐理の顔から笑みは消えている。
初体験の相手にこれほど辛辣(しんらつ)になる事など普段の佐祐理にはないはずだが…今の佐祐理は、瑞佳に対してかなり威圧的に振る舞い始めているようだった。いつも笑みを絶やさぬ佐祐理だけに、冷たい真剣を帯びたその顔は危険な装いを帯びて見える。
「…………はい」
その気迫に押されたのか、それとも元々そうしても良いと思っていたのか。瑞佳はゆるっ…と身体を起こし、秘裂から液体のこぼれ出しているのも拭かずに、佐祐理の肉棒に唇を近づけていった…
ちゅぷ…
「うお…」
ぺろっ、ぺろん…じゅるっ。
「さっ…佐祐理さん…」
「はい?」
「上手すぎる…」
「あははーっ、そうですか? ありがとうございます」
舌を半分出したまま、佐祐理が言う。
「初めて…なんだよな、こんな事…当然…」
「そうですよ」
「う…むむぅ」
ぺろっ、ぺろっ…
小動物の舌のように細かく動く佐祐理の舌は、まるで嫌がる様子も見せずに祐一のペニスをこねくり回す。しかも、先割れのすぐそばや雁首の段差の部分、ぐぐっと下がってフクロの部分、小休止や探りを入れる動きなどが全くない連続した口撃だ。
「や、やっぱり気持ちよすぎる…」
「お口と佐祐理の中と、どっちがいいですか?」
「甲乙つけがたいが…こっちは新鮮だからなぁ…」
「佐祐理も初めてで、すごいどきどきしてますよ」
「そう…か」
とても、そうは思えない。
にこにこ顔で祐一の一番弱いところを責め立てる様子は、まるでセックスに狂った考え無しの女のようだ。もし、佐祐理のややあどけなさを残した顔と、身に纏った濃紺のスーツがなかったならば。
「ん…祐一さんの、もうこんなに大きくなって…」
うっとりした声。理性を放ってしまったような声。
それでいて、唾液や祐一の先走りの液が佐祐理のスーツに掛かってしまわないように、ペニスの角度は巧みにコントロールされていた。髪の毛をかき上げる仕草も、フェラチオの動きの中に組み込まれているようでいて髪が粘液に浸ってしまうのを防ぐために必要十分なだけのものだ。
「う…ううう…」
祐一は佐祐理に奉仕されている立場にありながら、その手中の中で悶えさせられているという思いを捨てる事が出来なかった。情けない事だが、それは今日に始まった事ではない。交わるときはいつも佐祐理がリードするのだし、体位は騎乗位が圧倒的に多い。祐一が突っ込むより、佐祐理が上になった方が気持ちよくなれるのだ。処女と童貞を失ったタイミングは一緒だったはずなのに。
「さ、佐裕理さん…出る…」
「ごめんなさいね、もっと時間があればゆっくりしてあげられたんですけれど」
佐祐理がぱくんと祐一のペニスをくわえこみ、頭を前後に激しく振る。
「ぐあああ…」
びゅっ、びゅっ、びゅっ。
祐一がうめいた瞬間、佐祐理の口の中に生温かな液体がほとばしる。
「んっ…んんっ」
佐祐理は脈動の間にも素早くペニスを口でしごき上げ、尿道に残った精液を絞り出す。絶頂中の敏感な所に加わった刺激は、祐一に痛みにすら似た快感を与えた。
こくんっ。
白い喉が綺麗な音を立てて鳴り、祐一の白濁液が飲み込まれていく…
「ふぅっ。ごちそうさまでした」
「あ、ああ…佐裕理さん、ありがとう」
まだ絶頂のぼうっとした感覚のまま祐一は答える。
「じゃあ、佐祐理はもう一度歯を磨いてから行って来ますね」
「う、うん。いってらっしゃい」
「はい、いってきます」
佐祐理が、品の良いハンドバッグを手にしてリビングから出ていく。
出勤前の5分間でも祐一との営みを済ませられるのだから、佐祐理の能力はただものではないと言わざるを得ない。昼から大学に行こうと思っている祐一と比べれば雲泥の差だ。無論、昨晩は昨晩で別にこなしている。
「ふぁ…」
パジャマのままの祐一は、こらえきれずにあくびをする。何とはなしに罪悪感があった。
そして、テーブルの上に置かれっぱなしになっていた佐祐理の作った朝食に向かった。
「うお…」
ぺろっ、ぺろん…じゅるっ。
「さっ…佐祐理さん…」
「はい?」
「上手すぎる…」
「あははーっ、そうですか? ありがとうございます」
舌を半分出したまま、佐祐理が言う。
「初めて…なんだよな、こんな事…当然…」
「そうですよ」
「う…むむぅ」
ぺろっ、ぺろっ…
小動物の舌のように細かく動く佐祐理の舌は、まるで嫌がる様子も見せずに祐一のペニスをこねくり回す。しかも、先割れのすぐそばや雁首の段差の部分、ぐぐっと下がってフクロの部分、小休止や探りを入れる動きなどが全くない連続した口撃だ。
「や、やっぱり気持ちよすぎる…」
「お口と佐祐理の中と、どっちがいいですか?」
「甲乙つけがたいが…こっちは新鮮だからなぁ…」
「佐祐理も初めてで、すごいどきどきしてますよ」
「そう…か」
とても、そうは思えない。
にこにこ顔で祐一の一番弱いところを責め立てる様子は、まるでセックスに狂った考え無しの女のようだ。もし、佐祐理のややあどけなさを残した顔と、身に纏った濃紺のスーツがなかったならば。
「ん…祐一さんの、もうこんなに大きくなって…」
うっとりした声。理性を放ってしまったような声。
それでいて、唾液や祐一の先走りの液が佐祐理のスーツに掛かってしまわないように、ペニスの角度は巧みにコントロールされていた。髪の毛をかき上げる仕草も、フェラチオの動きの中に組み込まれているようでいて髪が粘液に浸ってしまうのを防ぐために必要十分なだけのものだ。
「う…ううう…」
祐一は佐祐理に奉仕されている立場にありながら、その手中の中で悶えさせられているという思いを捨てる事が出来なかった。情けない事だが、それは今日に始まった事ではない。交わるときはいつも佐祐理がリードするのだし、体位は騎乗位が圧倒的に多い。祐一が突っ込むより、佐祐理が上になった方が気持ちよくなれるのだ。処女と童貞を失ったタイミングは一緒だったはずなのに。
「さ、佐裕理さん…出る…」
「ごめんなさいね、もっと時間があればゆっくりしてあげられたんですけれど」
佐祐理がぱくんと祐一のペニスをくわえこみ、頭を前後に激しく振る。
「ぐあああ…」
びゅっ、びゅっ、びゅっ。
祐一がうめいた瞬間、佐祐理の口の中に生温かな液体がほとばしる。
「んっ…んんっ」
佐祐理は脈動の間にも素早くペニスを口でしごき上げ、尿道に残った精液を絞り出す。絶頂中の敏感な所に加わった刺激は、祐一に痛みにすら似た快感を与えた。
こくんっ。
白い喉が綺麗な音を立てて鳴り、祐一の白濁液が飲み込まれていく…
「ふぅっ。ごちそうさまでした」
「あ、ああ…佐裕理さん、ありがとう」
まだ絶頂のぼうっとした感覚のまま祐一は答える。
「じゃあ、佐祐理はもう一度歯を磨いてから行って来ますね」
「う、うん。いってらっしゃい」
「はい、いってきます」
佐祐理が、品の良いハンドバッグを手にしてリビングから出ていく。
出勤前の5分間でも祐一との営みを済ませられるのだから、佐祐理の能力はただものではないと言わざるを得ない。昼から大学に行こうと思っている祐一と比べれば雲泥の差だ。無論、昨晩は昨晩で別にこなしている。
「ふぁ…」
パジャマのままの祐一は、こらえきれずにあくびをする。何とはなしに罪悪感があった。
そして、テーブルの上に置かれっぱなしになっていた佐祐理の作った朝食に向かった。
ちゃぷん…
「あははーっ、なんだかぬるぬるしますね」
「そのままだと、ちょっとまずいかと思ったから。あれをぶちこんでみたんだ」
祐一は湯船の中から、浴室の隅に置かれたカゴ型のゴミ入れを指さす。そこにはピンク色をした空のチューブが入っていた。中身はすっかり絞り出されているが、少し残っている中身はねっとりした感触が予想される形状でチューブの中にこびりついている。
「なんだか不思議な感じですね」
「そうだな」
佐祐理の朗らかな声が浴室にこだまする。まるで子供同士が二人で風呂に入っているような声質だ。それに加えて、じっと入っていると寒く感じてきそうなほどにぬるい湯の温度がふわふわとした雰囲気に拍車を掛ける。
だが、そんな雰囲気の中にピンと緊張を作り出しているかのように祐一のペニスは湯の中で固く勃起していた。水滴をはじくような滑らかな佐祐理の肌と、ペパーミントグリーンのタオルでしっとりとまとめられた髪を見ているだけでも祐一の興奮はどんどん高まっていく。普段性交する時にも見ている乾いた肌や、さらさらと揺れる長い髪とちょっと違うだけでも新鮮なものが感じられた。
ちゃぷ…
「もう、したくてたまらないって感じですね」
「…そうだな」
佐祐理が湯の中に手を入れて、波紋に揺らめいて見える祐一のペニスをマッサージするような手つきでまさぐる。水面上からはぼやけて見える手の動きも、祐一のペニスにとっては大胆でスピードに乗った愛撫だ。手で覆ってぐりぐりと揉むような刺激のため、水の重みもほとんど感じさせない軽やかな指さばきだった。
「気持ちいいですか?」
「うん、すごく…佐祐理さんも、あそこ俺の方に出してよ」
「はい…」
少しだけ顔を赤くしながら、佐祐理は湯の中で脚を開いて祐一の身体により近づいていった。二人が入っても多少の余裕はある浴槽だ。佐祐理はちゃぷ…ちゃぷんと音を立てて、ゆらりと泳ぐように祐一に身を寄せていく。陰毛が誘うように揺れていた。
祐一は粘りのある湯をかき分けるような勢いで、佐祐理の秘部に指を伸ばしていく。ざばあっ…と音が立って、水面が勢い良く波立った。跳ねた水が、二人の顔にぽつぽつと降りかかる。真水と違ってさらりとしていない液体は粘っこく宙を飛び、顔に付着するとわずかながら透明な糸を引いて垂れた。
「……」
にゅる…
「あ…」
佐祐理の秘部に祐一の手が滑り込むと、小さな声が漏れる。指先に感じられるぬめり方は、佐祐理がしとどに濡れた時とも違っていた。どこを触っても均一にぬめっていて、自分の手まで同じように均一にぬめっている。秘核に指を伸ばすと、やはりそこも同じようにぬめっていた。
そして二人は、互いの敏感な所を手で思うがままに愛撫する。無限に等しいぬめりが、普段出来ないような大胆な動きを可能にしていた。
「はぁ…祐一さんの指、素敵です」
「佐裕理さんこそ、すごいねちっこくて上手いよ」
「あははっ、祐一さんこそ佐祐理の弱いところばかり触ってて…えっちです」
「佐裕理さんがエッチだから、ここを触ってるとそんなに感じちゃうんだろ?」
祐一はふと思いついて、佐祐理の秘裂を大きく割り広げる。そこに、逆の手で湯をうちわのように扇いで断続的な水流を当て始めた。佐祐理の秘部に、粘り気のあるぬるま湯の圧力が幾度も掛かっては消えていく。
「あ…あっ…ああ…」
水流によって陰毛は激しく揺れ動いていたが、秘部の中には微妙な刺激しか加わらない。決して小さな刺激ではないが、当たる面が拡散してしまっているために佐祐理は快感と非快感の狭間を往復させられた。秘核に勢い良く水流が当たればじんわりとした快感が生まれるが、そうでなければ生ぬるい感触が股間に生まれるに過ぎない。そのいずれであっても、刺激はとても十分とは言えない。
「ふっ…ああ…祐一さんっ…意地悪しないでください」
佐祐理は、水流の刺激に反応しては操り人形のように身体をくねらせていた。祐一のペニスを愛撫する動きは完全に止まって、潤み始めた目で祐一のことを見つめる。だが逃げる様子は一向に見せず、秘部を祐一の手の前に晒したまま生殺しの刺激に身を耐えていた。
「どうして欲しい?」
「な、なめてくださいっ…佐祐理の…ここをっ……あ」
佐祐理は鳥のような高い声で訴えたが、何かに気づいたように言葉を止める。
「いつもの癖で…ここじゃ、できませんね…」
「いや、そんなことないだろ」
「ふえっ…?」
佐祐理が素っ頓狂な声を出したのと、祐一が大きく息を吸い込んだのは同時だった。
じゃぽんっ!
「こ、こんな水を飲んじゃったら…体に…ふあああっ!!」
佐祐理が心配そうに言う。が、祐一が水中で秘部にむしゃぶりつくとかん高い悲鳴を上げて顔を手で覆った。
にゅるっ、にゅるう…
「あっ、ああっ、あくっ…ほ、本当に…駄目ですっ…はぁぁぁんっ!?」
佐祐理が指の間から目を出して、揺れ動く祐一のシルエットを不安な視線で追い始める。しかし、佐祐理は秘核を直接舐められる度に、はしたない声を漏らして身を震わせてしまっていた。無茶苦茶にしゃぶりつく祐一の口は、粘りつく水の中で固くなった佐祐理の秘核をこれでもかと言うほどに刺激した。
「ああ…あっ…だ、だめです…佐祐理っ…佐祐理、このままじゃ…」
祐一の顔に押されるようにして、佐祐理が身を後ろに下げていく。水中でゆらゆらと移動しながら、佐祐理は秘部の感覚がゆるんでくるのを感じていた。
「うっ…うーっ…うっ」
ついに背中が湯船の壁に押しつけられてしまうと、佐祐理はぐいぐいと背中を湯船に押しつけながらくぐもった声を漏らす。だらしなく開いた佐祐理の秘唇から、恥ずかしい液体がどんどん外に出てしまっているのが見えなくてもわかった。
「佐祐理っ…佐祐理っ…」
…じゃぱあんっ!!
