「や、やめなさいよっ!? 何考えてんの、あんたたちっ…!!」
怒りに満ちた叫びが響く。テーブルの上にある、カップに入った紅茶の水面が揺れ動いていた。実際には坂下の声が原因で揺れているわけではないようだが、まるで坂下の怒りが空気を震わせているようにすら見える。それほどの勢いで、坂下は怒っている。
「そう邪険にすることもないでしょ?」
綾香が坂下の性器をマッサージするかのように軽く撫でた。
「やっ、やめなさいっ…この変態っ」
坂下は嫌悪の声を上げるが、身体の方は全く動いていない。広いベッドの真ん中に大の字に寝かせられ、筋肉質の裸を晒している。長身なだけに、膨らみに乏しいボディラインが目立っていた。それに加えてまんべんなく日焼けしている事が男性的な体つきを強調していたが、胸と恥丘の膨らみは確実に女のものである。
「昔から、好恵は男嫌いだったわね…まだここは…」
「や、やめっ」
「うん。とっても綺麗よ」
綾香は鮮紅色の秘部に息がかかるほど顔を近づけ、坂下の無垢な性器を観察する。
「あ、綾香ッ、もうこんなこと、やめなさいよ…」
「大人しくされていた方が身のためだと思うけれど」
無骨さを感じさせない綾香のすらりとした指が坂下の秘部に入り込んで、ちょんちょんと軽くつつく。
「く…うっ、うっ、うううっ…」
坂下は強烈な打撃を受けた時のような顔をすると、ぶるっ、ぶるるっと身体を震わせる。
じわっ…
「あら…これは何かしら? 坂下好恵さん?」
綾香は染みだした液体を指ですくって、微笑みながら坂下の目の前で見せつける。きらきらと光った指先から、ねっとりした体液が糸を引きそうになっていた。
「さ、さっきの紅茶」
「何のことかしらね」
しらじらしく言って、綾香は濡れた蜜壷を指一本だけで濃厚に愛撫する。
「うっ…ふくっ…あああああっ…」
坂下が筋肉を引き締めようとするほど、性感は鋭敏になってますます淫靡な蜜があふれてしまう。粘膜の中は、坂下自身の体液でぬらぬらとした光を帯びつつあった。
「うん…これだけ濡れれば、十分ね」
綾香はそう言ってのけると、濡れた指先をぺろりと舐める。
「葵、上がってらっしゃい」
「はっ…はいっ…」
葵のうわずった声が、ベッドの下から響いてきた。
そこからは、しゅっしゅっと何かをこする音がひっきりなしに聞こえてくる。葵は、ベッドを背に絨毯の上に座り、自分の身体を慰めていたのだ。脚の付け根から生やされた、異形の太い肉棒を自らしごく事によって。
あちこちを好き勝手に向いた葵のショートカットと、口元からわずかにのぞいている舌の先は葵がこの上なく興奮していることを如実に示していた。身体の周りには、放り投げられた制服や下着が散乱している。
「はっ…、はぁっ…あ、綾香さん…」
「あらあら、葵ったらそんなに大きくしちゃって…」
「も、もう我慢できませんっ…!」
葵は欲情にたぎった目をぎらぎらと輝かせながら、綾香の身体に這うようにして近づいていった。
「それは良かったわ。葵、好恵の相手をしてあげなさい」
「っ!!」
「うっ…は、はい、わかりました」
葵は一瞬の躊躇を見せたが、すぐにうなずく。綾香は素早く坂下の前から身体をずらし、代わって葵がそこに動いた。そして、何の断りもなしに坂下の腰をつかんで引き上げた。
「い、いやよっ、葵っ! 目を覚ましなさい…葵っ!」
「も、もう…我慢できません」
股間から生えた肉棒が、ほどよく濡らされた蜜壷に密着する。十分にトレーニングを積まれた葵の腕は、坂下の身体を軽々と持ち上げていた。
「綾香っ…葵を止めて! この子に何飲ませたの!?」
「好恵に飲ませたのとおんなじような物よ…ちょっとだけ違うけどね」
「な、なんでこんな…きゃああっ!?」
じゅぶ。
坂下が普段の低い声とは打って変わった、かん高い悲鳴を上げる。
「あっ、あっ…はああっ…」
葵が感極まったような声を上げて、腰をぐいと押し込んでいく。犯しているのか犯されているのかわからないような表情を浮かべて、葵は巨大な肉棒を根元までずっぽりと突き刺していた。
「かっ…かはっ…あっ…」
坂下は短い息を吐き出しながら、わなわなと身体を震わせる。
じゅぶる、じゅぶっ!
