eramaker CSVファイル書式(暫定版)
このファイルの説明を見るだけではイメージが沸きづらいと思います。まずサンプルゲームをプレイし、その後でサンプルゲームのCSVファイルをながめながら見ていくとわかりやすいです。

基本情報

CSVファイルについて

eramaker.exeの直下に、CSVという名前のフォルダをおきます。
CSVファイルには、以下のようなものがあります。

GameBase.csvゲームの基本的データを登録します。
Palam.csv調教中パラメータ(快C、苦痛、反感など)を登録します。
Abl.csv能力(V感覚、奉仕精神、マゾっ気など)を登録します。
Talent.csv素質(臆病、自制心、回復早いなど)を登録します。
Mark.csv刻印(快楽刻印、恥辱刻印など)を登録します。
Exp.csv経験(V経験、自慰経験など)を登録します。
Train.csv調教コマンド(クンニ、フェラチオ、鞭など)を登録します。
Item.csvアイテム(バイブ、針など)を登録します。
Str.csvゲーム中で使う色々な文章を登録します。
CharaXX.csvキャラの初期データを登録します。Chara00.csvからChara99.csvまで可能です。

CSVファイルの書き方

すべてのCSVファイルにおいて、

  • 1列目の1文字目が半角の;(セミコロン)だった場合、その行は無視されます。また、空行も無視されます。

    ;体力と気力の設定
    基礎,0,2000
    基礎,1,1000

    ;能力の設定
    能力,0,2
  • 数値を入力するときは半角にしてください。

    121,ふたなり

    121,ふたなり
  • 文字列を""でくくると正常に動作しません。OpenOfficeなどでは初期設定でこれになっているようです。

    0,従順
    1,欲望
    2,技巧

    0,"従順"
    1,"欲望"
    2,"技巧"
    設定方法はお使いの表計算ソフトのヘルプを参照してください。
  • 各ファイルの書式

    GameBase.csvの書式

    1列目に命令を、2列目以降にデータを書きます。

    コード,(数値)
    ・ゲームコードを(数値)に設定します。これは、誤って別のゲームのセーブデータをロードしてしまうことを防ぐために使います。(数値)は適当な値でかまいません。
    バージョン,(数値)
    ・ゲームのバージョンを(数値)に設定します。画面上は、(数値)を1000で割ったものが表示されます(100なら0.10)。初期状態では、違うバージョンで保存されたセーブデータは読み込まないようになっています。
    タイトル,(文字列)
    ・ゲームのタイトルを(文字列)に設定します。起動時に表示されます。
    作者,(文字列)
    ・ゲームの作者を(文字列)に設定します。起動時に表示されます。
    製作年,(文字列)
    ・ゲームの製作年を(文字列)に設定します。起動時に表示されます。数値ではないので2005-2006などの表記も可能です。
    追加情報,(文字列)
    ・ゲームの追加情報を(文字列)に設定します。起動時に表示されます。
    最初からいるキャラ,(数値)
    ・ゲーム開始時に、主人公以外でいるキャラを設定します。era lightのように、最初から調教するキャラが決まっているゲームで使います。(数値)にはキャラ番号を指定します。たとえば1を指定すればChara01.csvを、12を指定すればChara12.csvを見に行きます。
    アイテムなし,(数値)
    ・(数値)を1にすると、バイブなどの調教時にアイテムが必要な調教でも、アイテムなしで調教できるようにします。アイテムの概念がないゲームを作るとき、1にしてください。
    バージョン違い認める,(数値)
    ・セーブデータのバージョンが(数値)以上の場合、バージョンが違っても読み込めるようにします。全体に影響を及ぼさないバージョンアップをした場合、これを設定してください。

    ;バージョン1.20より後のセーブデータは読み込む
    バージョン違い認める,1200

    Palam.csvの書式

    ・1列目にパラメータ番号を、2列目にパラメータ名を書きます。
    ・パラメータ番号の数値は0からはじめ、空き番号は作らないことを推奨します。
    ・パラメータ番号は最高で99です。

    Abl.csvの書式

    ・1列目に能力番号を、2列目に能力名を書きます。
    ・能力番号の数値は0からはじめ、空き番号は作らないことを推奨します。
    ・能力番号は最高で99です。