「はぁっ…はぁぁっ…はぁっ…はぁ…」
そこで祐一が勢い良く水中から顔を上げ、酸素を求めて荒々しい呼吸を始める。
「ゆ、祐一…さん…」
「はぁ…はぁぁっ…」
少し息が落ち着いてくると、祐一は髪を上げてぽたぽたと粘っこく垂れてくる液体をぬぐった。そして手で顔をごしごしと拭いて、
「ふぅっ」
大きく息をつく。
「こ、こんなものを飲んでしまって…大丈夫なんですか?」
「ああ、大丈夫だよ。成分見たけど、毒になるものは入ってないみたいだし、説明書にも確かそう書いてあったから。それより、水ん中でも佐裕理さんが濡れてきてるのがわかったよ」
「そ、それは…あんまりびっくりしちゃって…それに、祐一さんまた佐祐理の弱いところばっかり…」
「佐裕理さん、欲しい?」
「…はい」
祐一が問うと、佐祐理は一瞬の間を置いて素直にうなずいた。
ちゃぱっ…
「えっと…」
佐祐理は身を少し後ろに傾けた祐一の脚の上に身を乗せていく。そして水中で浮きながら手を伸ばしてペニスをつかみ、その上にゆらっと身を落としていった。途中で浴槽のへりをつかんで体勢を整え、ペニスをヴァギナの入り口にぴったりと当てる。
「入れますね…」
「ああ」
浴槽のへりを佐祐理が離すと、浮力で減衰された体重が佐祐理を緩慢な速度で下降させていく。速くも遅くもない中庸の速度で、佐祐理は串刺しにされていった。
「あ…あ…あ」
三回声を出す間に、佐祐理のヴァギナは深々と祐一のペニスを飲み込む。
「入っちゃいましたね…」
佐祐理は妙に感慨深そうな声を上げた。粘った感触のぬるま湯に包まれて、回帰願望のような感覚の中に交わっているというのはとても奇妙なものだ。面白いほどに、悪いことをしているような気分になってしまう。
「動くぞ? 佐裕理さん」
「はい…」
祐一は水中での佐祐理の重みを確かめるように何度か腰を揺らし、それからにゅぐっ、にゅぐっと腰を突き上げ始めた。
ちゃぷん、ちゃぷん…
「ああ…奥まで…当たっています…」
佐祐理の体は祐一が突き上げる力を強くしていくと、跳ね上がるようにぽんぽんと弾んで水面を揺らした。祐一は佐祐理の腰をしっかりとつかんで、抜けてしまわないようにしながらさらに腰を動かすスピードを強めていく。
「どうだ…佐裕理さん」
「すごく、気持ちいいです…」
「どんな風に気持ちいい?」
「祐一さんのが…深くまで入ってきていて…すっごいぬるぬるしていて…ふわふわしてます…」
軽々と持ち上げられて動きを封じられているのも、佐祐理の興奮を強めた。普通の場なら絶対に出来ないほどに簡単に体が持ち上げられ、奔放に突き上げられている。空中で身が跳ねているようだった。
「俺も…佐祐理さんのぬるぬると、風呂のぬるぬるが混ざってすっげーいい感じだ」
「はうっ…ふああっ…」
まとめた髪が解けてしまいそうな勢いで、佐祐理は激しく突かれる。全身の温度が急上昇しているように感じられた。ぬるま湯と言っても、外気よりはかなり温かい。そこで激しい性交をしているのだから、熱くなるのも早い。
佐祐理は高まってくる性感に抗(あらが)えなくなりそうになりつつも、必死にとどまっていた。今日は祐一にほとんどせずに、自分ばかりしてもらっていたのだ。祐一が放出するには、まだ時間がかかるに違いない。
にゅぐ、にゅぐ…
予想に違(たが)わず、祐一は性交を愉(たの)しむ顔つきで腰を突き上げていた。佐祐理は意識がぼうっとしてくるのを感じながら、顔を紅潮させてシャワーのノズルを一心に見つめる。そうでもしていないと、集中が途切れてあっという間に達してしまいそうだった。
にゅぐにゅぐっ…にゅぐる…
気づいているのか気づいていないのか、祐一は無言のままで勢い良く腰を振り続ける。佐祐理の全身が、小刻みに痙攣し始めた。
「ゆっ…祐一さん…佐祐理っ…もうっ…このままじゃあっ…」
クンニリングスを受けていた時とは3倍ほども余裕のない表情と声で、佐祐理は訴える。
「そっか…じゃあ、佐祐理さん一回イッちゃってよ」
祐一はちょっとした笑みを浮かべると、軽く腰をグラインドさせる動きに切り替えて佐祐理の秘核をいじり始めた。佐祐理の表情が一気に変わる。背をピンと反らせて、目を見開きながら喘ぎ声を上げ始める。
「そ、そこはっ! そこを触ったら…だ、だめっ、祐一さん、だめですっ…佐祐理、だめですっ……!!」
佐祐理の絶叫が、浴室にエコーする。
ビクンンッ…ビククッ…ビク…
耐えられたのは一瞬だけだった。二箇所からの刺激にコントロールできなくなった性感が爆発して、佐祐理は身悶えしながら全身を震わせる。
「っ……! っ……」
そのまま、佐祐理はとどめを刺されたような顔でふらりと後ろに倒れ込む。
「あっ…」
祐一は慌てて佐祐理の身を前に引いて、湯船のへりに頭をぶつけないようにする。
ちゃぷんっ。
「あ…はぁ…ごめんなさい…佐祐理だけ、先にイッちゃって…」
頭を水につけながら、佐祐理は涙に濡れた目で謝った。タオルがほどけ、髪が水中に段々と広がっていく。
「いいよ…このまま、入れたままでしばらくいてさ、そしたらまた動くから」
「…はい…祐一さん…」
髪から爪先まで、ほとんど全身が液体に濡らされた佐祐理のべとべとの肢体は、祐一の興奮を新たな形で煽っていた。
「あははーっ、なんだかぬるぬるしますね」
「そのままだと、ちょっとまずいかと思ったから。あれをぶちこんでみたんだ」
祐一は湯船の中から、浴室の隅に置かれたカゴ型のゴミ入れを指さす。そこにはピンク色をした空のチューブが入っていた。中身はすっかり絞り出されているが、少し残っている中身はねっとりした感触が予想される形状でチューブの中にこびりついている。
「なんだか不思議な感じですね」
「そうだな」
佐祐理の朗らかな声が浴室にこだまする。まるで子供同士が二人で風呂に入っているような声質だ。それに加えて、じっと入っていると寒く感じてきそうなほどにぬるい湯の温度がふわふわとした雰囲気に拍車を掛ける。
だが、そんな雰囲気の中にピンと緊張を作り出しているかのように祐一のペニスは湯の中で固く勃起していた。水滴をはじくような滑らかな佐祐理の肌と、ペパーミントグリーンのタオルでしっとりとまとめられた髪を見ているだけでも祐一の興奮はどんどん高まっていく。普段性交する時にも見ている乾いた肌や、さらさらと揺れる長い髪とちょっと違うだけでも新鮮なものが感じられた。
ちゃぷ…
「もう、したくてたまらないって感じですね」
「…そうだな」
佐祐理が湯の中に手を入れて、波紋に揺らめいて見える祐一のペニスをマッサージするような手つきでまさぐる。水面上からはぼやけて見える手の動きも、祐一のペニスにとっては大胆でスピードに乗った愛撫だ。手で覆ってぐりぐりと揉むような刺激のため、水の重みもほとんど感じさせない軽やかな指さばきだった。
「気持ちいいですか?」
「うん、すごく…佐祐理さんも、あそこ俺の方に出してよ」
「はい…」
少しだけ顔を赤くしながら、佐祐理は湯の中で脚を開いて祐一の身体により近づいていった。二人が入っても多少の余裕はある浴槽だ。佐祐理はちゃぷ…ちゃぷんと音を立てて、ゆらりと泳ぐように祐一に身を寄せていく。陰毛が誘うように揺れていた。
祐一は粘りのある湯をかき分けるような勢いで、佐祐理の秘部に指を伸ばしていく。ざばあっ…と音が立って、水面が勢い良く波立った。跳ねた水が、二人の顔にぽつぽつと降りかかる。真水と違ってさらりとしていない液体は粘っこく宙を飛び、顔に付着するとわずかながら透明な糸を引いて垂れた。
「……」
にゅる…
「あ…」
佐祐理の秘部に祐一の手が滑り込むと、小さな声が漏れる。指先に感じられるぬめり方は、佐祐理がしとどに濡れた時とも違っていた。どこを触っても均一にぬめっていて、自分の手まで同じように均一にぬめっている。秘核に指を伸ばすと、やはりそこも同じようにぬめっていた。
そして二人は、互いの敏感な所を手で思うがままに愛撫する。無限に等しいぬめりが、普段出来ないような大胆な動きを可能にしていた。
「はぁ…祐一さんの指、素敵です」
「佐裕理さんこそ、すごいねちっこくて上手いよ」
「あははっ、祐一さんこそ佐祐理の弱いところばかり触ってて…えっちです」
「佐裕理さんがエッチだから、ここを触ってるとそんなに感じちゃうんだろ?」
祐一はふと思いついて、佐祐理の秘裂を大きく割り広げる。そこに、逆の手で湯をうちわのように扇いで断続的な水流を当て始めた。佐祐理の秘部に、粘り気のあるぬるま湯の圧力が幾度も掛かっては消えていく。
「あ…あっ…ああ…」
水流によって陰毛は激しく揺れ動いていたが、秘部の中には微妙な刺激しか加わらない。決して小さな刺激ではないが、当たる面が拡散してしまっているために佐祐理は快感と非快感の狭間を往復させられた。秘核に勢い良く水流が当たればじんわりとした快感が生まれるが、そうでなければ生ぬるい感触が股間に生まれるに過ぎない。そのいずれであっても、刺激はとても十分とは言えない。
「ふっ…ああ…祐一さんっ…意地悪しないでください」
佐祐理は、水流の刺激に反応しては操り人形のように身体をくねらせていた。祐一のペニスを愛撫する動きは完全に止まって、潤み始めた目で祐一のことを見つめる。だが逃げる様子は一向に見せず、秘部を祐一の手の前に晒したまま生殺しの刺激に身を耐えていた。
「どうして欲しい?」
「な、なめてくださいっ…佐祐理の…ここをっ……あ」
佐祐理は鳥のような高い声で訴えたが、何かに気づいたように言葉を止める。
「いつもの癖で…ここじゃ、できませんね…」
「いや、そんなことないだろ」
「ふえっ…?」
佐祐理が素っ頓狂な声を出したのと、祐一が大きく息を吸い込んだのは同時だった。
じゃぽんっ!
「こ、こんな水を飲んじゃったら…体に…ふあああっ!!」
佐祐理が心配そうに言う。が、祐一が水中で秘部にむしゃぶりつくとかん高い悲鳴を上げて顔を手で覆った。
にゅるっ、にゅるう…
「あっ、ああっ、あくっ…ほ、本当に…駄目ですっ…はぁぁぁんっ!?」
佐祐理が指の間から目を出して、揺れ動く祐一のシルエットを不安な視線で追い始める。しかし、佐祐理は秘核を直接舐められる度に、はしたない声を漏らして身を震わせてしまっていた。無茶苦茶にしゃぶりつく祐一の口は、粘りつく水の中で固くなった佐祐理の秘核をこれでもかと言うほどに刺激した。
「ああ…あっ…だ、だめです…佐祐理っ…佐祐理、このままじゃ…」
祐一の顔に押されるようにして、佐祐理が身を後ろに下げていく。水中でゆらゆらと移動しながら、佐祐理は秘部の感覚がゆるんでくるのを感じていた。
「うっ…うーっ…うっ」
ついに背中が湯船の壁に押しつけられてしまうと、佐祐理はぐいぐいと背中を湯船に押しつけながらくぐもった声を漏らす。だらしなく開いた佐祐理の秘唇から、恥ずかしい液体がどんどん外に出てしまっているのが見えなくてもわかった。
「佐祐理っ…佐祐理っ…」
…じゃぱあんっ!!