「うあっ…あっ…あっ!」
「ひあぁ…ふぅっ…くふぅ…気持ちいい…です…」
理性を失った葵の抽送に、坂下は歯を食いしばって耐えようとしていたがすぐに陥落した。反撃のチャンスがある中で相手の打撃に耐えるならともかく、一方的な陵辱、連続したじくじくという痛みは坂下に屈辱しか与えない。
じゅる、じゅる
たっぷりとした潤滑液のおかげでだいぶ苦痛は減っているはずなのだが、坂下は初経験の苦痛にすっかり動揺して取り込まれてしまったようだった。
「あ…あ…きゃっ!?」
「ちょっと手伝ってあげるわよ」
綾香が一本だけ指を用いて参戦すると、坂下がまた黄色い声を上げる。
「い、いや、綾香、もう許して…」
「なんで? こうしていると気持ちいいでしょう?」
「いや…いやよ…」
「頑固ね」
じゅぶ、じゅぶ。
葵が力いっぱいの抽送を繰り返すすぐそばで、綾香は秘裂と肉棒によって作られたデルタに指を差し込む。そして鉤状に曲げた指で、丁寧に坂下を愛撫する。
「スキンシップの場を作ってあげるって言ったら、ついてきたのは好恵じゃない」
「こ、こんなやり方なんて、聞いてないわよっ…」
涙声になりながらも、坂下は反論した。
「葵のことが一番近くに感じられるでしょ? ねぇ葵、好恵を感じてる?」
「は、はい…好恵さんの中、あったかくてきつくて気持ちいいです…」
「ほらね」
「う…うう」
坂下は涙しながらも、再び綾香がねちねちと敏感な部分を触り始めると沈黙せざるを得なかった。痛がゆいような感覚に飲み込まれて、あられのない喘ぎ声を出してしまわないようにするだけで精一杯だったのだ。
「あ、綾香さん、私もう」
「仕方ないわねぇ…一人でしてる時に気持ちよくなっちゃったんでしょ?」
「は、はい、ごめんなさい…我慢、できなくて…」
「いいわよ。このまましていても好恵イケないだろうから、思いっきりかけてあげなさい」
「なっ…」
綾香の言葉の最後の、理不尽な命令に坂下が表情を変える。
ずぶっ!
びゅぐるぅっ! どぴゅるる…
「あっ、うあ…あ」
坂下が抗議しようとした時には、葵は肉棒を引き抜いて白濁液のバルブを解放してしまっていた。大量の白い液体が勢い良く宙を飛び、驚愕している坂下の顔に直撃する。
びゅるっ、びゅる…びゅる
葵は放心しながらだらしなく前にペニスを突き出し、脈動と共に小さな体をひゅくひゅくと震わせていた。完全に理性を失った淫らな葵の顔も、少女としてありえない放出の前では、恥じらいに頬を赤らめているように見えないこともない。
「く、く…うっ」
黒い短髪から下腹部までの大量の白濁液。それが、二回の敗北を味わった者を示すレッテルだった。そのレッテリングを行ったのは、勝利をもぎ取った人間に他ならない。
坂下はがくんと頭を折りながらも、屈辱に身を甘んじるしかなかった。
怒りに満ちた叫びが響く。テーブルの上にある、カップに入った紅茶の水面が揺れ動いていた。実際には坂下の声が原因で揺れているわけではないようだが、まるで坂下の怒りが空気を震わせているようにすら見える。それほどの勢いで、坂下は怒っている。
「そう邪険にすることもないでしょ?」
綾香が坂下の性器をマッサージするかのように軽く撫でた。
「やっ、やめなさいっ…この変態っ」
坂下は嫌悪の声を上げるが、身体の方は全く動いていない。広いベッドの真ん中に大の字に寝かせられ、筋肉質の裸を晒している。長身なだけに、膨らみに乏しいボディラインが目立っていた。それに加えてまんべんなく日焼けしている事が男性的な体つきを強調していたが、胸と恥丘の膨らみは確実に女のものである。