    Talent.csvの書式

    ・1列目に素質番号を、2列目に素質名を書きます。
    ・空き番号を作ってもかまいません。
    ・素質番号は最低で0、最高で99です。

    Mark.csvの書式

    ・1列目に刻印番号を、2列目に刻印名を書きます。
    ・刻印番号の数値は0からはじめ、空き番号は作らないことを推奨します。
    ・刻印番号は最高で99です。

    Exp.csvの書式

    ・1列目に経験番号を、2列目に経験名を書きます。
    ・空き番号を作ってもかまいません。
    ・経験番号は最低で0、最高で99です。

    Train.csvの書式

    ・1列目にコマンド番号を、2列目にコマンド名を書きます。
    ・空き番号を作ってもかまいません。
    ・コマンド番号は最低で0、最高で99です。

    Item.csvの書式

    ・1列目にアイテム番号を、2列目にアイテム名を、3列名にアイテムの価格を書きます。
    ・空き番号を作ってもかまいません。
    ・アイテム番号は最低で0、最高で99です。

    Str.csvの書式

    ・1列目に文字列番号を、2列目に文字列を書きます。
    ・いちおう文字列の長さに制限はありません。
    ・空き番号を作ってもかまいません。
    ・文字列番号は最低で0、最高で19999です。

    CharaXX.csvの書式

    番号,(数値)
    ・キャラ番号を(数値)に設定します。キャラ同士の相性、同一キャラのスペシャルバージョンなどを作るときに重要です。
    名前,(文字列)
    ・キャラの名前を(文字列)に設定します。いちおう文字列の長さに制限はありませんが、長すぎると表示が乱れることが考えられます。
    呼び名,(文字列)
    ・キャラの呼び名を(文字列)に設定します。あだ名のあるキャラなどに使いましょう。
    ・いちおう文字列の長さに制限はありませんが、長すぎると表示が乱れることが考えられます。
    基礎,(数値1),(数値2)
    ・キャラの基礎パラメータの(数値1)番目を(数値2)に設定します。
    ・サンプルゲームでは0番目が体力、1番目が気力、2番目が射精ゲージになっています。
    ・(数値1)は最低で0、最高で99です。

    ;体力が2000で気力が1000
    基礎,0,2000
    基礎,1,1000
    能力,(数値1),(数値2)
    ・キャラの初期能力の(数値1)番目を(数値2)に設定します。
    ・(数値1)にはAbl.csvで指定した能力番号を使ってください。
    ・(数値2)に特に制限はありませんが、サンプルゲームでは0から5までとしています。
    素質,(数値)
    ・キャラの素質に(数値)番目のものを加えます。
    ・(数値)にはTalent.csvで指定した素質番号を使ってください。
    経験,(数値1),(数値2)
    ・キャラの初期経験の(数値1)番目を(数値2)に設定します。
    ・(数値1)にはExp.csvで指定した経験番号を使ってください。
    相性,(数値1),(数値2)
    ・(数値1)番目のキャラに対する相性を(数値2)に設定します。
    ・(数値1)にはCharaXX.csvでそれぞれ指定したキャラ番号を使ってください。
    ・(数値2)は100が標準で、それより低いと相性が悪い、高いと相性がよいという意味になります。
    助手,(数値)
    ・(数値)を1にすると、初期状態から助手として扱われます。
    フラグ,(数値1),(数値2)
    ・(数値1)番目のキャラフラグを(数値2)に設定します。
    ・(数値1)は最低で0、最高で999です。
    ・キャラフラグはゲーム製作者のアイデア次第で自由に使えます。サンプルゲームでは、0番目のフラグが1であるキャラは「スペシャルキャラ」であるとしています。
    ・(※フラグという名前ですが、整数の値なら0と1以外でも大丈夫です)

    知っておくと便利なこと

    Str.csvでの***や+++について
    ・サンプルゲームera lightのStr.csvには、***や+++などが多く出てきます。ゲーム内ではそれぞれ「あかり」「浩之ちゃん」と変換されているはずです。
    ・これを完全に理解するにはera basicの知識が必要ですが、ひとまず***は調教しているキャラの名前、+++は主人公の呼び名、$$$は調教しているキャラの呼び名だと知っていればよいでしょう。
    ・サンプルゲームerakanonでは助手システムがあります。///は助手の名前、===はそのとき調教している人(主人公or助手)の呼び名に変換されます。

    更新履歴

  • 06/05/01 暫定版公開。