「はぁっ…はぁぁっ…はぁっ…はぁ…」
そこで祐一が勢い良く水中から顔を上げ、酸素を求めて荒々しい呼吸を始める。
「ゆ、祐一…さん…」
「はぁ…はぁぁっ…」
少し息が落ち着いてくると、祐一は髪を上げてぽたぽたと粘っこく垂れてくる液体をぬぐった。そして手で顔をごしごしと拭いて、
「ふぅっ」
大きく息をつく。
「こ、こんなものを飲んでしまって…大丈夫なんですか?」
「ああ、大丈夫だよ。成分見たけど、毒になるものは入ってないみたいだし、説明書にも確かそう書いてあったから。それより、水ん中でも佐裕理さんが濡れてきてるのがわかったよ」
「そ、それは…あんまりびっくりしちゃって…それに、祐一さんまた佐祐理の弱いところばっかり…」
「佐裕理さん、欲しい?」
「…はい」
祐一が問うと、佐祐理は一瞬の間を置いて素直にうなずいた。
ちゃぱっ…
「えっと…」
佐祐理は身を少し後ろに傾けた祐一の脚の上に身を乗せていく。そして水中で浮きながら手を伸ばしてペニスをつかみ、その上にゆらっと身を落としていった。途中で浴槽のへりをつかんで体勢を整え、ペニスをヴァギナの入り口にぴったりと当てる。
「入れますね…」
「ああ」
浴槽のへりを佐祐理が離すと、浮力で減衰された体重が佐祐理を緩慢な速度で下降させていく。速くも遅くもない中庸の速度で、佐祐理は串刺しにされていった。
「あ…あ…あ」
三回声を出す間に、佐祐理のヴァギナは深々と祐一のペニスを飲み込む。
「入っちゃいましたね…」
佐祐理は妙に感慨深そうな声を上げた。粘った感触のぬるま湯に包まれて、回帰願望のような感覚の中に交わっているというのはとても奇妙なものだ。面白いほどに、悪いことをしているような気分になってしまう。
「動くぞ? 佐裕理さん」
「はい…」
祐一は水中での佐祐理の重みを確かめるように何度か腰を揺らし、それからにゅぐっ、にゅぐっと腰を突き上げ始めた。
ちゃぷん、ちゃぷん…
「ああ…奥まで…当たっています…」
佐祐理の体は祐一が突き上げる力を強くしていくと、跳ね上がるようにぽんぽんと弾んで水面を揺らした。祐一は佐祐理の腰をしっかりとつかんで、抜けてしまわないようにしながらさらに腰を動かすスピードを強めていく。
「どうだ…佐裕理さん」
「すごく、気持ちいいです…」
「どんな風に気持ちいい?」
「祐一さんのが…深くまで入ってきていて…すっごいぬるぬるしていて…ふわふわしてます…」
軽々と持ち上げられて動きを封じられているのも、佐祐理の興奮を強めた。普通の場なら絶対に出来ないほどに簡単に体が持ち上げられ、奔放に突き上げられている。空中で身が跳ねているようだった。
「俺も…佐祐理さんのぬるぬると、風呂のぬるぬるが混ざってすっげーいい感じだ」
「はうっ…ふああっ…」
まとめた髪が解けてしまいそうな勢いで、佐祐理は激しく突かれる。全身の温度が急上昇しているように感じられた。ぬるま湯と言っても、外気よりはかなり温かい。そこで激しい性交をしているのだから、熱くなるのも早い。
佐祐理は高まってくる性感に抗(あらが)えなくなりそうになりつつも、必死にとどまっていた。今日は祐一にほとんどせずに、自分ばかりしてもらっていたのだ。祐一が放出するには、まだ時間がかかるに違いない。
にゅぐ、にゅぐ…
予想に違(たが)わず、祐一は性交を愉(たの)しむ顔つきで腰を突き上げていた。佐祐理は意識がぼうっとしてくるのを感じながら、顔を紅潮させてシャワーのノズルを一心に見つめる。そうでもしていないと、集中が途切れてあっという間に達してしまいそうだった。
にゅぐにゅぐっ…にゅぐる…
気づいているのか気づいていないのか、祐一は無言のままで勢い良く腰を振り続ける。佐祐理の全身が、小刻みに痙攣し始めた。
「ゆっ…祐一さん…佐祐理っ…もうっ…このままじゃあっ…」
クンニリングスを受けていた時とは3倍ほども余裕のない表情と声で、佐祐理は訴える。
「そっか…じゃあ、佐祐理さん一回イッちゃってよ」
祐一はちょっとした笑みを浮かべると、軽く腰をグラインドさせる動きに切り替えて佐祐理の秘核をいじり始めた。佐祐理の表情が一気に変わる。背をピンと反らせて、目を見開きながら喘ぎ声を上げ始める。
「そ、そこはっ! そこを触ったら…だ、だめっ、祐一さん、だめですっ…佐祐理、だめですっ……!!」
佐祐理の絶叫が、浴室にエコーする。
ビクンンッ…ビククッ…ビク…
耐えられたのは一瞬だけだった。二箇所からの刺激にコントロールできなくなった性感が爆発して、佐祐理は身悶えしながら全身を震わせる。
「っ……! っ……」
そのまま、佐祐理はとどめを刺されたような顔でふらりと後ろに倒れ込む。
「あっ…」
祐一は慌てて佐祐理の身を前に引いて、湯船のへりに頭をぶつけないようにする。
ちゃぷんっ。
「あ…はぁ…ごめんなさい…佐祐理だけ、先にイッちゃって…」
頭を水につけながら、佐祐理は涙に濡れた目で謝った。タオルがほどけ、髪が水中に段々と広がっていく。
「いいよ…このまま、入れたままでしばらくいてさ、そしたらまた動くから」
「…はい…祐一さん…」
髪から爪先まで、ほとんど全身が液体に濡らされた佐祐理のべとべとの肢体は、祐一の興奮を新たな形で煽っていた。
「舞」
「さ、佐祐理…もう…」
「もう…何?」
「も、もうっ…」
「きちんと言わないと、してあげないよ」
佐祐理は舞の敏感な部分をわざと避けて、周囲の所だけをゆっくりと撫でる。舞はその一動作ごとに全身をひくんひくんと震わせて、身体の奥からせり上がってくるような快感を感じていた。
ちゅく。
「んんっ…」
「ほら…舞、して欲しいんでしょ?」
佐祐理が舞の密壷のごく浅い部分をかき回すと、はっきりとした水音がする。舞の興奮の証に他ならない。
「佐祐理…そこを…」
「ここ?」
「うっ…」
佐祐理が、ちょんと舞の突起をつついた。だが本格的にはいじらず、また周囲の部分をなぶるような愛撫を始める。
「そ、そこを…して…」
「何するの?」
「な、なめて…」
「あは…舞、えっち」
しかし、佐祐理は嬉しそうに顔を舞の秘部にうずめた。
ちろっ…ちろちろっ…
「あ…あはぁっ…」
舞が全身を脱力させながら、満たされる声を上げる。佐祐理は蛇のように舌を細くして、短い刺激を連続して与えていた。焦らされていたぶん、舞の身体は速いピッチの責めを敏感すぎるほどに受け入れていく。
「はぁ…」
すぐに舞は我慢をやめて、身体の奥から熱いものをあふれさせた。
音もなくとろとろとあふれ出すそれは、どんどん量を増して垂れ、シーツを汚していく。透明でさらさらとした愛液だったが、止まることも知らずにあふれ続けていた。
ちろっ…
しかし佐祐理はそちらに興味を示さず、同じ部分を執拗に舐める。そのため、シーツにはまるで舞が漏らしてしまったかのようなシミができてしまった。
「あ…あぁ」
舞はそれに気づき、何とかしてあふれ出す液体をとどめようとする。だが、それは秘部に神経を集中させ、佐祐理の舌戯をより強く感じてしまうだけだった。
「だ、だめ…佐祐理…」
そう言った瞬間、佐祐理はさらに顔を強く押しつけて、むしゃぶるように舌を動かす。対象は同じ突起だ。執拗さだけはそのままに、舌の先端だけでなく、全体でこねるようにぐりぐりと刺激していく。
「あ…ああっ…ああ」
舞がぐぐっ、と佐祐理の頭を太股で挟み込んだ。
……ビクンッ…
そして、何かを噛みしめるように身体を痙攣させる。
「はぁ…佐祐理…」
眠りから覚めたような声で舞が話しかけると、佐祐理は脚の間から顔を上げた。
「あは…舞…えっち」
「佐祐理こそ…」
「あははーっ、そうだね」
そう言って、佐祐理は自分の秘部に手をやった。もぞもぞと手を動かすと、そこからピンク色のボールのようなものが出てくる。それはブルブルと小刻みな振動を見せていた。
「べとべと…」
舞はそれを見てつぶやく。激しく自分を責めていた佐祐理が、けろりとした顔でそれを中に入れていた事がひとつの不思議だった。
「さ、佐祐理…もう…」
「もう…何?」
「も、もうっ…」
「きちんと言わないと、してあげないよ」
佐祐理は舞の敏感な部分をわざと避けて、周囲の所だけをゆっくりと撫でる。舞はその一動作ごとに全身をひくんひくんと震わせて、身体の奥からせり上がってくるような快感を感じていた。
ちゅく。
「んんっ…」
「ほら…舞、して欲しいんでしょ?」
佐祐理が舞の密壷のごく浅い部分をかき回すと、はっきりとした水音がする。舞の興奮の証に他ならない。
「佐祐理…そこを…」
「ここ?」
「うっ…」
佐祐理が、ちょんと舞の突起をつついた。だが本格的にはいじらず、また周囲の部分をなぶるような愛撫を始める。
「そ、そこを…して…」
「何するの?」
「な、なめて…」
「あは…舞、えっち」
しかし、佐祐理は嬉しそうに顔を舞の秘部にうずめた。
ちろっ…ちろちろっ…
「あ…あはぁっ…」
舞が全身を脱力させながら、満たされる声を上げる。佐祐理は蛇のように舌を細くして、短い刺激を連続して与えていた。焦らされていたぶん、舞の身体は速いピッチの責めを敏感すぎるほどに受け入れていく。
「はぁ…」
すぐに舞は我慢をやめて、身体の奥から熱いものをあふれさせた。
音もなくとろとろとあふれ出すそれは、どんどん量を増して垂れ、シーツを汚していく。透明でさらさらとした愛液だったが、止まることも知らずにあふれ続けていた。
ちろっ…
しかし佐祐理はそちらに興味を示さず、同じ部分を執拗に舐める。そのため、シーツにはまるで舞が漏らしてしまったかのようなシミができてしまった。
「あ…あぁ」
舞はそれに気づき、何とかしてあふれ出す液体をとどめようとする。だが、それは秘部に神経を集中させ、佐祐理の舌戯をより強く感じてしまうだけだった。
「だ、だめ…佐祐理…」
そう言った瞬間、佐祐理はさらに顔を強く押しつけて、むしゃぶるように舌を動かす。対象は同じ突起だ。執拗さだけはそのままに、舌の先端だけでなく、全体でこねるようにぐりぐりと刺激していく。
「あ…ああっ…ああ」
舞がぐぐっ、と佐祐理の頭を太股で挟み込んだ。
……ビクンッ…
そして、何かを噛みしめるように身体を痙攣させる。
「はぁ…佐祐理…」
眠りから覚めたような声で舞が話しかけると、佐祐理は脚の間から顔を上げた。
「あは…舞…えっち」
「佐祐理こそ…」
「あははーっ、そうだね」
そう言って、佐祐理は自分の秘部に手をやった。もぞもぞと手を動かすと、そこからピンク色のボールのようなものが出てくる。それはブルブルと小刻みな振動を見せていた。
「べとべと…」
舞はそれを見てつぶやく。激しく自分を責めていた佐祐理が、けろりとした顔でそれを中に入れていた事がひとつの不思議だった。
「う…」
「あははーっ、祐一さん、気分はどうですか?」
「と、止めてくれ…死にそうだ…」
「でも、こっちは嫌そうにしていませんよ」
佐祐理が無造作にペニスをつかんで、思い切りしめつける。少女の力とは言え、全力で締め付けられれば痛くないはずがない。
「う、うっ…や、やめてくれ、佐祐理さん…」
「だったら、なんで縛られる時に嫌だって言わなかったんですかーっ?」
「そ、それは…舞が」
「ひとのせいにする悪い子はおしおきですよっ」
バチン!
「あぐっ!」
バチン!
佐祐理が平手でペニスをはたく。決して弱い力ではない。
「ゆ、許してくれっ…佐祐理さん、俺が悪かった…だから、後ろのを…止めて…くれ…」
ペニスは叩かれる度に左右へ大きく振れたが、その度に力を増しているようにも見えた。
ヴヴ…という音を立てて祐一の身体の中で蠢いているのは、細長い形状をしたバイブだ。ローションが塗りたくられていたとは言え、生まれてはじめて異物を挿入されたのである。挿入の瞬間は、子供のような悲鳴を上げていた。
「でも、最初に比べれば随分慣れてきたみたいですよーっ」
「そ、そんなことない…もう限界だ…だから」
「女の子のはじめてはもっと痛いんですよ。ね、舞?」
「さ、佐祐理…」
佐祐理の向いた方には、舞の姿があった。二人の様子をじっと見つめながら、片手は乳房に、もう片方の手は秘部に当てている。そして、全身を大きく動かしながらの自慰行為に耽っていた。
くちゅくちゅくちゅ、とひっきりなしの水音が響く。床は漏らした愛液が水たまりのようになってしまっていた。物欲しそうに二人の行為を見つめながら、二箇所の敏感な突起をいじくる。だが、ピンク色の大きな真珠のような陰核への刺激では、舞は完全に満たされることはない。舞の瞳は、とても満足しているとは言えなかった。
「さ、佐祐理、もう…祐一のが、欲しい…」
「だめですよ。舞も、もっとお預けです」
「ゆ、許して…頭が、変になる…」
「ちゃんと、祐一さんが変態さんなのを見て、何回もイカないと許してあげませんよ」
「佐祐理っ…」
「さてとっ…祐一さん、お尻の穴だけでも、もう出ちゃいそうでしょう?」
「そ、そんなはずないっ…」
「じゃあ、佐祐理の前で証明してくださいねーっ」
佐祐理がさっきしたように、祐一のペニスをぐぐっと握る。
「う…ううっ」
「佐祐理は握っているだけですよ?全然、動かしたりしてませんからねっ」
そうして十秒もすると、祐一が腰をよじらせ始める。
「あれ、どうしたんですか?祐一さんっ」
「な、なんでも…くっ」
「舞、祐一さんがイッちゃいそうだって言ってますから、よく見ていないとダメですよ」
佐祐理がペニスをつかんだまま、ぐっと祐一の腹に近づけるようにする。
「さ、佐祐理」
「佐祐理さん…ゆ、許してくれっ」
「なんでですか?祐一さん、なんでもないって今言ったばかりじゃないですか」
佐祐理がじわりと力を強くする。
「そ、それは…うっ…うっ、うーっ!」
どびゅっ!
「うっ…」
どびゅっ!びゅっ!どびゅっ!
祐一の激しい放出は、佐祐理の指で向きをコントロールされて彼自身の顔に掛かった。
びゅっ…びゅ
やがて勢いを失ってくると、祐一の腹に力無く白い液体が落ちる。
「あははーっ、祐一さん、やっぱりお尻の穴だけでイッちゃいましたね」
「うっ…ううっ…」
屈辱と、未だ中で蠢いているバイブの感触に、祐一は力無くうなだれつつ身体を震わせる。
「嘘つきさんにはお仕置きですよっ」
バチン!
「うう!」
再び佐祐理が平手で叩く。だが、その瞬間ペニスはむくりと頭をもたげた。
「祐一さん、叩かれて気持ちいいんですねっ」
「ち…ちが…」
だが、みるみる間にペニスは勢いを取り戻してしまった。
「自分で出したのを全部舐めなくちゃダメですよっ。それまで、これです」
佐祐理がポケットから何かを取りだした。
「や…!?やめてくれっ!」
「口答えすると、ふたつにしますよ」
「た…たの…」
祐一の声の末尾がかすれて消えていく。
ぐっ、と佐祐理が指でそれを開いて、ペニスにつけてから離す。
「ぐぅぅっ…!」
洗濯バサミだ。
「はい、舐めてくださいねっ」
「……」
ついに祐一は口答えすらせずに、口の周りに付いた自分の体液を一心不乱に舐め取り始めた。
「舞、ほら、祐一さん、こんなに変態さんなんですよ」
「………」
だが、舞は全身から力を抜けさせて、ぐったりとしていた。どうやら、オナニーで達してしまったらしい。
「あははーっ、舞、一回だけじゃダメですよ。早く佐祐理を満足させないと、祐一さんのこれが立たなくなっちゃいますよ」
「う…佐祐理、ひどい…」
舞は力無くつぶやきつつも、再び自分の秘裂に指を這わせ始めた。
「あははーっ、祐一さん、気分はどうですか?」
「と、止めてくれ…死にそうだ…」
「でも、こっちは嫌そうにしていませんよ」
佐祐理が無造作にペニスをつかんで、思い切りしめつける。少女の力とは言え、全力で締め付けられれば痛くないはずがない。
「う、うっ…や、やめてくれ、佐祐理さん…」
「だったら、なんで縛られる時に嫌だって言わなかったんですかーっ?」
「そ、それは…舞が」
「ひとのせいにする悪い子はおしおきですよっ」
バチン!
「あぐっ!」
バチン!