「昔から、好恵は男嫌いだったわね…まだここは…」
「や、やめっ」
「うん。とっても綺麗よ」
綾香は鮮紅色の秘部に息がかかるほど顔を近づけ、坂下の無垢な性器を観察する。
「あ、綾香ッ、もうこんなこと、やめなさいよ…」
「大人しくされていた方が身のためだと思うけれど」
無骨さを感じさせない綾香のすらりとした指が坂下の秘部に入り込んで、ちょんちょんと軽くつつく。
「く…うっ、うっ、うううっ…」
坂下は強烈な打撃を受けた時のような顔をすると、ぶるっ、ぶるるっと身体を震わせる。
じわっ…
「あら…これは何かしら? 坂下好恵さん?」
綾香は染みだした液体を指ですくって、微笑みながら坂下の目の前で見せつける。きらきらと光った指先から、ねっとりした体液が糸を引きそうになっていた。
「さ、さっきの紅茶」
「何のことかしらね」
しらじらしく言って、綾香は濡れた蜜壷を指一本だけで濃厚に愛撫する。
「うっ…ふくっ…あああああっ…」
坂下が筋肉を引き締めようとするほど、性感は鋭敏になってますます淫靡な蜜があふれてしまう。粘膜の中は、坂下自身の体液でぬらぬらとした光を帯びつつあった。
「うん…これだけ濡れれば、十分ね」
綾香はそう言ってのけると、濡れた指先をぺろりと舐める。
「葵、上がってらっしゃい」
「はっ…はいっ…」
葵のうわずった声が、ベッドの下から響いてきた。
そこからは、しゅっしゅっと何かをこする音がひっきりなしに聞こえてくる。葵は、ベッドを背に絨毯の上に座り、自分の身体を慰めていたのだ。脚の付け根から生やされた、異形の太い肉棒を自らしごく事によって。
あちこちを好き勝手に向いた葵のショートカットと、口元からわずかにのぞいている舌の先は葵がこの上なく興奮していることを如実に示していた。身体の周りには、放り投げられた制服や下着が散乱している。
「はっ…、はぁっ…あ、綾香さん…」
「あらあら、葵ったらそんなに大きくしちゃって…」
「も、もう我慢できませんっ…!」
葵は欲情にたぎった目をぎらぎらと輝かせながら、綾香の身体に這うようにして近づいていった。
「それは良かったわ。葵、好恵の相手をしてあげなさい」
「っ!!」
「うっ…は、はい、わかりました」
葵は一瞬の躊躇を見せたが、すぐにうなずく。綾香は素早く坂下の前から身体をずらし、代わって葵がそこに動いた。そして、何の断りもなしに坂下の腰をつかんで引き上げた。
「い、いやよっ、葵っ! 目を覚ましなさい…葵っ!」
「も、もう…我慢できません」
股間から生えた肉棒が、ほどよく濡らされた蜜壷に密着する。十分にトレーニングを積まれた葵の腕は、坂下の身体を軽々と持ち上げていた。
「綾香っ…葵を止めて! この子に何飲ませたの!?」
「好恵に飲ませたのとおんなじような物よ…ちょっとだけ違うけどね」
「な、なんでこんな…きゃああっ!?」
じゅぶ。
坂下が普段の低い声とは打って変わった、かん高い悲鳴を上げる。
「あっ、あっ…はああっ…」
葵が感極まったような声を上げて、腰をぐいと押し込んでいく。犯しているのか犯されているのかわからないような表情を浮かべて、葵は巨大な肉棒を根元までずっぽりと突き刺していた。
「かっ…かはっ…あっ…」
坂下は短い息を吐き出しながら、わなわなと身体を震わせる。
じゅぶる、じゅぶっ!