佐祐理が平手でペニスをはたく。決して弱い力ではない。
「ゆ、許してくれっ…佐祐理さん、俺が悪かった…だから、後ろのを…止めて…くれ…」
ペニスは叩かれる度に左右へ大きく振れたが、その度に力を増しているようにも見えた。
ヴヴ…という音を立てて祐一の身体の中で蠢いているのは、細長い形状をしたバイブだ。ローションが塗りたくられていたとは言え、生まれてはじめて異物を挿入されたのである。挿入の瞬間は、子供のような悲鳴を上げていた。
「でも、最初に比べれば随分慣れてきたみたいですよーっ」
「そ、そんなことない…もう限界だ…だから」
「女の子のはじめてはもっと痛いんですよ。ね、舞?」
「さ、佐祐理…」
佐祐理の向いた方には、舞の姿があった。二人の様子をじっと見つめながら、片手は乳房に、もう片方の手は秘部に当てている。そして、全身を大きく動かしながらの自慰行為に耽っていた。
くちゅくちゅくちゅ、とひっきりなしの水音が響く。床は漏らした愛液が水たまりのようになってしまっていた。物欲しそうに二人の行為を見つめながら、二箇所の敏感な突起をいじくる。だが、ピンク色の大きな真珠のような陰核への刺激では、舞は完全に満たされることはない。舞の瞳は、とても満足しているとは言えなかった。
「さ、佐祐理、もう…祐一のが、欲しい…」
「だめですよ。舞も、もっとお預けです」
「ゆ、許して…頭が、変になる…」
「ちゃんと、祐一さんが変態さんなのを見て、何回もイカないと許してあげませんよ」
「佐祐理っ…」
「さてとっ…祐一さん、お尻の穴だけでも、もう出ちゃいそうでしょう?」
「そ、そんなはずないっ…」
「じゃあ、佐祐理の前で証明してくださいねーっ」
佐祐理がさっきしたように、祐一のペニスをぐぐっと握る。
「う…ううっ」
「佐祐理は握っているだけですよ?全然、動かしたりしてませんからねっ」
そうして十秒もすると、祐一が腰をよじらせ始める。
「あれ、どうしたんですか?祐一さんっ」
「な、なんでも…くっ」
「舞、祐一さんがイッちゃいそうだって言ってますから、よく見ていないとダメですよ」
佐祐理がペニスをつかんだまま、ぐっと祐一の腹に近づけるようにする。
「さ、佐祐理」
「佐祐理さん…ゆ、許してくれっ」
「なんでですか?祐一さん、なんでもないって今言ったばかりじゃないですか」
佐祐理がじわりと力を強くする。
「そ、それは…うっ…うっ、うーっ!」
どびゅっ!
「うっ…」
どびゅっ!びゅっ!どびゅっ!
祐一の激しい放出は、佐祐理の指で向きをコントロールされて彼自身の顔に掛かった。
びゅっ…びゅ
やがて勢いを失ってくると、祐一の腹に力無く白い液体が落ちる。
「あははーっ、祐一さん、やっぱりお尻の穴だけでイッちゃいましたね」
「うっ…ううっ…」
屈辱と、未だ中で蠢いているバイブの感触に、祐一は力無くうなだれつつ身体を震わせる。
「嘘つきさんにはお仕置きですよっ」
バチン!
「うう!」
再び佐祐理が平手で叩く。だが、その瞬間ペニスはむくりと頭をもたげた。
「祐一さん、叩かれて気持ちいいんですねっ」
「ち…ちが…」
だが、みるみる間にペニスは勢いを取り戻してしまった。
「自分で出したのを全部舐めなくちゃダメですよっ。それまで、これです」
佐祐理がポケットから何かを取りだした。
「や…!?やめてくれっ!」
「口答えすると、ふたつにしますよ」
「た…たの…」
祐一の声の末尾がかすれて消えていく。
ぐっ、と佐祐理が指でそれを開いて、ペニスにつけてから離す。
「ぐぅぅっ…!」
洗濯バサミだ。
「はい、舐めてくださいねっ」
「……」
ついに祐一は口答えすらせずに、口の周りに付いた自分の体液を一心不乱に舐め取り始めた。
「舞、ほら、祐一さん、こんなに変態さんなんですよ」
「………」
だが、舞は全身から力を抜けさせて、ぐったりとしていた。どうやら、オナニーで達してしまったらしい。
「あははーっ、舞、一回だけじゃダメですよ。早く佐祐理を満足させないと、祐一さんのこれが立たなくなっちゃいますよ」
「う…佐祐理、ひどい…」
舞は力無くつぶやきつつも、再び自分の秘裂に指を這わせ始めた。
さらっ、と表面を掠めるように祐一の指が滑る。
「…どうかしましたか?」
一度だけそうしてから、動きを止めてしまった祐一に佐祐理が問うた。
「いや…佐祐理さんの身体、綺麗だなって思って」
「…あははーっ、突然そんな事言うなんて、祐一さんらしくないですよ」
「そうかもしれないけど…なんか」
何かを確かめているかのように、乳房の上でゆっくりと左右に手を動かす。そのたびに柔らかい感触が返ってきて、抵抗無く膨らみの形が変わる。しかし手を離すと、また形良い元通りの状態に戻った。
「なんだか、そんな風にしていると、祐一さん子供みたいです」
「ん…そうかもしれないなぁ」
言われて、祐一は一度手を離す。そして優しい瞳で自分を見つめている佐祐理の顔を少しながめてから、両の手の平を広げて、すっぽりと乳房に覆い被せる。
なんとか、手の平の中に収まるくらいのサイズだった。端の方がすこしはみ出しているかもしれない。
「結構大きいよな、佐祐理さん」
「そうですか?」
「間近で見るのはじめてだからわからないけど…そうなんじゃないかって思う」
そうして、さっきよりもやや強めに全体をくっ、くっと揉んでいった。返ってくる柔らかな弾力はさっきと変わらない。ただ、さっきのように様子をうかがうという動きではなく、佐祐理の身体を感じようとする動き、佐祐理に自分を感じてもらおうという動きだ。
「ふぅ…」
佐祐理が息を吐き出す。
「見た感じ、舞は結構大きいみたいだったけど、どうなんだろ」
「佐祐理も、見たことないからわかりませんけど」
「そりゃそうか…」
祐一はなんとなく、佐祐理の背中に下に広がっているロングヘアーに目をやる。
リボンを解いた佐祐理の雰囲気はいつもと違う大人びた装いを見せていた。普段、舞と佐祐理と祐一の三人でいる時の佐祐理とうまくつながらない。だから、舞の胸の大きさを佐祐理の胸の大きさと比較してみようなどという試みも、なんだか上手く進まない。
「ふぁ…」
佐祐理が、また息を漏らす。かすかに熱っぽい様子が感じられた。
「佐祐理さん…」
「あははーっ…なんだか、ぼうっとしてきちゃいました」
白い頬も、少しずつ紅潮してきたように見える。乳房を覆った指を少し広げてみると、隙間から膨らみかけた薔薇色の突起がのぞいた。
「気持ちいい?」
「祐一さんに触ってもらっていると思うと…なんだか」
佐祐理がわずかに目を伏せながら、恥ずかしそうにつぶやく。それでも、祐一から完全に目をそらそうとはしなかった。
「ここ舐めても、大丈夫だよな」
「構いませんよ」
祐一が手をどけて佐祐理に聞くと、すぐに返事が返ってきた。
「………」
舌を出したまま近づけて、固くなった部分をそっと舐める。
「…でも、やっぱり子供みたいですね」
「…ほうかな」
舌を出したまま答えたので、変な答えになった。佐祐理がくすりと笑う。
その照れ隠しなのか、祐一は思い切り顔全体を乳房に近づけて、ぺろぺろとしきりに突起を舐め始めた。
「ん…ふぅ」
段々突起の固さが増してくるのに合わせて、佐祐理が熱くなった息を吐く。だいぶ高まってきたと思しきその吐息は、かなりの色っぽさを感じさせた。今の祐一は視界が狭いから佐祐理の全身を捉える事はできなかったが、もし全体をよく観察したなら、佐祐理から年相応の、あるいはもっと成熟した妖艶さを感じる事が出来ただろう。
「あはは…祐一さん、上手ですから、佐祐理気持ちよくなっちゃいました…」
だが、どうしても幼さを感じさせる言葉と声質が、そこに近寄り難さを生じさせるのを防ぐ。他愛ない会話をしている時と同じように、佐祐理は自分の性感を表現しているのだ。冷静に見たならば大分不思議な状況なのかもしれないが、それなりに長く佐祐理とつき合ってきた祐一はそう言った点も含めて飲み込む事ができた。
…ちゅ…
最後に先端を軽く吸い上げてから、祐一は唇を離す。
「もう…いいか?」
「大丈夫です…」
佐祐理はうなずいた。
祐一は出来るだけ目をやらないようにしていた、佐祐理の脚の付け根の部分に目をやる。佐祐理は別段隠そうともせず、祐一の眼前にそこをただ晒していたのだが、どうも直視する気が起こらなかったのだ。
いざ見てみると、柔らかそうなヘアが見えている中心に、すっと一本筋が入っているようにしか見えなかった。このままでは、中の様子はまるでわからない。
点々と脇腹の辺りを指で伝いながら、祐一はその部分に近づいていった。へその下辺りまで来て、いったん指を止める。
「ここ、触っても大丈夫なんだよな?」
「ええ」
確認ばかりする祐一を、佐祐理は笑うこともなく気分を損ねることもなく、ただうなずく。
薄いヘアをかき分けるようにしながら、祐一は割れ目の延長線上に指を滑らせていった。緩慢な動きではあったが、すぐに秘裂の所まで来てしまう。
一瞬の躊躇のあと、祐一は秘裂の上に指を移動させ、それを割り開いて指を侵入させた。
「んっ…」
粘膜に包まれた指を慎重に沈めていくと、やがて指が進まなくなる。押し込むとぐっとへこむが、進める事はできない。
「あっ…う…あ…祐一さんっ…」
「え?佐祐理さん?」
「そ、そこは…すこし…痛いです…」
「えっ…あ、ごめんっ」
祐一が慌てて指を引き抜く。
「で、でも…そしたら、どうすれば」
「あ、あの、その一番上の奥辺りの部分、そこ以外だったら大丈夫です」
「え?…この辺?」
祐一が、直接には触らずに秘裂の上端部を指さす。
「そ、そうです」
「わかった…ごめん」
今度は、秘裂のかなり下の辺りから指を差し入れた。
指に来る感触はほとんど変わらない。少しだけぬめりを帯びた感じで、あたたかかった。また痛みを感じているのではと佐祐理の方をうかがうが、特に佐祐理が苦痛を感じている様子はない。
ぷちゅっ。
「あ…」
その時祐一の指先に、粘膜とは違う、はっきりとした液体の感触が感じられた。
「…気持ちいいから、だよな…」
「…そうです」
心なしか、佐祐理の全身がさっきよりも弛緩しているように見える。中から熱いものをあふれさせてしまった事で、力が抜けてしまったのかもしれない。
祐一はその液体の感触を指先で味わいながら、指が突き当たった部分の粘膜を優しく撫でた。にちゃ、にちゃっという粘り気のある水音と佐祐理の滑らかな肌のギャップがなんともエロティックである。
その感触を十分に楽しんでから、祐一は指を抜いて、てらてらと光ったその部分を見つめた。
「…いい?佐祐理さん」
「はい、来て下さい」
佐祐理はだいぶ上気した顔だったが、はっきりと首を縦に振った。
一枚だけ身につけていたトランクスを脱いで、自分の分身を取り出す。ずっとトランクスを突き上げていたペニスは、佐祐理の前で浅ましく屹立していた。
「あ…」
だが、後ろめたさすら感じた祐一自身の反応とは逆に、佐祐理は愛おしそうな、嬉しそうな瞳でそれを迎えた。少し潤んでいるようにも見える。
「さっきの、とろとろになってた所だよな…」
「はい、そこです…」
佐祐理はそう言うと、自ら脚を開いた。さっきはあまりよく見えなかった鮮紅色の秘部を、自分で露わにする。
清潔感に富んだ佐祐理の肢体の中で、そこはひどくアンバランスで、見てはいけない所のように見えた。祐一は思わず、自分の分身を押しつけてそこを視界から隠す。
「じゃあ、いくよ」
「はい」
すぅ、と佐祐理が息を吸い込むと、さらに佐祐理の全身が弛緩していったようだった。祐一は右手を使って先ほど触れていた部分を探り出し、指を分身に添えて、先端を入り口にぴったりとくっつける。
力を入れると、先が入っていく感触があった。祐一はペニスから手を離し、佐祐理の身体をぐっとつかむ。
「いくよ」
「はい」
もう一度同じやり取りを繰り返してから、祐一はぐぐっと力を入れた。
ずっ…と、意外とスムーズに中へと入っていく。
「ふっ…」
途中で、急に反発が強くなる部分があった。だが、ペニスはまだ半分も入っていない。
ここは、通過する部分なのだ。そう言い聞かせて、祐一は佐祐理の身体を腕でしっかりと固定してから思い切り前に力を入れていく。
「あくっ…!はぁ…あっ…」
ずずっ、と重い扉をこじ開けるような感触と共に、先が開けた。そして一気に進んで、祐一の分身が全て埋没する。
「う…はぁ…はぁっ」
「痛かったろ…ごめんな、佐祐理さん」
「あははーっ…これくらい、全然大丈夫ですよ」
「無理しなくていいよ…でも、思ったより簡単に入ったよな」
「だから、そんなに痛くないんです」
「やっぱり、それは嘘だろう…ほら、血、出てる…」
結合部分から、紅い液体がにじみ出していた。
「それは、はじめてだから仕方ないんですよ」
「だから、痛いんじゃないか…」
「血は出ていますけど…見た目ほど、中は傷ついていないんです」
「…そりゃ、俺にはわからないけどさ。無理はしないでくれよ」
「あはは、当たり前ですよ」
祐一は腰を引いてみた。決してきつい締め付けではないが、ぬめって温かな感触の部分に柔らかく全体をくるまれる感触は、何とも言えないほどに気持ちいい。
そして、もう一度押してみると、ちゅぐっという水音が立った。
「結構…濡れてるのかな」
「そうみたいですね」
「俺はすごく気持ちいいけど…佐裕理さんは」
「こうなっちゃっているのが、女性が気持ちよくなっている証拠ですよ」
「そんな気はするけど…やっぱり、はじめてなんだし…痛いのは間違いないと思うけどな」
「そんな事ありませんよ、佐祐理も気持ちいいです」
「でも、はじめてなのに」
「あははーっ、佐祐理ってえっちな子だったんですね」
佐祐理が自ら腰を動かすと、ちゅくちゅくと愛液のはぜる音がする。
「こうすると…じんじんって、祐一さんのを感じられます」
「…わかった。じゃあ、俺も動くよ」
何を言っても、事実は確かめられない気がした。だったら、動いた方がいい。
…ちゅぐっ、ちゅぐっ、ちゅぐっ…
「ふぁ…ぁ…ぁ、ゆういち…さん」
「佐裕理さんっ…」
祐一が腰を動かす度、佐祐理の内部は絶妙に祐一を包み込んだ。祐一は佐祐理の腰をがっしりとつかんで、夢中に腰を前後させる。どうすれば痛みを軽減できるのかという事も考えたが、結局良いアイデアは思いつかず、早く達してしまうのが一番だと結論づけたのだ。
それ以上に言葉を交わす事もなかった。何を言っても、佐祐理は自分も気持ちよくなっていると言うに違いない。それに悩むよりは、ただ佐祐理の中を感じていた方がいい。
ちゅぐちゅぐちゅぐ…
そうする事数分、ようやく祐一に限界が近づいてくる。
「佐祐理さん…そろそろ俺」
「佐祐理も…」
全身をよじらせ、息を速くしながら佐祐理が言う。その様子は、本当に絶頂すれすれの所にいるように見えた。
ぐちゅ、ぐちゅっ!
祐一は何も言わず、激しく分身を奥底に叩きつける。
「あ、あっ、あっ!」
鋭い嬌声が上がって、最後には裏返った。脳の中心を刺激するようなその佐祐理の声に、祐一は限界を迎える。
ずるっ…
びゅっ!
引き抜くのと、放出するのがほぼ同時だった。
びゅっ…びゅっ!びゅびゅっ!
「あ…」
勢い良くほとばしった精液が、佐祐理の腹部から胸、そして顔にまで点々と付着していく。汚した、という表現がこれほど合う状態も珍しいだろう…と、脱力感の中で祐一は思っていた。
ぺろ…
「さ、佐祐理さん」
「あははーっ、祐一さんのおいしいですよ」
口の上についた精液を、舌で舐め取ってからにっこり微笑んで言う。顔のあちこちには、まだ白濁の液が付着していると言うのに。
「…無茶しないでいいって…」
「そんなことないです、祐一さんのだったら、佐祐理の口の中に全部出してくださっても、佐祐理は喜んで飲んじゃいますよ」
「…佐祐理さん…」
事実だろう、それは。
それが…舞とはプラトニックな関係なままでいて、それに並行して佐祐理を抱くという行為を祐一にさせてしまった原因かも知れない…
「…どうかしましたか?」
一度だけそうしてから、動きを止めてしまった祐一に佐祐理が問うた。
「いや…佐祐理さんの身体、綺麗だなって思って」
「…あははーっ、突然そんな事言うなんて、祐一さんらしくないですよ」
「そうかもしれないけど…なんか」
何かを確かめているかのように、乳房の上でゆっくりと左右に手を動かす。そのたびに柔らかい感触が返ってきて、抵抗無く膨らみの形が変わる。しかし手を離すと、また形良い元通りの状態に戻った。
「なんだか、そんな風にしていると、祐一さん子供みたいです」
「ん…そうかもしれないなぁ」
言われて、祐一は一度手を離す。そして優しい瞳で自分を見つめている佐祐理の顔を少しながめてから、両の手の平を広げて、すっぽりと乳房に覆い被せる。
なんとか、手の平の中に収まるくらいのサイズだった。端の方がすこしはみ出しているかもしれない。
「結構大きいよな、佐祐理さん」
「そうですか?」
「間近で見るのはじめてだからわからないけど…そうなんじゃないかって思う」
そうして、さっきよりもやや強めに全体をくっ、くっと揉んでいった。返ってくる柔らかな弾力はさっきと変わらない。ただ、さっきのように様子をうかがうという動きではなく、佐祐理の身体を感じようとする動き、佐祐理に自分を感じてもらおうという動きだ。
「ふぅ…」
佐祐理が息を吐き出す。
「見た感じ、舞は結構大きいみたいだったけど、どうなんだろ」
「佐祐理も、見たことないからわかりませんけど」
「そりゃそうか…」
祐一はなんとなく、佐祐理の背中に下に広がっているロングヘアーに目をやる。
リボンを解いた佐祐理の雰囲気はいつもと違う大人びた装いを見せていた。普段、舞と佐祐理と祐一の三人でいる時の佐祐理とうまくつながらない。だから、舞の胸の大きさを佐祐理の胸の大きさと比較してみようなどという試みも、なんだか上手く進まない。
「ふぁ…」
佐祐理が、また息を漏らす。かすかに熱っぽい様子が感じられた。
「佐祐理さん…」
「あははーっ…なんだか、ぼうっとしてきちゃいました」
白い頬も、少しずつ紅潮してきたように見える。乳房を覆った指を少し広げてみると、隙間から膨らみかけた薔薇色の突起がのぞいた。
「気持ちいい?」
「祐一さんに触ってもらっていると思うと…なんだか」
佐祐理がわずかに目を伏せながら、恥ずかしそうにつぶやく。それでも、祐一から完全に目をそらそうとはしなかった。
「ここ舐めても、大丈夫だよな」
「構いませんよ」
祐一が手をどけて佐祐理に聞くと、すぐに返事が返ってきた。
「………」
舌を出したまま近づけて、固くなった部分をそっと舐める。
「…でも、やっぱり子供みたいですね」
「…ほうかな」
舌を出したまま答えたので、変な答えになった。佐祐理がくすりと笑う。
その照れ隠しなのか、祐一は思い切り顔全体を乳房に近づけて、ぺろぺろとしきりに突起を舐め始めた。
「ん…ふぅ」
段々突起の固さが増してくるのに合わせて、佐祐理が熱くなった息を吐く。だいぶ高まってきたと思しきその吐息は、かなりの色っぽさを感じさせた。今の祐一は視界が狭いから佐祐理の全身を捉える事はできなかったが、もし全体をよく観察したなら、佐祐理から年相応の、あるいはもっと成熟した妖艶さを感じる事が出来ただろう。
「あはは…祐一さん、上手ですから、佐祐理気持ちよくなっちゃいました…」
だが、どうしても幼さを感じさせる言葉と声質が、そこに近寄り難さを生じさせるのを防ぐ。他愛ない会話をしている時と同じように、佐祐理は自分の性感を表現しているのだ。冷静に見たならば大分不思議な状況なのかもしれないが、それなりに長く佐祐理とつき合ってきた祐一はそう言った点も含めて飲み込む事ができた。
…ちゅ…
最後に先端を軽く吸い上げてから、祐一は唇を離す。
「もう…いいか?」
「大丈夫です…」
佐祐理はうなずいた。
祐一は出来るだけ目をやらないようにしていた、佐祐理の脚の付け根の部分に目をやる。佐祐理は別段隠そうともせず、祐一の眼前にそこをただ晒していたのだが、どうも直視する気が起こらなかったのだ。
いざ見てみると、柔らかそうなヘアが見えている中心に、すっと一本筋が入っているようにしか見えなかった。このままでは、中の様子はまるでわからない。
点々と脇腹の辺りを指で伝いながら、祐一はその部分に近づいていった。へその下辺りまで来て、いったん指を止める。
「ここ、触っても大丈夫なんだよな?」
「ええ」
確認ばかりする祐一を、佐祐理は笑うこともなく気分を損ねることもなく、ただうなずく。
薄いヘアをかき分けるようにしながら、祐一は割れ目の延長線上に指を滑らせていった。緩慢な動きではあったが、すぐに秘裂の所まで来てしまう。
一瞬の躊躇のあと、祐一は秘裂の上に指を移動させ、それを割り開いて指を侵入させた。
「んっ…」
粘膜に包まれた指を慎重に沈めていくと、やがて指が進まなくなる。押し込むとぐっとへこむが、進める事はできない。
「あっ…う…あ…祐一さんっ…」
「え?佐祐理さん?」
「そ、そこは…すこし…痛いです…」
「えっ…あ、ごめんっ」
祐一が慌てて指を引き抜く。
「で、でも…そしたら、どうすれば」
「あ、あの、その一番上の奥辺りの部分、そこ以外だったら大丈夫です」
「え?…この辺?」
祐一が、直接には触らずに秘裂の上端部を指さす。
「そ、そうです」
「わかった…ごめん」
今度は、秘裂のかなり下の辺りから指を差し入れた。
指に来る感触はほとんど変わらない。少しだけぬめりを帯びた感じで、あたたかかった。また痛みを感じているのではと佐祐理の方をうかがうが、特に佐祐理が苦痛を感じている様子はない。
ぷちゅっ。
「あ…」
その時祐一の指先に、粘膜とは違う、はっきりとした液体の感触が感じられた。
「…気持ちいいから、だよな…」
「…そうです」
心なしか、佐祐理の全身がさっきよりも弛緩しているように見える。中から熱いものをあふれさせてしまった事で、力が抜けてしまったのかもしれない。
祐一はその液体の感触を指先で味わいながら、指が突き当たった部分の粘膜を優しく撫でた。にちゃ、にちゃっという粘り気のある水音と佐祐理の滑らかな肌のギャップがなんともエロティックである。
その感触を十分に楽しんでから、祐一は指を抜いて、てらてらと光ったその部分を見つめた。
「…いい?佐祐理さん」
「はい、来て下さい」
佐祐理はだいぶ上気した顔だったが、はっきりと首を縦に振った。
一枚だけ身につけていたトランクスを脱いで、自分の分身を取り出す。ずっとトランクスを突き上げていたペニスは、佐祐理の前で浅ましく屹立していた。
「あ…」
だが、後ろめたさすら感じた祐一自身の反応とは逆に、佐祐理は愛おしそうな、嬉しそうな瞳でそれを迎えた。少し潤んでいるようにも見える。
「さっきの、とろとろになってた所だよな…」
「はい、そこです…」
佐祐理はそう言うと、自ら脚を開いた。さっきはあまりよく見えなかった鮮紅色の秘部を、自分で露わにする。
清潔感に富んだ佐祐理の肢体の中で、そこはひどくアンバランスで、見てはいけない所のように見えた。祐一は思わず、自分の分身を押しつけてそこを視界から隠す。
「じゃあ、いくよ」
「はい」
すぅ、と佐祐理が息を吸い込むと、さらに佐祐理の全身が弛緩していったようだった。祐一は右手を使って先ほど触れていた部分を探り出し、指を分身に添えて、先端を入り口にぴったりとくっつける。
力を入れると、先が入っていく感触があった。祐一はペニスから手を離し、佐祐理の身体をぐっとつかむ。
「いくよ」
「はい」
もう一度同じやり取りを繰り返してから、祐一はぐぐっと力を入れた。
ずっ…と、意外とスムーズに中へと入っていく。
「ふっ…」
途中で、急に反発が強くなる部分があった。だが、ペニスはまだ半分も入っていない。
ここは、通過する部分なのだ。そう言い聞かせて、祐一は佐祐理の身体を腕でしっかりと固定してから思い切り前に力を入れていく。
「あくっ…!はぁ…あっ…」
ずずっ、と重い扉をこじ開けるような感触と共に、先が開けた。そして一気に進んで、祐一の分身が全て埋没する。
「う…はぁ…はぁっ」
「痛かったろ…ごめんな、佐祐理さん」
「あははーっ…これくらい、全然大丈夫ですよ」
「無理しなくていいよ…でも、思ったより簡単に入ったよな」
「だから、そんなに痛くないんです」
「やっぱり、それは嘘だろう…ほら、血、出てる…」
結合部分から、紅い液体がにじみ出していた。
「それは、はじめてだから仕方ないんですよ」
「だから、痛いんじゃないか…」
「血は出ていますけど…見た目ほど、中は傷ついていないんです」
「…そりゃ、俺にはわからないけどさ。無理はしないでくれよ」
「あはは、当たり前ですよ」
祐一は腰を引いてみた。決してきつい締め付けではないが、ぬめって温かな感触の部分に柔らかく全体をくるまれる感触は、何とも言えないほどに気持ちいい。
そして、もう一度押してみると、ちゅぐっという水音が立った。
「結構…濡れてるのかな」
「そうみたいですね」
「俺はすごく気持ちいいけど…佐裕理さんは」
「こうなっちゃっているのが、女性が気持ちよくなっている証拠ですよ」
「そんな気はするけど…やっぱり、はじめてなんだし…痛いのは間違いないと思うけどな」
「そんな事ありませんよ、佐祐理も気持ちいいです」
「でも、はじめてなのに」
「あははーっ、佐祐理ってえっちな子だったんですね」
佐祐理が自ら腰を動かすと、ちゅくちゅくと愛液のはぜる音がする。
「こうすると…じんじんって、祐一さんのを感じられます」
「…わかった。じゃあ、俺も動くよ」
何を言っても、事実は確かめられない気がした。だったら、動いた方がいい。
…ちゅぐっ、ちゅぐっ、ちゅぐっ…
「ふぁ…ぁ…ぁ、ゆういち…さん」
「佐裕理さんっ…」
祐一が腰を動かす度、佐祐理の内部は絶妙に祐一を包み込んだ。祐一は佐祐理の腰をがっしりとつかんで、夢中に腰を前後させる。どうすれば痛みを軽減できるのかという事も考えたが、結局良いアイデアは思いつかず、早く達してしまうのが一番だと結論づけたのだ。
それ以上に言葉を交わす事もなかった。何を言っても、佐祐理は自分も気持ちよくなっていると言うに違いない。それに悩むよりは、ただ佐祐理の中を感じていた方がいい。
ちゅぐちゅぐちゅぐ…
そうする事数分、ようやく祐一に限界が近づいてくる。
「佐祐理さん…そろそろ俺」
「佐祐理も…」
全身をよじらせ、息を速くしながら佐祐理が言う。その様子は、本当に絶頂すれすれの所にいるように見えた。
ぐちゅ、ぐちゅっ!
祐一は何も言わず、激しく分身を奥底に叩きつける。
「あ、あっ、あっ!」
鋭い嬌声が上がって、最後には裏返った。脳の中心を刺激するようなその佐祐理の声に、祐一は限界を迎える。
ずるっ…
びゅっ!
引き抜くのと、放出するのがほぼ同時だった。
びゅっ…びゅっ!びゅびゅっ!