「うあっ…あっ…あっ!」
「ひあぁ…ふぅっ…くふぅ…気持ちいい…です…」
理性を失った葵の抽送に、坂下は歯を食いしばって耐えようとしていたがすぐに陥落した。反撃のチャンスがある中で相手の打撃に耐えるならともかく、一方的な陵辱、連続したじくじくという痛みは坂下に屈辱しか与えない。
じゅる、じゅる
たっぷりとした潤滑液のおかげでだいぶ苦痛は減っているはずなのだが、坂下は初経験の苦痛にすっかり動揺して取り込まれてしまったようだった。
「あ…あ…きゃっ!?」
「ちょっと手伝ってあげるわよ」
綾香が一本だけ指を用いて参戦すると、坂下がまた黄色い声を上げる。
「い、いや、綾香、もう許して…」
「なんで? こうしていると気持ちいいでしょう?」
「いや…いやよ…」
「頑固ね」
じゅぶ、じゅぶ。
葵が力いっぱいの抽送を繰り返すすぐそばで、綾香は秘裂と肉棒によって作られたデルタに指を差し込む。そして鉤状に曲げた指で、丁寧に坂下を愛撫する。
「スキンシップの場を作ってあげるって言ったら、ついてきたのは好恵じゃない」
「こ、こんなやり方なんて、聞いてないわよっ…」
涙声になりながらも、坂下は反論した。
「葵のことが一番近くに感じられるでしょ? ねぇ葵、好恵を感じてる?」
「は、はい…好恵さんの中、あったかくてきつくて気持ちいいです…」
「ほらね」
「う…うう」
坂下は涙しながらも、再び綾香がねちねちと敏感な部分を触り始めると沈黙せざるを得なかった。痛がゆいような感覚に飲み込まれて、あられのない喘ぎ声を出してしまわないようにするだけで精一杯だったのだ。
「あ、綾香さん、私もう」
「仕方ないわねぇ…一人でしてる時に気持ちよくなっちゃったんでしょ?」
「は、はい、ごめんなさい…我慢、できなくて…」
「いいわよ。このまましていても好恵イケないだろうから、思いっきりかけてあげなさい」
「なっ…」
綾香の言葉の最後の、理不尽な命令に坂下が表情を変える。
ずぶっ!
びゅぐるぅっ! どぴゅるる…
「あっ、うあ…あ」
坂下が抗議しようとした時には、葵は肉棒を引き抜いて白濁液のバルブを解放してしまっていた。大量の白い液体が勢い良く宙を飛び、驚愕している坂下の顔に直撃する。
びゅるっ、びゅる…びゅる
葵は放心しながらだらしなく前にペニスを突き出し、脈動と共に小さな体をひゅくひゅくと震わせていた。完全に理性を失った淫らな葵の顔も、少女としてありえない放出の前では、恥じらいに頬を赤らめているように見えないこともない。
「く、く…うっ」
黒い短髪から下腹部までの大量の白濁液。それが、二回の敗北を味わった者を示すレッテルだった。そのレッテリングを行ったのは、勝利をもぎ取った人間に他ならない。
坂下はがくんと頭を折りながらも、屈辱に身を甘んじるしかなかった。
「せんぱい…」
葵は沈み掛けた夕日の方をぼんやり見つめながらつぶやいた。
うっすらと汗をかいている。だが、普段の葵の練習後ならば、全身が汗ぐっしょりになっているはずだ。それと比べれば、今の葵はほとんど運動していない事は明らかだった。
もっとも、全くやる気が感じられない葵の目を見れば、それだけで練習など出来るような状態ではないことはわかる。それでも無理矢理練習しようとして、結局うまくいかずにやめてしまったという所だろう。
「ふぅ…」
ため息をつきながら、体育座りの脚の間に顔をくっつける。閉じた目の後ろには、愛する人間の顔が浮かんで離れなかった。葵はそのまま、さらに深いため息を漏らす。
太股に当たる吐息のこもった熱気が、自分の物ではないように感じられた。まるで幻覚の中にいる浩之の吐息のように感じられてしまう。
「…せんぱい」
葵は顔をさらに強く脚へと押しつけた。そして、片手を自分のブルマの裾に向かって動かしていった。
そこから、指を侵入させる。わずかに進むだけで、葵の指は自らの秘裂を捉えていた。
「あはぁっ…」
葵が嬉しそうに声を出す。浩之の幻覚は未だ消えていなかったのだ。
ぴっちりと包まれた空間の中で指を動かし、何とか秘裂の間に割り込ませる。窮屈なだけに半ば強引な動かし方になってしまったが、身を小さくした状態での身体感覚と、狭苦しい場で動かされる指は妙にフィットしていた。
「うっ…」
全身がじわじわと締め付けられるような感覚の中で、葵は透明な液体を滲(にじ)ませてしまった。
「あ…あ…」
葵は必死でそれを止めようとしたが、身体自体は緊張しているのに秘部だけは弛緩して仕方がなかった。ブルマの表面にはじゅわ…とシミが広がっていく。それは見る見る間に大きくなっていってしまった。
ただ、葵は愛液のあふれは必死で止めようとしていたが、指の方が快感を求めて這い回る動きは止めようとしなかった。
自分でも敏感だと知っているピンク色の花芽を優しく、しかし集中的に擦る。普段葵が闘っている時のようなストレートさとは打って変わった、ねちっこいオナニーだった。
「はぁっ…はぁっ…」
伏せた葵の顔が次第に余裕を無くしてくる。速くも包皮は剥けてしまっており、花芽の核に直接刺激が与えられていた。今の葵が行為を中断させられたなら、ブルマの生地でツンと勃起した花芽が擦られる事になるかもしれない。
無論、そういうマゾヒスティックな快感をむさぼる程に葵は汚れていないが。
「せんぱい…せんぱいっ」
葵が悲痛な声で言いながら、顔をぐいぐいと自分の脚に押しつけて、滅茶苦茶な勢いで花芽を擦り立てた。
…ビク、ビク、ビク…
全身をぎゅぅっと縮めながら、葵は身体を震わせた。まるで罰を受けているようにすら見える。実際、葵はほんの少しの涙をにじませていた。
しかし、顔にはやはり絶頂の愉悦が見え隠れしていた。それは恐らく、浩之の事を夢想するあまりの事であろうが…
「あ…」
ひくひくという震えがだいぶ収まってから、葵が顔を上げて声を出した。
ざっ…
葵は慌てて立ち上がり、境内の裏に隠れる。
すると、草むらの方に足を踏み入れる音が聞こえてきた。やがて急ぎ気味にブルマを下ろす音がして、すぐ勢いの良い水音がし始める。
綾香さん…
このままじゃ私…かえって、藤田せんぱいに嫌われちゃうかもしれません…
葵は沈み掛けた夕日の方をぼんやり見つめながらつぶやいた。
うっすらと汗をかいている。だが、普段の葵の練習後ならば、全身が汗ぐっしょりになっているはずだ。それと比べれば、今の葵はほとんど運動していない事は明らかだった。
もっとも、全くやる気が感じられない葵の目を見れば、それだけで練習など出来るような状態ではないことはわかる。それでも無理矢理練習しようとして、結局うまくいかずにやめてしまったという所だろう。
「ふぅ…」
ため息をつきながら、体育座りの脚の間に顔をくっつける。閉じた目の後ろには、愛する人間の顔が浮かんで離れなかった。葵はそのまま、さらに深いため息を漏らす。
太股に当たる吐息のこもった熱気が、自分の物ではないように感じられた。まるで幻覚の中にいる浩之の吐息のように感じられてしまう。
「…せんぱい」
葵は顔をさらに強く脚へと押しつけた。そして、片手を自分のブルマの裾に向かって動かしていった。
そこから、指を侵入させる。わずかに進むだけで、葵の指は自らの秘裂を捉えていた。
「あはぁっ…」
葵が嬉しそうに声を出す。浩之の幻覚は未だ消えていなかったのだ。
ぴっちりと包まれた空間の中で指を動かし、何とか秘裂の間に割り込ませる。窮屈なだけに半ば強引な動かし方になってしまったが、身を小さくした状態での身体感覚と、狭苦しい場で動かされる指は妙にフィットしていた。
「うっ…」
全身がじわじわと締め付けられるような感覚の中で、葵は透明な液体を滲(にじ)ませてしまった。
「あ…あ…」
葵は必死でそれを止めようとしたが、身体自体は緊張しているのに秘部だけは弛緩して仕方がなかった。ブルマの表面にはじゅわ…とシミが広がっていく。それは見る見る間に大きくなっていってしまった。