「あ…」
勢い良くほとばしった精液が、佐祐理の腹部から胸、そして顔にまで点々と付着していく。汚した、という表現がこれほど合う状態も珍しいだろう…と、脱力感の中で祐一は思っていた。
ぺろ…
「さ、佐祐理さん」
「あははーっ、祐一さんのおいしいですよ」
口の上についた精液を、舌で舐め取ってからにっこり微笑んで言う。顔のあちこちには、まだ白濁の液が付着していると言うのに。
「…無茶しないでいいって…」
「そんなことないです、祐一さんのだったら、佐祐理の口の中に全部出してくださっても、佐祐理は喜んで飲んじゃいますよ」
「…佐祐理さん…」
事実だろう、それは。
それが…舞とはプラトニックな関係なままでいて、それに並行して佐祐理を抱くという行為を祐一にさせてしまった原因かも知れない…
「んんーっ、あ、あ…」
押し殺した声が漏れていた。
顔を枕に突っ伏して、お尻の方を高く上げた体勢。少女の年格好も考えれば、まるでそこを叩かれる事を予期しているかのような姿勢だった。
「あっ、あっ」
佐裕理はなにひとつとして衣服を身につけていない。強いて言えば、髪をポニーテールにまとめあげているグリーンのリボンだけだ。鍵の掛けられる一人用の部屋を、この年で与えられているからこそ出来る格好である。
実際、角度によっては、佐裕理のまるで未発達な秘裂がはっきりと見えてしまっている。そして、そこには細く小さな指があてがわれ、一生懸命に動かされていた。
「ん…ふぅ」
逆の手は、膨らみなどまるでない胸の先端に当てられていて、優しくそこを転がしていた。そちらは副次的な刺激といった様子である。
「あ…あ」
佐裕理は自分の最も感じる部分――あるいは、ほとんどそこでしか性感を感じられないのかもしれない――に指を当てて、無我夢中にいじめ立てていた。そこまでして大丈夫なのかというような、力加減もほとんどない責め立てである。自分自身のギリギリの所をわきまえて、気持ちよくなろうという意図があまり見えなかった。
それでも、
「………!」
ぷちゅぷちゅっ。ぷちゅ…
佐裕理が顔を強く枕に押しつけたかと思うと、ピンク色の粘膜の間からとろりと液体があふれてきた。ほんの少しも濁っていない、少女の純粋な愛液だ。
「………」
そして、恐る恐るといった様子で佐裕理がそこに指を近づける。その狭い膣孔は、少女の小さな指でさえ受け付けないように見えたが、
…くちゅ…
「ああっ…」
佐裕理は構わずに突き入れた。突き入れる瞬間は、慎重にというよりも、まるで別の力に衝き動かされているような、乱暴な動きだった。
ぶるぶる…と佐裕理は震えていた。痛いのは間違いないだろう。分泌された愛液はごく少量だったし、あくまでイレギュラーなものだったようだ。それ以上に多く愛液が出てくる様子はない。
だが、出血をしたりする様子はなかった。
「ご…」
狭い狭い膣内で、佐裕理が指を前後に動かし始める。
「ごめん…なさいっ…ごめん…なさいっ」
そして、声変わりすらしていない幼い声が、悲痛なつぶやきを漏らし始めた。にじんだ涙が枕に染み込んでいく。
「佐裕理は…わるい子です…」
胸を撫でていた手が、代わって下りてくる。そして、先ほどしていたように、微少なピンク色の突起を懸命にこすり始める。
「う…うぅ…ごめんなさい…佐裕理はわるい子です…だから、かずや、もっといじめて…悪いお姉ちゃんを、もっといじめて…」
枕に伏せた顔の向こうに、何を映しているのか。だが、佐裕理は言葉を吐いて自らを辱めていく中で、ますます指の動きを激しくしているようだった。もはや自分でコントロールしているようには見えない。佐裕理を動かしているのが佐裕理ではないようだった。
「う、うっ…いたいけれど…かずやの、きもちいい…お姉ちゃん、いけない子だから…きもちいい…」
佐裕理は時折ポニーテールを振りながら、ぐっぐっと顔を枕に押しつけた。何かにむしゃぶりついているようである。現に、佐裕理は舌を出して枕の表面を舐めているようだった。
細い腰が、少女とは思えないようないやらしいグラインドを見せている。
「だ、だめぇ…佐裕理、もうだめ…」
ちゅぷ…
また、透明な雫が生まれて挿入していた指に絡みつく。そして、
ピクッ!
佐裕理が一瞬身体をこわばらせた。
「………ん…はぁ、はぁ、はぁ…」
そして、すぐに全身を脱力させて、ぺたりとベッドの上に身体を落とす。わずかばかりにあふれていた愛液がシーツの上に小さなシミを作ってしまっていた。ポニーテールの先端が、汗でべっとりと背中に張り付いてしまっている。
佐裕理の感じたのはエクスタシーには程遠い感覚だったが、この年の少女がまがりなりにも恒常的に小さな絶頂を迎えられるという事実が驚異に他ならない。
性教育の低年齢化と、自傷的な性格が生んだオナニーは…十年近くも続けられた後に、ひとつの帰結を産み出すのだろう。
押し殺した声が漏れていた。
顔を枕に突っ伏して、お尻の方を高く上げた体勢。少女の年格好も考えれば、まるでそこを叩かれる事を予期しているかのような姿勢だった。
「あっ、あっ」
佐裕理はなにひとつとして衣服を身につけていない。強いて言えば、髪をポニーテールにまとめあげているグリーンのリボンだけだ。鍵の掛けられる一人用の部屋を、この年で与えられているからこそ出来る格好である。
実際、角度によっては、佐裕理のまるで未発達な秘裂がはっきりと見えてしまっている。そして、そこには細く小さな指があてがわれ、一生懸命に動かされていた。
「ん…ふぅ」
逆の手は、膨らみなどまるでない胸の先端に当てられていて、優しくそこを転がしていた。そちらは副次的な刺激といった様子である。
「あ…あ」
佐裕理は自分の最も感じる部分――あるいは、ほとんどそこでしか性感を感じられないのかもしれない――に指を当てて、無我夢中にいじめ立てていた。そこまでして大丈夫なのかというような、力加減もほとんどない責め立てである。自分自身のギリギリの所をわきまえて、気持ちよくなろうという意図があまり見えなかった。
それでも、
「………!」
ぷちゅぷちゅっ。ぷちゅ…
佐裕理が顔を強く枕に押しつけたかと思うと、ピンク色の粘膜の間からとろりと液体があふれてきた。ほんの少しも濁っていない、少女の純粋な愛液だ。
「………」
そして、恐る恐るといった様子で佐裕理がそこに指を近づける。その狭い膣孔は、少女の小さな指でさえ受け付けないように見えたが、
…くちゅ…
「ああっ…」
佐裕理は構わずに突き入れた。突き入れる瞬間は、慎重にというよりも、まるで別の力に衝き動かされているような、乱暴な動きだった。
ぶるぶる…と佐裕理は震えていた。痛いのは間違いないだろう。分泌された愛液はごく少量だったし、あくまでイレギュラーなものだったようだ。それ以上に多く愛液が出てくる様子はない。
だが、出血をしたりする様子はなかった。
「ご…」
狭い狭い膣内で、佐裕理が指を前後に動かし始める。
「ごめん…なさいっ…ごめん…なさいっ」
そして、声変わりすらしていない幼い声が、悲痛なつぶやきを漏らし始めた。にじんだ涙が枕に染み込んでいく。
「佐裕理は…わるい子です…」
胸を撫でていた手が、代わって下りてくる。そして、先ほどしていたように、微少なピンク色の突起を懸命にこすり始める。
「う…うぅ…ごめんなさい…佐裕理はわるい子です…だから、かずや、もっといじめて…悪いお姉ちゃんを、もっといじめて…」
枕に伏せた顔の向こうに、何を映しているのか。だが、佐裕理は言葉を吐いて自らを辱めていく中で、ますます指の動きを激しくしているようだった。もはや自分でコントロールしているようには見えない。佐裕理を動かしているのが佐裕理ではないようだった。
「う、うっ…いたいけれど…かずやの、きもちいい…お姉ちゃん、いけない子だから…きもちいい…」
佐裕理は時折ポニーテールを振りながら、ぐっぐっと顔を枕に押しつけた。何かにむしゃぶりついているようである。現に、佐裕理は舌を出して枕の表面を舐めているようだった。
細い腰が、少女とは思えないようないやらしいグラインドを見せている。
「だ、だめぇ…佐裕理、もうだめ…」
ちゅぷ…
また、透明な雫が生まれて挿入していた指に絡みつく。そして、
ピクッ!
佐裕理が一瞬身体をこわばらせた。
「………ん…はぁ、はぁ、はぁ…」
そして、すぐに全身を脱力させて、ぺたりとベッドの上に身体を落とす。わずかばかりにあふれていた愛液がシーツの上に小さなシミを作ってしまっていた。ポニーテールの先端が、汗でべっとりと背中に張り付いてしまっている。
佐裕理の感じたのはエクスタシーには程遠い感覚だったが、この年の少女がまがりなりにも恒常的に小さな絶頂を迎えられるという事実が驚異に他ならない。
性教育の低年齢化と、自傷的な性格が生んだオナニーは…十年近くも続けられた後に、ひとつの帰結を産み出すのだろう。
「はい栞ちゃん、力抜いてくださいね」
「え、ええ…」
栞がぎごちなく言う。何とか筋肉を弛緩させようと試みているようだったが、なかなか上手くはいかないようだった。
「あははーっ、栞ちゃん、このままじゃ駄目ですよ」
「は、はい、すみません倉田先輩」
「いいんですよ、栞ちゃんははじめてなんですから」
そう言って、佐祐理は唇を栞の顔に近づける。
「あ…」
栞はかすかな動揺を見せたが、抵抗する事はなかった。
「んふぅっ…」
「ぁ…」
唇が触れた瞬間、お互いが息を漏らす。佐祐理は満足げに、栞は不安げに。そして佐祐理が唇の間から舌を割り入れて、ごくごく浅い部分を舐めるように刺激すると、栞の不安感はますます高まってくるようだった。
それでも、佐祐理が延々とそれを繰り返していくと、ある瞬間を頂点にして栞の力が抜け始める。初めは肩から足の先までこわばっていた栞の筋肉が、徐々にほぐれてリラックスしてくる。
それに追い打ちをかけるように、佐祐理はより深く唇を合わせて栞の口腔をくすぐり始めた。ほのかに甘い香りのする佐祐理の舌が歯ぐきや上あごの粘膜を刺激する度に、栞は夢見るような感覚に誘(いざな)われる。
「ふぁ…」
そして佐祐理がようやく栞を解放する時には、完全に身体がだらんとなって、奥底に温かな火が燃え盛り始めてしまっていた。受け入れの準備は、しっかり整った。
「栞ちゃん、どうですか?」
「は、はい…倉田先輩のキス、すごく素敵です」
「ありがとう…佐祐理も、栞ちゃんのお口の中を感じられてすごく嬉しかったですよ」
「はい」
「でも、そろそろ栞ちゃんの別のお口の方も感じてみたいですね」
「え、ええ、わかりました」
栞は身につけていたただ一つの布地、ホワイトのショーツを自らの手でゆっくりと下ろしていった。膝から足首を通して、最後に脚全体を持ち上げるようにして抜き取る。後には、つるんとした栞の恥丘しか残されていない。
「栞ちゃんの、可愛いですよ」
「あっ、あんまり見ないでください」
「でも、見なくちゃ駄目なんですよ」
「…はい、わかってます…」
栞は神妙になって答えた。そして、突然自分の秘裂の間に右手の人差し指を差し入れていく。それは、正確に彼女の最も感じるであろう部分に当てられている事が想像できた。
「あっ…せ、宣誓します」
「どうぞ」
栞はぐにぐにと指を動かしながら声を絞り出す。
「わっ、わたくしっ、美坂栞はっ、この学園の規則にもとづいてぇっ、倉田、佐祐理せんぱいにっ、処女を捧げる事をっ、誓いますぅぅっ」
「わたくし、倉田佐祐理は、この学園の規則に基づいて美坂栞の処女を奪う事を誓います…」
佐祐理が言い終えてから、栞はやっと自らを辱める指の動きを止めた。既に目にはうっすらとした涙が浮かんでいる。それが何に因るものかは、にわかには判断し難い。
「じゃあ、栞ちゃん、いきますよ…?」
「…はい」
佐祐理も、唯一の着衣であったショーツを脱いでいく。ただ、そのショーツの色は栞とは対照的にブラックだ。さらに、その下に見えるのは明らかに女性にあらざるべき隆起…
「わ…」
「栞ちゃん、見るのもはじめてですよね…」
「は、はい」
「こんなになっちゃうんです…これが、栞ちゃんの中に入るんです、痛いと思いますよ…」
「構いません、私が選んだ事ですから」
「じゃ…いきます」
佐祐理は栞におおいかぶさって、股間の隆起を栞の秘裂にあてがう。
「あっ」
「どうかしました?」
「い、いえ…ただ、すごくかたいです…」
「そうですね…」
佐祐理はそれだけ言って、栞の入り口の部分を探っていく。やがて、肉棒が他の部分と比べてやや深めに沈み込んだ。
「ここ…ですね」
「はい」
「後悔、しませんよね」
「もちろんです」
「…いきます」
ぐぐっ…
「……っ」
ぐっ、と佐祐理がもう一押しすると、固い障壁に先端が当たった。同じように力を入れても、前には進まない。
「力、入れます…」
ずずずずっ!
「うあぁっ!」
佐祐理が力任せに腰を突き出すと、張り付いていた物を剥がすような感触と共に突き抜けた。そして、一気に栞の最も奥深くまで到達してしまう。
「だっ、大丈夫ですか!?栞ちゃん!」
「い…いたい…ですっ」
「やっぱり…」
「で、でも倉田先輩の責任じゃないです、はじめてだから仕方がないんです」
「栞ちゃん…」
健気に言う栞に、佐祐理は愛おしそうな声で答えた。
「出来るだけ、ゆっくり動くようにしますね」
「ええ…」
佐祐理は挿入した肉棒を少しずつ引き抜いていった。すると、幾筋かの鮮血が肉棒を伝って流れ、シミとなってシーツを赤く染める。
「痛い…ですよね…」
「いいんです…倉田先輩ですから」
「ありがとう」
佐祐理は再び肉棒を中に突き入れていく。単純な狭さから来る圧迫感に加えて、栞自身が収縮して締め付けられるのがよくわかった。
「ああっ…」
「倉田先輩?」
「し、栞ちゃんの中、すっごく気持ちいいですよ」
「そうですか…嬉しいです」
「さ、佐祐理の一番弱いところ、ぐいぐいって、締め付けてくるんですっ…あっ…そ、そこ…」
「え、えっと」
栞は痛みをこらえて収縮のコントロールを試みようとしていたが、すぐにやめた。自分の身体が動くままに任せていれば、佐祐理が十分な快感を感じられると判断したのだ。
「こ、これ…佐祐理、すぐに駄目かもしれません」
「いつでもいいです…私の中に、いっぱいください」
「え、ええ、いっぱい出しちゃいそうです…」
佐祐理が少しずつ抽送のスピードを速めていく。栞はわずかに顔をしかめたが、耐えられないほどの痛みではなかった。
佐祐理は全身に玉のような汗を浮かべて、息を荒げながら出し入れの運動を繰り返している。その表情には見る間に余裕が無くなっていった。
「あっ…もう、もう駄目みたいです…」
「はい…」
「あっ、あっ…出、出ちゃいますっ!」
どびゅっ!
瞬間、なま暖かい液体が自分の中に放出されるのを栞は感じていた。
びゅっ、びゅっ…じゅびゅっ!