ただ、葵は愛液のあふれは必死で止めようとしていたが、指の方が快感を求めて這い回る動きは止めようとしなかった。
自分でも敏感だと知っているピンク色の花芽を優しく、しかし集中的に擦る。普段葵が闘っている時のようなストレートさとは打って変わった、ねちっこいオナニーだった。
「はぁっ…はぁっ…」
伏せた葵の顔が次第に余裕を無くしてくる。速くも包皮は剥けてしまっており、花芽の核に直接刺激が与えられていた。今の葵が行為を中断させられたなら、ブルマの生地でツンと勃起した花芽が擦られる事になるかもしれない。
無論、そういうマゾヒスティックな快感をむさぼる程に葵は汚れていないが。
「せんぱい…せんぱいっ」
葵が悲痛な声で言いながら、顔をぐいぐいと自分の脚に押しつけて、滅茶苦茶な勢いで花芽を擦り立てた。
…ビク、ビク、ビク…
全身をぎゅぅっと縮めながら、葵は身体を震わせた。まるで罰を受けているようにすら見える。実際、葵はほんの少しの涙をにじませていた。
しかし、顔にはやはり絶頂の愉悦が見え隠れしていた。それは恐らく、浩之の事を夢想するあまりの事であろうが…
「あ…」
ひくひくという震えがだいぶ収まってから、葵が顔を上げて声を出した。
ざっ…
葵は慌てて立ち上がり、境内の裏に隠れる。
すると、草むらの方に足を踏み入れる音が聞こえてきた。やがて急ぎ気味にブルマを下ろす音がして、すぐ勢いの良い水音がし始める。
綾香さん…
このままじゃ私…かえって、藤田せんぱいに嫌われちゃうかもしれません…
「せんぱ…い…」
葵がかすれた声を上げる。その目の前には、いきり立つ肉棒が待ちかまえていた。
「おっきいです…今日も」
しかし、葵の言葉は少しも怯えや嫌悪を示しておらず、ほのかな嬉しさすら含まれているように思える。そして、葵の指がそっとペニスに絡んだ。
「葵ちゃん、気持ちいいぜ」
「嬉しいです、先輩…」
浩之のペニスを軽く触っているその指は、普通の少女に比べればやや強(こわ)いかもしれない。それでも、葵の行為が十分すぎるほどに献身的であるため、そこに中性的なものは微塵も感じられなかった。
「疲れてるのに、悪いよな」
「いいんです、先輩もいつも私のために練習につき合ってくださるんですし」
「そりゃ、葵ちゃんだから」
「だから先輩に気持ちよくなってもらいたいんです」
ペニスのあちこちを、愛しいものであるかのように葵は丁寧に撫でていく。さわり方はそれほど強いものではない。表面をかすめている程度の、ごく小さな刺激である。それでも、好奇心を持った子供のような仕草は十分に浩之の快感を引き出していった。
「もう…いいですか?」
「ああ」
「失礼しますね」
葵が腰をさらにかがめて、ひざまづくような姿勢を取る。
「ん…」
そのまま口を開いて、先端の部分からゆっくりとくわえこんでいった。葵は口をすぼめて、根元に向かって絞るようにしていく。一度根元まで到達してしまうと、今度は同じように締め付けを加えながら先端までしごき上げていく。
一往復したところで、葵は先端だけ口に含んだまま、顔を上げて浩之の表情をうかがった。
「いいぞ…葵ちゃん」
浩之は葵の頭に手を当てて、軽く撫でた。葵は目に小さな笑みを浮かべると、再び往復運動を始める。出来るだけ強い力で締め付けながら、緩慢な動きは崩さない。
そうしながら、葵は指による副次的な刺激も加えていった。先端まで唇を戻した時に幹の部分をつついたり、袋の部分をさすったりする弱い刺激ではあるが、ワンパターンではないために浩之を飽きさせない。
二十回ほどその往復を繰り返してから、葵はぬるっと唾液を滑らせながらペニスを解放した。
「はぁ…どうでした?先輩…」
「葵ちゃん、相変わらず上手いな…」
「久しぶりでしたから、少し不安でしたけど」
「ひさしぶりって言っても、一週間じゃねーか」
「でも、修学旅行に行っている間、ずっと寂しかったです」
「はは…俺もかな」
「ですから、今日はたっぷり…いいですか?」