液体は予想以上の勢いと量で栞の中を満たしていく。佐祐理は精根尽き果てたという顔をして、ただ放出に身を任せていた。
肉棒の痙攣は幾度も幾度も続き、その度に飛び出した液体が栞の身体の奥底を叩いた。
「倉田先輩の…あついです」
脈動が幾分収まってから、栞がつぶやく。
「ご、ごめんなさい…こんなにしちゃって」
我に返ったような声。とぷっ、という音を立てて佐祐理は肉棒を引き抜いた。そこからは半透明の液体がとろりとあふれ出て、そのうち一部は血液の赤に混じった。
「痛かったですよね…ごめんなさい」
「いえ、倉田先輩がこんなに気持ちよくなってくれて、私すごく嬉しいです」
「栞ちゃん…ありがとう」
そして二人はもう一度口付けを交わした。
「え、ええ…」
栞がぎごちなく言う。何とか筋肉を弛緩させようと試みているようだったが、なかなか上手くはいかないようだった。
「あははーっ、栞ちゃん、このままじゃ駄目ですよ」
「は、はい、すみません倉田先輩」
「いいんですよ、栞ちゃんははじめてなんですから」
そう言って、佐祐理は唇を栞の顔に近づける。
「あ…」
栞はかすかな動揺を見せたが、抵抗する事はなかった。
「んふぅっ…」
「ぁ…」
唇が触れた瞬間、お互いが息を漏らす。佐祐理は満足げに、栞は不安げに。そして佐祐理が唇の間から舌を割り入れて、ごくごく浅い部分を舐めるように刺激すると、栞の不安感はますます高まってくるようだった。
それでも、佐祐理が延々とそれを繰り返していくと、ある瞬間を頂点にして栞の力が抜け始める。初めは肩から足の先までこわばっていた栞の筋肉が、徐々にほぐれてリラックスしてくる。
それに追い打ちをかけるように、佐祐理はより深く唇を合わせて栞の口腔をくすぐり始めた。ほのかに甘い香りのする佐祐理の舌が歯ぐきや上あごの粘膜を刺激する度に、栞は夢見るような感覚に誘(いざな)われる。
「ふぁ…」
そして佐祐理がようやく栞を解放する時には、完全に身体がだらんとなって、奥底に温かな火が燃え盛り始めてしまっていた。受け入れの準備は、しっかり整った。
「栞ちゃん、どうですか?」
「は、はい…倉田先輩のキス、すごく素敵です」
「ありがとう…佐祐理も、栞ちゃんのお口の中を感じられてすごく嬉しかったですよ」
「はい」
「でも、そろそろ栞ちゃんの別のお口の方も感じてみたいですね」
「え、ええ、わかりました」
栞は身につけていたただ一つの布地、ホワイトのショーツを自らの手でゆっくりと下ろしていった。膝から足首を通して、最後に脚全体を持ち上げるようにして抜き取る。後には、つるんとした栞の恥丘しか残されていない。
「栞ちゃんの、可愛いですよ」
「あっ、あんまり見ないでください」
「でも、見なくちゃ駄目なんですよ」
「…はい、わかってます…」
栞は神妙になって答えた。そして、突然自分の秘裂の間に右手の人差し指を差し入れていく。それは、正確に彼女の最も感じるであろう部分に当てられている事が想像できた。
「あっ…せ、宣誓します」
「どうぞ」
栞はぐにぐにと指を動かしながら声を絞り出す。
「わっ、わたくしっ、美坂栞はっ、この学園の規則にもとづいてぇっ、倉田、佐祐理せんぱいにっ、処女を捧げる事をっ、誓いますぅぅっ」
「わたくし、倉田佐祐理は、この学園の規則に基づいて美坂栞の処女を奪う事を誓います…」
佐祐理が言い終えてから、栞はやっと自らを辱める指の動きを止めた。既に目にはうっすらとした涙が浮かんでいる。それが何に因るものかは、にわかには判断し難い。
「じゃあ、栞ちゃん、いきますよ…?」
「…はい」
佐祐理も、唯一の着衣であったショーツを脱いでいく。ただ、そのショーツの色は栞とは対照的にブラックだ。さらに、その下に見えるのは明らかに女性にあらざるべき隆起…
「わ…」
「栞ちゃん、見るのもはじめてですよね…」
「は、はい」
「こんなになっちゃうんです…これが、栞ちゃんの中に入るんです、痛いと思いますよ…」
「構いません、私が選んだ事ですから」
「じゃ…いきます」
佐祐理は栞におおいかぶさって、股間の隆起を栞の秘裂にあてがう。
「あっ」
「どうかしました?」
「い、いえ…ただ、すごくかたいです…」
「そうですね…」
佐祐理はそれだけ言って、栞の入り口の部分を探っていく。やがて、肉棒が他の部分と比べてやや深めに沈み込んだ。
「ここ…ですね」
「はい」
「後悔、しませんよね」
「もちろんです」
「…いきます」
ぐぐっ…
「……っ」
ぐっ、と佐祐理がもう一押しすると、固い障壁に先端が当たった。同じように力を入れても、前には進まない。
「力、入れます…」
ずずずずっ!
「うあぁっ!」
佐祐理が力任せに腰を突き出すと、張り付いていた物を剥がすような感触と共に突き抜けた。そして、一気に栞の最も奥深くまで到達してしまう。
「だっ、大丈夫ですか!?栞ちゃん!」
「い…いたい…ですっ」
「やっぱり…」
「で、でも倉田先輩の責任じゃないです、はじめてだから仕方がないんです」
「栞ちゃん…」
健気に言う栞に、佐祐理は愛おしそうな声で答えた。
「出来るだけ、ゆっくり動くようにしますね」
「ええ…」
佐祐理は挿入した肉棒を少しずつ引き抜いていった。すると、幾筋かの鮮血が肉棒を伝って流れ、シミとなってシーツを赤く染める。
「痛い…ですよね…」
「いいんです…倉田先輩ですから」
「ありがとう」
佐祐理は再び肉棒を中に突き入れていく。単純な狭さから来る圧迫感に加えて、栞自身が収縮して締め付けられるのがよくわかった。
「ああっ…」
「倉田先輩?」
「し、栞ちゃんの中、すっごく気持ちいいですよ」
「そうですか…嬉しいです」
「さ、佐祐理の一番弱いところ、ぐいぐいって、締め付けてくるんですっ…あっ…そ、そこ…」
「え、えっと」
栞は痛みをこらえて収縮のコントロールを試みようとしていたが、すぐにやめた。自分の身体が動くままに任せていれば、佐祐理が十分な快感を感じられると判断したのだ。
「こ、これ…佐祐理、すぐに駄目かもしれません」
「いつでもいいです…私の中に、いっぱいください」
「え、ええ、いっぱい出しちゃいそうです…」
佐祐理が少しずつ抽送のスピードを速めていく。栞はわずかに顔をしかめたが、耐えられないほどの痛みではなかった。
佐祐理は全身に玉のような汗を浮かべて、息を荒げながら出し入れの運動を繰り返している。その表情には見る間に余裕が無くなっていった。
「あっ…もう、もう駄目みたいです…」
「はい…」
「あっ、あっ…出、出ちゃいますっ!」
どびゅっ!
瞬間、なま暖かい液体が自分の中に放出されるのを栞は感じていた。
びゅっ、びゅっ…じゅびゅっ!
液体は予想以上の勢いと量で栞の中を満たしていく。佐祐理は精根尽き果てたという顔をして、ただ放出に身を任せていた。
肉棒の痙攣は幾度も幾度も続き、その度に飛び出した液体が栞の身体の奥底を叩いた。
「倉田先輩の…あついです」
脈動が幾分収まってから、栞がつぶやく。
「ご、ごめんなさい…こんなにしちゃって」
我に返ったような声。とぷっ、という音を立てて佐祐理は肉棒を引き抜いた。そこからは半透明の液体がとろりとあふれ出て、そのうち一部は血液の赤に混じった。
「痛かったですよね…ごめんなさい」
「いえ、倉田先輩がこんなに気持ちよくなってくれて、私すごく嬉しいです」
「栞ちゃん…ありがとう」
そして二人はもう一度口付けを交わした。
ぬちゅ…
「あ…」
「……」
同時に二つの水音が生まれ、くぐもった声もまた二つ生まれる。
ぺろっ…ぬちっ、ぬちゅっ
「あっ…舞、いいっ」
「……」
佐祐理は舞のヒップを思い切り抱え込むようにして、秘部に差し込まれた舞の舌がもたらす刺激に耐える。一方の舞は、黙々と佐祐理の感じる部分を舌全体でなで回していった。長身の舞が上になっているという事もあり、やはりどこか舞によって佐祐理が押さえ込まれている形に見える。
舞の舌は無遠慮に動いているように見えて、佐祐理の秘部を知り尽くしている知識をいかんなく発揮していた。この位強い刺激をした方が佐祐理は悦ぶのだ。もちろん、元々佐祐理が敏感であるから。
早くも舞が指を狭い部分に差し入れると、熱く粘った液体が出てきていた。
「ふあ…舞」
佐祐理は腰を引こうとするが、舞の体重が乗っている状態では動かす事もできない。舞の細長い指は、段々と奥深くに侵入していった。
「きっ…きついよ、舞…抜いて」
「佐祐理、舌が止まっている」
「あっ…あ、ごめんねっ、舞」
佐祐理はふぅっ…と息をはき出してから、舞の秘部に再び口づける。
「ひうっ」
しかし、舞が攻撃の手を全くゆるめないため、うまく舌を使うことが出来ない。唇を押しつけたまま、それをぐいぐいと動かす単調な動きに止まってしまう。
その熱っぽいキッスは舞の心を高ぶらせたが、快感を感じるという点においては十分ではなかった。
「佐祐理…」
「な、なにっ?舞」
「ここ…ここを、吸って」
舞は佐祐理のクリトリスに重点的な愛撫を加える。
「きゃぅっ…こ、ここっ?」
「そ、そう…そこ」
ようやく痺れるような強い刺激を感じて、舞は身体の奥に溜まっていた感情が抜け出ていくような感覚を覚える。
「ん…んんっ、んっ」
佐祐理は無我夢中でその部分を吸い立てた。ちゅっちゅっという大げさな音を立てながら吸われるのは、単純ではあるが十分に快感である。舞の方は、突き立てた指をヴァギナの中で曲げて中をこする動きと舌であちこちを刺激する動きを組み合わせていた。
強弱もつけられた巧妙な性戯に、佐祐理の限界が近づいてきているのは佐祐理がどんどん吸い立てる力を強くしている事からもわかる。
舞は左の手を自分の乳房に当てて、佐祐理の身体と密着している先端の部分を何とか刺激する事で限界を早めようと試みる。だが、間に合わなかった。
きゅぅっ…と佐祐理が脚と脚を縮めたと思うと、佐祐理の身体がビクッと震える。
「佐祐理…」
「あ…あ…」
口を舞の秘部から離し、完全に呆けた声を上げながら、佐祐理は何度も何度も腰を舞の顔に向かって突き上げた。佐祐理の秘裂が押しつけられて、舞の顔は愛液でべとべとになる。
「……」
そして、ついには力つきて佐祐理の身体はぐったりとしてしまった。
「佐祐理?」
顔についた愛液を拭きながら、舞は問う。
返事は無かった。
「佐祐理」
舞が腰を引き、身体を持ち上げて振り向くと、佐祐理は荒い息をつきながら目を閉じている。気絶してしまったのだ。
「佐祐理…」
舞はやや不満足そうな顔をしながら、馬乗りの姿勢のまま佐祐理の秘裂の辺りに自分の腰を動かしていった。前屈姿勢になると、わずかに秘裂と秘裂が接触する。
その体勢で、舞は自分のクリトリスに指を当てながらくいくいと腰を前後に移動させ始めた。髪の毛をリズミカルに揺らしながら腰を動かすその動きは、寡黙であるがゆえに淫乱の様相を強く見せている。
ちゅぷちゅぷという小さな水音は、舞自身の部屋にずっと響いていった。
「あ…」
「……」
同時に二つの水音が生まれ、くぐもった声もまた二つ生まれる。
ぺろっ…ぬちっ、ぬちゅっ
「あっ…舞、いいっ」
「……」
佐祐理は舞のヒップを思い切り抱え込むようにして、秘部に差し込まれた舞の舌がもたらす刺激に耐える。一方の舞は、黙々と佐祐理の感じる部分を舌全体でなで回していった。長身の舞が上になっているという事もあり、やはりどこか舞によって佐祐理が押さえ込まれている形に見える。
舞の舌は無遠慮に動いているように見えて、佐祐理の秘部を知り尽くしている知識をいかんなく発揮していた。この位強い刺激をした方が佐祐理は悦ぶのだ。もちろん、元々佐祐理が敏感であるから。
早くも舞が指を狭い部分に差し入れると、熱く粘った液体が出てきていた。
「ふあ…舞」
佐祐理は腰を引こうとするが、舞の体重が乗っている状態では動かす事もできない。舞の細長い指は、段々と奥深くに侵入していった。
「きっ…きついよ、舞…抜いて」
「佐祐理、舌が止まっている」
「あっ…あ、ごめんねっ、舞」
佐祐理はふぅっ…と息をはき出してから、舞の秘部に再び口づける。
「ひうっ」
しかし、舞が攻撃の手を全くゆるめないため、うまく舌を使うことが出来ない。唇を押しつけたまま、それをぐいぐいと動かす単調な動きに止まってしまう。
その熱っぽいキッスは舞の心を高ぶらせたが、快感を感じるという点においては十分ではなかった。
「佐祐理…」
「な、なにっ?舞」
「ここ…ここを、吸って」
舞は佐祐理のクリトリスに重点的な愛撫を加える。
「きゃぅっ…こ、ここっ?」
「そ、そう…そこ」
ようやく痺れるような強い刺激を感じて、舞は身体の奥に溜まっていた感情が抜け出ていくような感覚を覚える。
「ん…んんっ、んっ」
佐祐理は無我夢中でその部分を吸い立てた。ちゅっちゅっという大げさな音を立てながら吸われるのは、単純ではあるが十分に快感である。舞の方は、突き立てた指をヴァギナの中で曲げて中をこする動きと舌であちこちを刺激する動きを組み合わせていた。
強弱もつけられた巧妙な性戯に、佐祐理の限界が近づいてきているのは佐祐理がどんどん吸い立てる力を強くしている事からもわかる。
舞は左の手を自分の乳房に当てて、佐祐理の身体と密着している先端の部分を何とか刺激する事で限界を早めようと試みる。だが、間に合わなかった。
きゅぅっ…と佐祐理が脚と脚を縮めたと思うと、佐祐理の身体がビクッと震える。
「佐祐理…」
「あ…あ…」
口を舞の秘部から離し、完全に呆けた声を上げながら、佐祐理は何度も何度も腰を舞の顔に向かって突き上げた。佐祐理の秘裂が押しつけられて、舞の顔は愛液でべとべとになる。
「……」
そして、ついには力つきて佐祐理の身体はぐったりとしてしまった。
「佐祐理?」
顔についた愛液を拭きながら、舞は問う。
返事は無かった。
「佐祐理」
舞が腰を引き、身体を持ち上げて振り向くと、佐祐理は荒い息をつきながら目を閉じている。気絶してしまったのだ。
「佐祐理…」
舞はやや不満足そうな顔をしながら、馬乗りの姿勢のまま佐祐理の秘裂の辺りに自分の腰を動かしていった。前屈姿勢になると、わずかに秘裂と秘裂が接触する。
その体勢で、舞は自分のクリトリスに指を当てながらくいくいと腰を前後に移動させ始めた。髪の毛をリズミカルに揺らしながら腰を動かすその動きは、寡黙であるがゆえに淫乱の様相を強く見せている。
ちゅぷちゅぷという小さな水音は、舞自身の部屋にずっと響いていった。
「ふ…ふぐっ」
佐祐理の口から、苦しそうな息が漏れる。反射的に顔を引こうとしたが、すぐに髪の毛をわしづかみにされてしまった。逃げられない。
「静かにしろ…」
低い声がする。佐祐理の口に突っ込まれた男根の、主だ。佐祐理はその声による脅迫に、気丈にも幾度も耐えた。しかし、力で無理矢理押さえ込まれてしまっては抵抗できない。口の中に、不快な味が広がっていく。息がしにくくなり、苦しくなっていく。
佐祐理は口を大きく広げるようにして、必死でペニスに口腔の粘膜や舌が当たってしまう事を避けようとした。しかし、
ずっ。
「ぐっ!?」
次の瞬間、男が強引に腰を突き入れた。喉の奥まで達するようなその動きに、佐祐理は思わず口の力を緩める。
ずっ、ずっ、ずっ
「ぐ…うぐっ、ううっ」
ほとんど性器を陵辱している時と同じような激しい動きが開始される。佐祐理は苦しみにもがいた。息がつまる。鼻腔で息をしようとしても、思い切り突かれる衝撃のせいでうまく息が吸い込めない。窒息しそうな恐怖感を感じ、佐祐理はぼろぼろと涙をこぼした。
だが、いくらもがいても逃げることは出来ない。段々佐祐理の動きが弱まっていく。
「ほら…」
やっと男が動きを止め、ペニスを口の中から引き抜いた。
「…っはっ!はっ、はっ、はっ…げほっ…」
佐祐理は激しく呼吸し、せき込んだ。あふれ出た涙が止まらず、佐祐理は顔をくしゃくしゃにしている。
「もう一度言う。くわえろ」
「………」
佐祐理は力無くうなだれると、ゆっくりと唇をペニスに近づけていった。根元の近くまでくわえこみ、舌を先端の方に這わせていく。
頭を真っ白にするように努めながら、佐祐理は口唇奉仕に励んだ。ぺろぺろとこねくり回すような動きを先端に集中して加え、唇をすぼめてやわやわとし刺激も加えていく。
「おう…上手いじゃないか」
佐祐理は答えなかった。ただ行為を早く終わらせたい一心で舌を一生懸命に動かす。
「さすがレズ娘だけあるな。あいつにもこういうことしてやってるのか?それとも、両刀で男にも手を出したか?」
何も聞きたくなかった。佐祐理は大きく頭を振りながら、じゅぽじゅぽという音を立ててペニスをしごき上げていった。
「よし…出すぞっ」
びゅくっ!