「文句言うわけないって」
「はい…それで、このままと、私の中と、最初はどっちにしますか?」
「そうだな。葵ちゃんの口の中で、いいか?」
「もちろんです」
葵は即答すると、唾液に濡れたペニスに再び舌を這わせる。ペニスも葵のショートカットも春の陽光にきらきらと光っていたが、どちらも同じように淫靡な装いを見せていた。
「んぐっ…ん、ん、ん…」
さっきよりもリズミカルで激しい動かし方を始める。そのたびに、葵の髪は奔放に触れた。時折それがペニスに引っかかったり、叩いたりするのがまたアクシデンタルな刺激になる。
葵の髪の動きは練習の最中の様子にも似ていた。比較的早く葵が色々な性戯を飲み込んでしまったのも、こういった行為が運動神経に通ずるものがあるからかもしれない。
と言っても、それだけではフェラチオの前にねちっこくペニスを指で撫で回すような行為を説明する事は出来ないかもしれないが…
しかし、ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅっと大きな水音を立てながら頭を何度も何度も上下させている動きは、やはり普段の葵の姿を思い起こさせずにはいられない。
「葵ちゃん…もっと強く出来るか?そろそろ出そうだ」
ぐちゅぐちゅっ、ぐちゅっ!
葵は行為でそれに応えた。口元から唾液を飛ばすほどの勢いで、最後のスパートをかけていく。その目は真剣なものになっていた。その勢いに、ひとたまりもなく浩之は屈する。
「葵ちゃん…っ」
どくん!
最初の一撃が、葵の口中に放たれる。その瞬間葵は行為をストップし、深々とペニスをくわえこんだ。
どくっ、どく…どくん!
浩之のペニスが脈動し、新たな精液が放たれる度に葵はそれを舌先に乗せていった。たっぷりと出されたそれを口の中に溜めても、葵は嫌そうな顔一つする事ない。
「ふぅ…」
やがて脈動が収まり、浩之は葵の口の中からペニスを引き抜いた。
葵は口を小さく開けて、口の中の白濁した液を浩之に示す。そして、浩之の事を見つめたままこくこくとそれを一気に飲み下していった。
「ん…先輩の、いつもよりも量が多かったですね」
「まぁなぁ…」
「でも、おいしいから、先輩の大好きです」
葵は頬を染めて、言う。その真偽は定かではなかったが、浩之にそういう言葉を向ける想いは本物だ。
「じゃあ、今度は葵ちゃんの番だな」
「はい、シャワー浴びてきますから、待っていてくださいね」
「…いいんじゃないか、そのままでも」
「えっ…?でも、練習した汗がそのまま…」
「いいって。葵ちゃんが俺の飲んでくれてるのに、俺が葵ちゃんの汗を汚いなんて言うわけないだろ」
「で、でも」
「いいから…葵ちゃん」
「は、はいっ」
葵はやや緊張した声で答えた。
葵がかすれた声を上げる。その目の前には、いきり立つ肉棒が待ちかまえていた。
「おっきいです…今日も」
しかし、葵の言葉は少しも怯えや嫌悪を示しておらず、ほのかな嬉しさすら含まれているように思える。そして、葵の指がそっとペニスに絡んだ。
「葵ちゃん、気持ちいいぜ」
「嬉しいです、先輩…」
浩之のペニスを軽く触っているその指は、普通の少女に比べればやや強(こわ)いかもしれない。それでも、葵の行為が十分すぎるほどに献身的であるため、そこに中性的なものは微塵も感じられなかった。
「疲れてるのに、悪いよな」
「いいんです、先輩もいつも私のために練習につき合ってくださるんですし」
「そりゃ、葵ちゃんだから」
「だから先輩に気持ちよくなってもらいたいんです」
ペニスのあちこちを、愛しいものであるかのように葵は丁寧に撫でていく。さわり方はそれほど強いものではない。表面をかすめている程度の、ごく小さな刺激である。それでも、好奇心を持った子供のような仕草は十分に浩之の快感を引き出していった。
「もう…いいですか?」
「ああ」
「失礼しますね」
葵が腰をさらにかがめて、ひざまづくような姿勢を取る。
「ん…」
そのまま口を開いて、先端の部分からゆっくりとくわえこんでいった。葵は口をすぼめて、根元に向かって絞るようにしていく。一度根元まで到達してしまうと、今度は同じように締め付けを加えながら先端までしごき上げていく。
一往復したところで、葵は先端だけ口に含んだまま、顔を上げて浩之の表情をうかがった。
「いいぞ…葵ちゃん」
浩之は葵の頭に手を当てて、軽く撫でた。葵は目に小さな笑みを浮かべると、再び往復運動を始める。出来るだけ強い力で締め付けながら、緩慢な動きは崩さない。
そうしながら、葵は指による副次的な刺激も加えていった。先端まで唇を戻した時に幹の部分をつついたり、袋の部分をさすったりする弱い刺激ではあるが、ワンパターンではないために浩之を飽きさせない。
二十回ほどその往復を繰り返してから、葵はぬるっと唾液を滑らせながらペニスを解放した。
「はぁ…どうでした?先輩…」
「葵ちゃん、相変わらず上手いな…」
「久しぶりでしたから、少し不安でしたけど」
「ひさしぶりって言っても、一週間じゃねーか」
「でも、修学旅行に行っている間、ずっと寂しかったです」
「はは…俺もかな」
「ですから、今日はたっぷり…いいですか?」
「文句言うわけないって」
「はい…それで、このままと、私の中と、最初はどっちにしますか?」
「そうだな。葵ちゃんの口の中で、いいか?」
「もちろんです」
葵は即答すると、唾液に濡れたペニスに再び舌を這わせる。ペニスも葵のショートカットも春の陽光にきらきらと光っていたが、どちらも同じように淫靡な装いを見せていた。
「んぐっ…ん、ん、ん…」
さっきよりもリズミカルで激しい動かし方を始める。そのたびに、葵の髪は奔放に触れた。時折それがペニスに引っかかったり、叩いたりするのがまたアクシデンタルな刺激になる。
葵の髪の動きは練習の最中の様子にも似ていた。比較的早く葵が色々な性戯を飲み込んでしまったのも、こういった行為が運動神経に通ずるものがあるからかもしれない。
と言っても、それだけではフェラチオの前にねちっこくペニスを指で撫で回すような行為を説明する事は出来ないかもしれないが…
しかし、ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅっと大きな水音を立てながら頭を何度も何度も上下させている動きは、やはり普段の葵の姿を思い起こさせずにはいられない。
「葵ちゃん…もっと強く出来るか?そろそろ出そうだ」
ぐちゅぐちゅっ、ぐちゅっ!
葵は行為でそれに応えた。口元から唾液を飛ばすほどの勢いで、最後のスパートをかけていく。その目は真剣なものになっていた。その勢いに、ひとたまりもなく浩之は屈する。
「葵ちゃん…っ」
どくん!
最初の一撃が、葵の口中に放たれる。その瞬間葵は行為をストップし、深々とペニスをくわえこんだ。
どくっ、どく…どくん!
浩之のペニスが脈動し、新たな精液が放たれる度に葵はそれを舌先に乗せていった。たっぷりと出されたそれを口の中に溜めても、葵は嫌そうな顔一つする事ない。
「ふぅ…」
やがて脈動が収まり、浩之は葵の口の中からペニスを引き抜いた。
葵は口を小さく開けて、口の中の白濁した液を浩之に示す。そして、浩之の事を見つめたままこくこくとそれを一気に飲み下していった。
「ん…先輩の、いつもよりも量が多かったですね」
「まぁなぁ…」
「でも、おいしいから、先輩の大好きです」
葵は頬を染めて、言う。その真偽は定かではなかったが、浩之にそういう言葉を向ける想いは本物だ。
「じゃあ、今度は葵ちゃんの番だな」
「はい、シャワー浴びてきますから、待っていてくださいね」
「…いいんじゃないか、そのままでも」
「えっ…?でも、練習した汗がそのまま…」
「いいって。葵ちゃんが俺の飲んでくれてるのに、俺が葵ちゃんの汗を汚いなんて言うわけないだろ」
「で、でも」
「いいから…葵ちゃん」
「は、はいっ」
葵はやや緊張した声で答えた。