「………!」
佐祐理は口の中になま暖かい粘液が放出されるのを感じた。生理的な嫌悪感で吐き戻しそうになるが、理性がそれを押しとどめる。
びゅくびゅくと吐き出されるそれを、佐祐理は健気にも口の中に受け止め…この上ない屈辱に身を震わせながら、飲み下した。
佐祐理の口から、苦しそうな息が漏れる。反射的に顔を引こうとしたが、すぐに髪の毛をわしづかみにされてしまった。逃げられない。
「静かにしろ…」
低い声がする。佐祐理の口に突っ込まれた男根の、主だ。佐祐理はその声による脅迫に、気丈にも幾度も耐えた。しかし、力で無理矢理押さえ込まれてしまっては抵抗できない。口の中に、不快な味が広がっていく。息がしにくくなり、苦しくなっていく。
佐祐理は口を大きく広げるようにして、必死でペニスに口腔の粘膜や舌が当たってしまう事を避けようとした。しかし、
ずっ。
「ぐっ!?」
次の瞬間、男が強引に腰を突き入れた。喉の奥まで達するようなその動きに、佐祐理は思わず口の力を緩める。
ずっ、ずっ、ずっ
「ぐ…うぐっ、ううっ」
ほとんど性器を陵辱している時と同じような激しい動きが開始される。佐祐理は苦しみにもがいた。息がつまる。鼻腔で息をしようとしても、思い切り突かれる衝撃のせいでうまく息が吸い込めない。窒息しそうな恐怖感を感じ、佐祐理はぼろぼろと涙をこぼした。
だが、いくらもがいても逃げることは出来ない。段々佐祐理の動きが弱まっていく。
「ほら…」
やっと男が動きを止め、ペニスを口の中から引き抜いた。
「…っはっ!はっ、はっ、はっ…げほっ…」
佐祐理は激しく呼吸し、せき込んだ。あふれ出た涙が止まらず、佐祐理は顔をくしゃくしゃにしている。
「もう一度言う。くわえろ」
「………」
佐祐理は力無くうなだれると、ゆっくりと唇をペニスに近づけていった。根元の近くまでくわえこみ、舌を先端の方に這わせていく。
頭を真っ白にするように努めながら、佐祐理は口唇奉仕に励んだ。ぺろぺろとこねくり回すような動きを先端に集中して加え、唇をすぼめてやわやわとし刺激も加えていく。
「おう…上手いじゃないか」
佐祐理は答えなかった。ただ行為を早く終わらせたい一心で舌を一生懸命に動かす。
「さすがレズ娘だけあるな。あいつにもこういうことしてやってるのか?それとも、両刀で男にも手を出したか?」
何も聞きたくなかった。佐祐理は大きく頭を振りながら、じゅぽじゅぽという音を立ててペニスをしごき上げていった。
「よし…出すぞっ」
びゅくっ!
「………!」
佐祐理は口の中になま暖かい粘液が放出されるのを感じた。生理的な嫌悪感で吐き戻しそうになるが、理性がそれを押しとどめる。
びゅくびゅくと吐き出されるそれを、佐祐理は健気にも口の中に受け止め…この上ない屈辱に身を震わせながら、飲み下した。
ぺちゅっ、ぷちゅ、ぐぢゅっ…
淫靡な水音がハーモニーを奏でる。
なぜなら、ここにいる少女達はシックス・ナインに励んでいるからだ。
くりゅっ…
「ひっ」
クリトリスを舐められた。下になっていたあゆが小さな声を上げる。もちろん、その間舌の動きの方はおろそかになってしまう。
くりゅくりゅ、くりゅっ…
「………!」
間断無き舌の攻撃に腰をぴくつかせながらも、あゆは懸命に佐祐理の秘部に舌を割り入れて闇雲に動かした。佐祐理はぎゅっと目を閉じ、眉をしかめてその刺激に耐えながらも、一度捉えたあゆの幼い突起を執拗になめ回して離さない。
「あ、あ」
あゆがまた舌の動きを止めた。その機に、佐祐理は半開きに目を開けて人差し指をあゆの中に勢い良く挿入する。
つぶっ…
「ううーっ!」
もはやあゆの意識は朦朧として、佐祐理の秘裂を舐めるどころではなくなっている。佐祐理のクンニリングスは、恐ろしく上手かった。
「だ…だめ…」
あゆが観念しても、佐祐理は容赦ない舌の動きを全く緩めようとしなかった。尋常ではなく大きな波があゆの細腰に迫ってくる。
「…ああっ!」
びくんっ!びくん、びくんっ!びくんっ!
その瞬間、あゆの全身が激しく痙攣した。指が挿入されていたにも拘わらずヴァギナの隙間からは愛液がほとばしり、佐祐理の頬を濡らした。
ヴーッ…ヴーッ…
そして、低い音のブザーが鳴り響く。同時にプシューという空気音がして、壁の一部が開く。佐祐理の後ろの方に部屋の出口ができていた。
佐祐理は立ち上がり、気絶したようになってぴくぴくと震えるあゆを見下ろした。良く見ると、二人とも剃られたように秘部がつるつるとしている事がわかる。
「ご、ごめんなさい…佐祐理は、ここから出て、会わなきゃいけない人がいるんです…」
小さく頭を下げながら、佐祐理は部屋から出ていく。
佐祐理が部屋を出た瞬間、また空気音がする。それは佐祐理の出ていった出口が閉まった音であると同時に、逆側に入り口が出来た音だ。
「あ…あゆちゃん!?」
それは聞いた事のある声だった…
「な、名雪さん…」
倒れたままの姿勢であゆはつぶやく。
やがてあゆの視界に入ってきたのは、果たして全裸の名雪の姿だった…。無論、秘部にはわずかなヘアすら生える事を許されていない。
「い、いやだよ…ボク、名雪さんとこんな事したくないよ…」
「………」
「ねぇ、名雪さんもそうでしょっ!?ねぇ、答えてよっ!」
「ご、ごめん、あゆちゃん…私…ここから出るの…家に帰るの…」
「名雪さんっ!?」
絶望的な声。
「ごめんね…本当にごめんね…」
泣きそうな声。同時に、ピピッ…と電子音がどこからともなく響く。さっきのブザーから、きっかり30秒後だ。
名雪はかがみ込んで、倒れ込んだあゆの秘部に思い切り顔を近づける。
ぬち…
「いやっ!」
舌が秘裂に侵入してくる。絶頂を迎えたばかりのあゆにとって、それは激烈すぎる刺激だった。
佐祐理に比べれば稚拙な動きなのは否めない。しかし、身体は興奮しきっており、愛液もたっぷりとあふれ返っているのだから、あっという間に快感の渦が巻き起こってくる。それを知ってか知らずか、名雪の舌は最初からピンピンに膨れ上がったクリトリスを責めていた。
「だ、だめ…ボク、またイッちゃうよぉっ!」
快感のボルテージが下がりきらないうちに刺激を受けているのだ。あゆは、すぐに絶頂の崖っぷちまで追いやられてしまう。必死で踏みとどまろうと耐えるが、名雪の攻撃が続く限り時間の問題なのは明らかだった。
「ゆ、許して、名雪さん…ボク、これでイッちゃうと『三回目』だから…だめ…なの…」
名雪は聞こえていないとばかりに指をヴァギナに突き刺す。
「ああっ!だめ!な、名雪さん、助けてっ!一緒にここから出ようよっ!」
あゆの腰がひゅくひゅくと震え始める。あゆは最後の坂道を一気に押し上げられていく。もはや、名雪が舌の動きを止めても絶頂を避ける事はできないだろう。
「ボ、ボク…イっちゃううっ…!」
淫靡な水音がハーモニーを奏でる。
なぜなら、ここにいる少女達はシックス・ナインに励んでいるからだ。
くりゅっ…
「ひっ」
クリトリスを舐められた。下になっていたあゆが小さな声を上げる。もちろん、その間舌の動きの方はおろそかになってしまう。
くりゅくりゅ、くりゅっ…
「………!」
間断無き舌の攻撃に腰をぴくつかせながらも、あゆは懸命に佐祐理の秘部に舌を割り入れて闇雲に動かした。佐祐理はぎゅっと目を閉じ、眉をしかめてその刺激に耐えながらも、一度捉えたあゆの幼い突起を執拗になめ回して離さない。
「あ、あ」
あゆがまた舌の動きを止めた。その機に、佐祐理は半開きに目を開けて人差し指をあゆの中に勢い良く挿入する。
つぶっ…
「ううーっ!」
もはやあゆの意識は朦朧として、佐祐理の秘裂を舐めるどころではなくなっている。佐祐理のクンニリングスは、恐ろしく上手かった。
「だ…だめ…」
あゆが観念しても、佐祐理は容赦ない舌の動きを全く緩めようとしなかった。尋常ではなく大きな波があゆの細腰に迫ってくる。
「…ああっ!」
びくんっ!びくん、びくんっ!びくんっ!
その瞬間、あゆの全身が激しく痙攣した。指が挿入されていたにも拘わらずヴァギナの隙間からは愛液がほとばしり、佐祐理の頬を濡らした。
ヴーッ…ヴーッ…
そして、低い音のブザーが鳴り響く。同時にプシューという空気音がして、壁の一部が開く。佐祐理の後ろの方に部屋の出口ができていた。
佐祐理は立ち上がり、気絶したようになってぴくぴくと震えるあゆを見下ろした。良く見ると、二人とも剃られたように秘部がつるつるとしている事がわかる。
「ご、ごめんなさい…佐祐理は、ここから出て、会わなきゃいけない人がいるんです…」
小さく頭を下げながら、佐祐理は部屋から出ていく。
佐祐理が部屋を出た瞬間、また空気音がする。それは佐祐理の出ていった出口が閉まった音であると同時に、逆側に入り口が出来た音だ。
「あ…あゆちゃん!?」
それは聞いた事のある声だった…
「な、名雪さん…」
倒れたままの姿勢であゆはつぶやく。
やがてあゆの視界に入ってきたのは、果たして全裸の名雪の姿だった…。無論、秘部にはわずかなヘアすら生える事を許されていない。
「い、いやだよ…ボク、名雪さんとこんな事したくないよ…」
「………」
「ねぇ、名雪さんもそうでしょっ!?ねぇ、答えてよっ!」
「ご、ごめん、あゆちゃん…私…ここから出るの…家に帰るの…」
「名雪さんっ!?」
絶望的な声。
「ごめんね…本当にごめんね…」
泣きそうな声。同時に、ピピッ…と電子音がどこからともなく響く。さっきのブザーから、きっかり30秒後だ。
名雪はかがみ込んで、倒れ込んだあゆの秘部に思い切り顔を近づける。
ぬち…
「いやっ!」
舌が秘裂に侵入してくる。絶頂を迎えたばかりのあゆにとって、それは激烈すぎる刺激だった。
佐祐理に比べれば稚拙な動きなのは否めない。しかし、身体は興奮しきっており、愛液もたっぷりとあふれ返っているのだから、あっという間に快感の渦が巻き起こってくる。それを知ってか知らずか、名雪の舌は最初からピンピンに膨れ上がったクリトリスを責めていた。
「だ、だめ…ボク、またイッちゃうよぉっ!」
快感のボルテージが下がりきらないうちに刺激を受けているのだ。あゆは、すぐに絶頂の崖っぷちまで追いやられてしまう。必死で踏みとどまろうと耐えるが、名雪の攻撃が続く限り時間の問題なのは明らかだった。
「ゆ、許して、名雪さん…ボク、これでイッちゃうと『三回目』だから…だめ…なの…」
名雪は聞こえていないとばかりに指をヴァギナに突き刺す。
「ああっ!だめ!な、名雪さん、助けてっ!一緒にここから出ようよっ!」
あゆの腰がひゅくひゅくと震え始める。あゆは最後の坂道を一気に押し上げられていく。もはや、名雪が舌の動きを止めても絶頂を避ける事はできないだろう。
「ボ、ボク…イっちゃううっ…!」